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トランス変圧器について質問です。
トランス変圧器について質問です。 トランスの一次、二次側、一次側にNArが付いているもの。 トランスの一次、二次側、一次側にNArの他にNXとNRが付いているもの。 トランスの一次側に一次側、二次側以外に何も付いていないもの。 この付く付かないの差って何で決まるのですか?
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誰も回答しませんので、昔の記憶を頼りに記載してみます。 多少発・変電所等に係ったので、想像等で記載してみます、参考になれば・。 〇勝手に想定しました!! ・弱電用変圧器でなく、発変電所・受電設備の強電用変圧器としました。 ・一次二次は電圧で無く、発電所変電所で異なる等も聞くので拘りません。 ・NAr:中性点避雷器、 NX:中性点リアクトル、 NR:中性点抵抗。 ・基本 Y-Y 結線 とし、発電所のみ Y-△ としました。 〇基本事項 中性点は次のような働きがあります。 ・通常は大地と同電位ですが、事故時は各素子により機能発揮します。 ・母線から雷サージが三相侵入すると、中性点で3倍の電位上昇の可能性も。 〇まず地絡事故時対応 ・抵抗にて接地すると、地絡電流供給点となり、接続される送電線系統の 地絡箇所により流れる地絡電流の位相が異なり、各継電器が検知し、該当 の遮断機を動作させ事故点を除外する。(抵抗接地方式と呼ばれます) (広範囲送電網では地絡点検出用に絶対必要と言われます。) ・リアクトルにて接地すると、 1.消弧リアクトル接地方式と呼ばれる場合。 送電線系統が比較的小さく電圧も低い(77kV、66kV等)場合 送電線の対地間は静電容量であり、地絡事故電流は進み電流であるた め、リアクトルで打消し、地絡事故電流をゼロとするもので、停電 箇所がない状態で、地絡事故電流は自然消滅して復旧させます。 2.送電系統は容量性で、近年のケーブル多様化で著しく地絡電流が増加 するため、抵抗接地系統でも容量化するため、リアクタンスで打消し 抵抗接地系として有効化させています。(事故電流進み電流成分減) 〇避雷器により接地すると雷サージ対策です。 前述のとおり、送電線の三線にサージが侵入するとそのまま変圧器の三相に 侵入し、中性点電位上昇が三倍となり破損も想定され、ここに避雷器を設置 し変圧器中性点のサージ保護する。 〇上記を組み合わせて、必要により各素子(R、L、Ar)が設置されます。 ・・・以上ですが、質問に合っていますか? 参考となれば幸いです!!。
お礼
ありがとうございました 助かります