• ベストアンサー

太平洋戦争末期において

「宮城事件」は、なぜ起きたと思いますか? どのような意識が働いたと思いますか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (816/3045)
回答No.2

結局は天皇を奪取してクーデターを起こしたかったわけですから、陸軍が一番大事で且つ自分の存在価値を陸軍のエリートであるという一点にのみ持ってる頭でっかちの将校がいたということでしょう。 敗戦で陸軍の存在価値が急落すると自分の存在価値もわからなくなるような人です。今でも会社にしか居場所がなく会社が全ての人はいるでしょう。

mondaysaikensa
質問者

お礼

国民や戦争犠牲者などおかまいなし、自分の立ち位置の確保のことしか考えない。 海軍あたりに、陸軍中央は戦わずして敗けたとか言われることが我慢ならなかったんですかね。 くだらないエリート意識、そんなところですかね。回答ありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34516)
回答No.3

「コンコルドの誤謬」という言葉があります。超音速旅客機コンコルドは航空機史に名前を残す人気旅客機ではありましたが、採算という点では大赤字に終わった期待です。 その開発には膨大な費用が掛かり、途中で「こんなにかかると、もう採算はとれない」ということは分かっていたのですが、乗り掛かった舟でここでやめると何もかもが無駄になると思ったらなかなか決断ができず、結果としてはむしろ赤字を膨らませる結果となりました。 このように「もうここまできたら失敗だな」というのが分かりつつも「こんなに投資しておいて、今さら引っ込みがつかない」となって決断ができなくなることをコンコルドの誤謬というようになりました。 時系列では太平洋戦争のほうが古いですが、太平洋戦争の終結もコンコルドの誤謬でありました。それまでに軍民合わせて何百万人もの人が死に、国土も破壊されてしまいました。「ここまでやって負けましたでは、勝つと信じて国のために死んだ人たちに何と説明していいのか分からない」というような心理状態ではあったと思います。戦争継続派は「ここでアメリカに一撃与えて、こちら側の犠牲に見合う犠牲をアメリカに与えてから終戦したい」と思っていたのです。 日本軍の首脳陣や政治家たち、それに加えてアメリカ軍が最も恐れていたのは、これだけ狂信的に戦争継続を望む軍人たちが停戦命令に従わず、反乱を起こしても戦闘を継続することでした。 しかし全く不思議なことに、宮城事件まで起こして終戦に抵抗した軍人たちも、天皇の勅命が下ると全くそれに抵抗することなく、従順に武装解除に応じたのです。 私は宮城事件は、一度決まったことをなかなか覆すことができない日本人のメンタリティと陽明学の知行合一の融合によって生まれた事件だと思っていますけどね。 大塩平八郎の乱や三島事件にあるように、知行合一は日本人の琴線に触れるものがあるんですよね。

mondaysaikensa
質問者

お礼

明らかに負けているのに、断じて敗けを認めようとしない上層部、回答ありがとうございます。

回答No.1

宮城事件は「日本の降伏を阻止しようと企図した将校達が起こした」とされています。 なので「なぜ起きたか」の答えは「日本が降伏しようとしているのを我慢できない将校達がいて、その将校達がある程度の行動力を持っていたから」になります。 「どのような意識が働いたと思いますか」の答えは、宮城事件を起こした本人達に聞かないと判りませんが、たぶん「宮城(皇居)を占拠すれば行けるんじゃないか」と言う意識が働いたのではないでしょうか。

mondaysaikensa
質問者

お礼

日本の降伏をなぜがまんできないのでしょう。 回答ありがとうございます。