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縦の系列弁証法、横の連関弁証法
この語は、姜 尚輝著「ヘーゲル大論理学精解」、上巻、P58(ミネルヴァ書房1994)に出てきます。“一般にヘーゲルの弁証法は、縦の系列弁証法であり、横の連関弁証法ではないといわれるが、、、”。 止揚の際のモメントのとり方に関係しているらしいのですが、弁証法をよく知らない私にとっては、話が錯綜していてつかみかねております。またその記述から、ほかにも関連文献がありそうですが、簡単な検索では出てきません。そこでお教え願いたいのが、1)縦と横の違いのキーポイントと、2)関連文献、です。よろしくお願いいたします。
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- syu0012
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回答No.1
お礼
「止揚」とそれを駆動する「モーメント(契機)」という語そのものが、矛盾・否定を縦に積み重ねるヘーゲルの弁証論理に固有なものなのですね。ご回答に接し、少し調べてみましたが、相関関係の弁証法、参与の弁証法など、肯定を積み重ねるいろいろな弁証法もあるのですね。 彼の論理学に囚われ過ぎていたことに気づかされました。ほんとうに有難うございました。