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ゴーン氏の辣腕と私的犯罪との関連

かねてから同氏の並外れた高給には、違和感がありました。まるで明治初期のお雇い外国人のようだと思いました。今回発覚した、一挙に名声と富を失うような犯罪に手を染めていたことと日産の黒字化における業績との間に何か関係があるのでしょうか。ルノー時代にはしていなかったのは同氏も老化か、気が緩んだか日本をなめてかかったのか教えてください。また社長以下、同氏の行いについては誰も知らなかったことなのでしょうか。発覚の発端が同氏のやり方に反対する内部勢力による通報だとすると、これまでも彼に反対して消された多くの人がいたのではないかと思うのですが・・・。

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  • agu1980
  • ベストアンサー率36% (209/574)
回答No.5

以前にこんな回答をしたことがあります。 https://okwave.jp/qa/q6001785.html 2010年のお話しですね。 あれから8年、誰がこんな事態を想像してたでしょうか(笑) あのときも今も、「海外のカリスマ経営者はみんなそのくらいもらってる。おかしくはない。」などと言ってる方もいらっしゃいますが、それはその人のおかげで業績絶好調の会社の話し。よその会社の事情なんかどーでもいいんです。 コストカットのために来た社長さんが2万人クビにして社員とそのご家族を路頭に迷わせ、何社もの下請けさんの社長を自殺や破産に追いやった社長さんが、株主に内緒で何十億円ともらう、おかしいですよね? 百歩譲ってたくさんもらってもいいけど株主に内緒、がマズいですよ。 いいですか? 会社にとって一番大切なものは「お客さん」、次が「株主」、そして次が「社員」です。あの超高給は毎年株主総会で追及されていました。 社員や株主が「そんなにお金いらねー」って言うくらい給料・ボーナスや配当を配って、株主総会でも「さっすがゴーン社長!その調子でどんどん給料とっていいですよ」っていうならOKですが、実態は全然違ってたじゃないですか。しかも内緒でもっとたくさんもらっちゃってる。株主総会は社長の解任動議だってできたのに、今まで逃げ切ってきたのも「カリスマ化」という虚像でうまく立ち回ってきた結果、ですよ。 以前も回答しましたが、実際には自動車って開発に軽く10年以上はかかるもんです。フェアレディZもGT-Rもリーフもゴーンさんが来る前からとっくに開発は始まっていて、いいタイミングでゴーンさんが販売にこぎつけた、というのが実態です。 だってGT-Rみたいなハイパフォーマンス車はプロト→量産型のクルマにするのに1年以上、実車走行試験だけでもさらに1年、量産ラインを作るのもさらにもう1年(手作業も多いそうなので習熟も大変。)かかります。ゴーンさんの鶴の一声で1年足らずで発売、みたいな話しは絶対にありえません。 あの人の伝記にあるような話しは半分くらいウソ、カリスマ化するための作り話しですよ。 あの人の給料は例えて言えば「健康ドリンク」みたいなもんです。「値段がバカ高いから効いちゃう気がする」ってやつですね。つまり「給料何十億円のゴーンさんだからこそ、そんなすごいことが実現できるんだろうな」って思わせちゃうんですよ。GT-Rもなんとなくあの人の手柄になってましたもんね・・・・ 日産が有利子負債完済、V字回復が完了した時点でもうあの人はお役御免で良かったんですが、社員、役員の皆さん完全にナメられてましたね。 あの人が特別に優れてたんじゃなく、トップを外国人にすることで旧来の下請けとの関係性を断ち切りやすい、工場閉鎖しても恨まれにくい、子供が学校でいじめられる心配もない、リストラした社員に逆恨みされて家族が危険にさらされる心配もない、これが目的だったんですよ。 そのためには超高給のやり手の外国人トップが必要だったんです。サッカーの日本代表監督と同じですよね。 それで今回ようやくサッカーと同じように純日本人のトップに戻ったわけですよ。 強大な権力に逆らえなかったったのでついに司法取引きに名を借りたクーデターを起こし、ルノーとの合併を阻止、純日本人経営の日産に戻ろう、デカい不良債権(金食い虫)を処分してコストカットも完了、がオチじゃないんですかね。

kaitara1
質問者

お礼

すべてがカネのためというのは、ゴーンも例外ではなかったにしても、ちょっと悲しい感じがします。明治のお雇い外国人はその後の日本の発展に実質的な貢献をしてくれたのではと思いますが、ゴーン大将はいったい何をやってくれたのでしょうか。

その他の回答 (4)

