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二酸化炭素を出さずに空気中で燃えるもの
小学校6年生の実験です。集気びんの中でろうそくを燃やし、消えた後でびんを振ると発生した二酸化炭素と反応して石灰水が白濁する、という実験があります。これは燃やすものに炭素が含まれているための反応ですが、逆に二酸化炭素を発生せずに空気中で燃えるものはあるでしょうか(ただし金属ナトリウムなど、危険性のあるものではなく)。教科書には補足として「鉄は燃やしても二酸化炭素を発生しない」とあるのですが、実際集気びんの中では燃え続けないのでいまいちピンとこないのでは?と思います。模擬実験で見せられるような物質がありましたら、教えてください。
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燃えるという現象を子どもたちが認識するには光と熱の発生が必要です。 たとえば鉄であれば、スチールウールを少しほぐした状態にしてビンにためた酸素に入れると、花火のように燃えます。また、非常に高温になり、スチールウールの一部が飛び散って鉄の小さな塊もできます。ただし、まれにビンに亀裂が入るので注意してください。 マグネシウムリボンは燃えると白い粉末状の物質になるので、二酸化炭素の確認に使う石灰水の白濁の邪魔になります。 実験の目的からも、スチールウールの実験をおすすめします。
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リン、硫黄どちらも良く燃えますが「毒」です。 マグネシウムリボンが一番良いですが、これだって強塩基が出来ますから毒にはちがいありません。
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ご回答、ありがとうございました。 できるだけ「燃える」という状態をはっきりさせたかったのと、マグネシウムの在庫がなかったことから空気中で燃やすことはあきらめ、酸素中でスチールウールを燃やし、石灰水が白濁しないことを確認させました。スチールウールが火花を散らして燃えたことと、それでも石灰水が白濁しないこととのインパクトが大きかったようで、児童の反応も良かったです。
- Hamida
- ベストアンサー率23% (267/1151)
酸化して炭酸ガスを出さないものは、水素が有名です。
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ご回答、ありがとうございました。 試行錯誤の結果、酸素中でスチールウールを燃やし、石灰水が白濁しないことを確認させました。スチールウールが火花を散らして燃えたことと、それでも石灰水が白濁しないこととのインパクトが大きかったようで、児童の反応も良かったです。
補足
ご回答、ありがとうございます。 水素を燃やす時は色々と注意が必要ですよね。普通模擬実験で見せるとしても試験管にためてから試験管の口に火を近づけると「ポン」という音を出して燃える、というタイプのものではないかと。 こちらの説明不足で申し訳なかったのですが、今回の場合、集気びん中で燃やして同様に行ったろうそくの時と比較したいので、集気びんに水素をいっぱいにためるのも、空気と混合させておくのも、どちらにしても危険ではないかと思われます。
- toyota_sera_1990
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マグネシウムリボンは実験でよく使われますね。よく燃えます。 ぼうぼう炎は出ませんが、スチールウールも燃えますよ。
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ご回答、ありがとうございました。 できるだけ「燃える」という状態をはっきりさせたかったのと、マグネシウムの在庫がなかったことから空気中で燃やすことはあきらめ、酸素中でスチールウールを燃やし、石灰水が白濁しないことを確認させました。 スチールウールが火花を散らして燃えたことと、それでも石灰水が白濁しないこととのインパクトが大きかったようで、児童の反応も良かったです。
お礼
ご回答、ありがとうございました。 結局空気中で燃やすことはあきらめ、酸素中でスチールウールを燃やし、石灰水が白濁しないことを確認させました。スチールウールが火花を散らして燃えたことと、それでも石灰水が白濁しないこととのインパクトが大きかったようで、児童の反応も良かったです。
補足
ご回答、ありがとうございます。 スチールウールを酸素中で燃やす実験は、さらに後に授業で取り扱う「酸素の中で物を燃やすとどうなるか」という単元で行います。 今回はまだ集気びんの中でろうそくを燃やすと二酸化炭素が増える、ということを理解させるための補助実験です。(この前の時間に気体検知管を使って実験を行い、数値上での理解は終わっています。) なので、あくまでも「空気中」での燃焼がポイントです。スチールウールだと、燃えることは燃えますが炎が上がるわけでなく、児童たちからすると「燃えてるの?」という感覚になりそうな気もします。