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過塩素酸と二酸化炭素

第6類危険物の過塩素酸についてお伺い致します。過塩素酸と反応しないものを選ぶ問題で、選択肢に二酸化炭素がありました。危険物安静協会の問題集では、過塩素酸と二酸化炭素は反応しない、という解答になっているのですが、とある市販の問題集には、結果的に、過塩素酸と二酸化炭素が反応する、という内容になっているのです。果たして、過塩素酸と二酸化炭素が接触した場合、反応するのか、あるいは反応しないのか、どちらでしょうか?

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回答No.1

過塩素酸は酸化剤ですが、二酸化炭素は炭素が最も高い酸化状態に有りこれ以上酸化することは困難です。ですので、過塩素酸で二酸化炭素が酸化されることはないでしょう。 その他の反応ですが、過塩素酸が塩では無くて酸の状態にあるとすると、二酸化炭素へのプロトン(H+)付加は可能です。そう言う意味では反応するとも言えますが、多分見かけ上の変化は肉眼では分からないでしょうね。激しい発熱や体積増加は無いと思います。 つまり、厳密に言えば過塩素酸と二酸化炭素は反応する(プロトン付加する)と言えますが、危険な反応では無いし、肉眼などで外見上分かる反応では無いので、問題の意図から判断すると「反応しない」が適切なのでは無いでしょうか?

tahhzan
質問者

お礼

そうですか。やはり、安全協会の本が正しかったわけですね。それで安心しました。ありがとうございました。大変、参考になりました。

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