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日独伊三国軍事同盟の締結日について
日独伊三国軍事同盟は1940年9月27日締結されました。 https://ja.wikipedia.org/wiki/1940%E5%B9%B4#9%E6%9C%88 しかし、ネット上にはウィキペディアを含め 1940年9月20日説が多くあります。 https://search.auone.jp/?q=%22%E6%97%A5%E7%8B%AC%E4%BC%8A%E4%B8%89%E5%9B%BD%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E5%90%8C%E7%9B%9F%22+%229%E6%9C%8820%E6%97%A5%22&client=kddi-auone&sr=0101&ie=UTF-8 これだけあればきっと何かの理由があるのだと思いますが、 的を得た説明が見つかりません。 自分では、1940年9月19日日本の御前会議で天皇の承認が得られた翌日ですので、 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%8B%AC%E4%BC%8A%E4%B8%89%E5%9B%BD%E5%90%8C%E7%9B%9F#%E5%90%8C%E7%9B%9F%E7%B7%A0%E7%B5%90 何か実質的なやりとりがあったのではないかと類推しています。 外交では文書の交換(調印)と効力の発生が異なることはよくあります。 実は、1940年9月21日は、「東京五輪」開催予定日で、 https://ja.wikipedia.org/wiki/1940%E5%B9%B4%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF#%E5%AE%9F%E6%96%BD%E4%BA%88%E5%AE%9A%E7%AB%B6%E6%8A%80 1940年9月20日は麻生太郎の誕生日です。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E7%94%9F%E5%A4%AA%E9%83%8E ここらも何かの関係を感じます。 いずれにしても歴史的に重要な事案です。 わかりやすい説明をよろしくお願いします。
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- staratras
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日独伊三国同盟条約の締結(調印)は1940年9月27日午後1時15分(ベルリン夏季時間)日本時間では同日午後8時15分で間違いありません。ベルリンの総統官邸で調印が行われたことが外務省などの文書に明記されていますし、当時の新聞報道でも明らかです。またこの条約は「同時刻ヲ以テ施行セラルルコト」となっています。その1時間後の午後2時15分(同)日本時間では午後9時15分に、ベルリン・東京・ローマで同時に発表されています。 外務省のサイトに、この三国同盟条約の交渉の経緯をまとめたものがありますが、これをみても9月20日には大きな動きはありませんので、9月20日というのは何かの勘違いでしょう。「交渉経過」の9月20日の条には「本日迄本件交渉ハ厳秘ヲ保タレタルモ、本日ヨり弗弗外聞ノ気付クトコロトナル」とありました。 https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/shiryo/archives/st-12.html
- whaihansei
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歴史は通り一辺ではなく、裏も考慮しましょう。 疑うことです。 この頃の日独の状況を考えてみましょう。 まずドイツ。 西欧は征服した。 英の反攻は当面なし(大西洋憲章が41年8月)。 来年5月のソ連総攻撃を極秘に進めたい。 そのための偽装は何でもやる。 そこで米国を仮想的とする(ソ連を対象としない) 三国軍事同盟に賛同した。 (事実、ドイツはこの後、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア等を 三国同盟に参加させ、ソ連攻撃を着々と進めた。 軍の東方移動は英空軍の空襲を避けるため、などと。) 日本は仏印に進駐したい。 これは将来の日米戦を不可避とする。 このため三国軍事同盟、否、ソ連を加えた四国同盟としたい。 そこで松岡は急ぎ同盟を結んだ。 仏印進駐9月23日の4日後である。 四国同盟にヒトラーは乗らなかった。明白であるが、松岡は知らない。 が、翌41年4月、日ソ中立条約を締結。保険である。 松岡、スターリンが「心の平安」を欲したからである。 歴史書は9月27日です。 仏印進駐以前の説は、後、正当化したい何れかがリークした説に乗った ものではないでしょうか。 ことは41年独ソ戦です。 これが日米に極めて重要な影響を齎しました。 40年9月の三国軍事同盟は、嵐の前の静けさにしか過ぎません。 大事では、ないで、ありましょう。 いかがでしょうか。