DNAの長さの計算(大学受験)
DNAの長さの計算(大学受験)
模試の問題なのですが、解答に式しか書いていないので、どうしてそうなるのかわかりません。よろしくお願いいたします。
問題文
大腸菌の染色体DNAには約4.0x10^6塩基対が含まれている。
1,DNAの塩基対間の距離が3.4x10^(-10)mであるとすると、大腸菌1個に含まれる染色体DNAの長さは何mmになるか。
2,大腸菌のタンパク質の平均分子量を4万, タンパク質中のアミノ酸の平均分子量を100とすると、大腸菌の染色体DNAには最大限何種類のタンパク質を合成できる遺伝子の容量があるか。
まず問題文の「DNAの塩基対間の距離」についですが、私は、DNAは二重らせん構造なので、塩基対間の距離とは、二本のDNAの一本ずつの塩基間の距離(横同士の距離)だと思ったのですが、あっていますか?でも、この問題はDNAの長さつまり、縦の距離を聞いているのだからこの考え方はおかしいのかと思って、問題のいう「DNAの塩基対間の距離」を一本のDNA鎖の隣同士の塩基間の距離と考えてみました。そして式は、(4.0x10^6) /(3.4x10^(-10)) としました。
また問2は、1つのタンパク質は400個のアミノ酸からなる。つまり400x3塩基。
「4.0x10^6塩基対」含まれるので、全体では、4.0x10^6塩基x2倍。
よって、(4.0x10^6)x2/400x3=6666としました。
が解答は、
1,塩基対bp。原核生物にはイントロンがない。
(3.4x10^(-10))<m/bp>x(4.0x10^6)<m/bp>=0.00136m
2,タンパク質1文市中の平均アミノ酸数は400個より、必要なbp数は400x3(bp)なので、(4.0x10^6)/(400x3)≒3333
となっていました。
1はまったく解答の意味がわかりません。2は私の考えた数の半分ですね。4.0x10^6というのは、“対“だから全体はその倍になるのでは?と思いましたが。
特に問1について、どうして解答のような式になるのか教えてください。Bpという言葉も初めて聞きました。よろしくお願いいたします。