回答No.4

一言で言えば経営者として評価能力が低く従業員の能力を判断できない人だと 思います。例えば彼はルノーと日産と両方のトップですが、車屋としての能力は圧倒的に日産が上でルノーは単に(株の利益+技術の提供をする)寄生虫と言って良いでしょう。   ゴーンがV字回復が自分の能力だけで従業員の有能さをルノーと同程度と判断した点が間違いです。その結果が「社員の千倍ほど自分の能力が高いと自認した」事が、彼の100億にせまる高給を何年も継続し続けた結果でしょう。彼の功績はせいぜい5年位と判断すべきです。その後はろくなことをやっていないかと思います。つまり彼の最大功績は最初の多くの社員の首切りと工場閉鎖により黒字転換した事ですが、それでも日産が再生出来たのは日産従業員が優秀だったからです。今のフランス政府が株を握って乗っ取りを計るの共産主義的介入と言って良いですが、当時の日本の国力から言えば、政府が介入して日産を救うだけの資金的余裕は充分あったはずです。   私はむしろ技術がしっかりしたまま日産を一度破産させて会社更生法で当時の日産上層部を刷新する方が良かったのではないかと思ってます。日産不幸だったのは当時の日本の政府、経営者があまりにも無能だったと思うのです。

kaitara1
質問者

お礼

ゴーン氏の法外な報酬は明治初期のお雇い外国人のようだと思っていましたが経済学的な意味でも幕末に似ていたのかなと思いました。フランスは幕府に肩入れして代理戦争で儲けようとしていたのではないでしょうか。

  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2125/7983)
回答No.3

 日産がゴーン氏との縁を切る覚悟を決めたのが原因ではないかと思いますね。ルノー、日産、三菱の三社連合に対する反発が日産側にあって、フランス政府と仲が悪いゴーン氏を追放する決意をしたのが発端だと思います。ルノーの子会社化されるのを恐れたのではないでしょうかね。経営権の問題かもしれません。  日産は脱税や社内金の流用ぐらいで警察に通報するような会社では無いでしょう。経営再建が軌道に乗ったので、必要無くなったゴーン氏を切る準備を進めていただけだと思います。恩を仇で返す会社なのでしょうね。  米国の中間選挙が終わり、トランプ政権が続投した後での事件だけに、国際的な政治劇の一端なのかもしれませんが、株価が下がり続けるのがわかったので、これ以上の業績修正は無理だと判断したのかもしれませんね。  ルノー株が暴落しているのを考えると、ルノーは日産との合弁に相当な力を注いでいたのは間違いないわけで、それが破綻したのが現在の状況でしょう。

kaitara1
質問者

お礼

私のような素人には難しすぎるところもたくさんあるお話でしたが、印象としては日産自身が持っている実力というものも相当あるのだなという感じがしました。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34518)
回答No.2

いやもうこんなの内部リークの情報提供者がいないと司法当局も動かないですよ。相手が大物すぎますもの。 本来は脱税疑惑ということになるでしょうが、日本に(書類上)住所を置いていないと思われるゴーン氏を脱税では検挙ができないので、今回のこのような形式になったのでしょう。 だいたいこういうときは証拠隠滅を防ぐために本社や本人の住居などに強制捜査が入るのが常識です。ところが今回の件はどこにも強制捜査が入っていない。当初から強制捜査もする必要がないほどの証拠が当局に提出されていた、ということですよ。 このゴーン氏追放劇の裏側は、近いうちに週刊誌などで明らかになることでしょう。

kaitara1
質問者

お礼

ご教示を伺い、よくある新興国の独裁者のたどる経過に似ているのかなという感じがしました。

  • koncha108
  • ベストアンサー率49% (1313/2666)
回答No.1

我々平民にはわからない金銭感覚があったんじゃないですかね。海外の大企業はCEOを外から招き入れるときに年俸で二桁億円を提示するのは珍しいことではありません。高額を提示しないと力にあるCEO候補は集まりません。一般社員に対して100倍か場合によっては1000倍もの価値が本当にあるのかわかりませんが、彼らにとっては当たり前なんでしょう。すると50億円貰っていても100億円くらいの貢献をしてると言う感覚は我々が日給1万円もらっても2万円分は働いたはずだと思う感覚と対して変わらないのかもしれません。そこに手引きしてくれる人が現れて直接手を汚さずに所得隠しや資金流用をやってくれると言ったら、大して悪気もなく乗っかるかもしれません。人間の欲はとめどもないです。

kaitara1
質問者

お礼

収入額で人間を計るのも問題ですが、とにかく普通ではないですね。

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