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なぜ人間は会話が出来るようになったのですか?

異国間の犬同士のコミュニケーションについて調べていく中で、 何故人間は会話が出来るようになったのかについて、 新たに疑問が生まれました。 犬に関して言えば、 本能に近いジェスチャーのみで感情が伝わり、 それは本能であるが故、国ごとにはほぼ際がなく、 異国間の犬同士でもコミュニケーションは可能と言うことでした。 しかし、本能に近いジェスチャーで感情が伝わるのであれば、 原始的な人類においても同様であり、 それ以上の必要性がなければ言語まで発達しないと感じました。 私の疑問は、その必要性とはなんだったのか? という点になります。

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  • eroero4649
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回答No.5

猿人と呼ばれるアウストラロピテクスはどうも頭蓋骨の化石の形状から推測するに言語はなかっただろうといわれています。舌や咽頭の形が言語が話せるようになっていないそうです。 猿人と原人の中間にあたるホモ・ハビリスの頭蓋骨からは、脳に言語野があったことが推測されているので、ホモ・ハビリスは言語もしくはそれに近いコミュニケーション能力を持っていたのではないかと推測されています。 では「なぜ人類は言語を持つ唯一の動物となったのか」なのですが、これはまったくまだ分かっていません。「他の仲間とコミュニケーションをとる必要があったから」ならば、他の猿だって仲間同士でコミュニケーションはとりますし、狼だって集団社会です。 実はヒトは、言語を手に入れたことと引き換えに「食べ物を喉に詰まらせるリスク」も手に入れました。呼吸器への誤飲はときに窒息して死亡に至ることもあるので言語を手に入れるためにかなりリスクも受け入れたということになります。 なぜそうまでして言語というものを手に入れたかったのか。その理由は現在のところ議論の真っ最中であり、結論どころか有力な説さえもまだ存在しない状態です。

7772
質問者

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  • skp026
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回答No.6

動物は言葉を持っていないとされていますが、 言葉の基礎となるものは確実に持っています。 ヒトの身近に居るイヌやネコやウマなどは、 ヒトと感情を交わすことができますから、 同族同士なら、交わす内容は多彩になりやすいようです。 つまり哺乳類には、言葉のもととなる情報伝達の基礎があり、 ヒトはそれを独自拡張させたと言えるのではないでしょうか。 ※ 現在の研究では、ヒトはアフリカの平原で長く過ごしていたと されています。速度は遅いですが、マラソンみたいな数時間連続で 走れるのはヒトだけです。その能力は平原が由来とされています。 そのような環境での生活は、情報のやりとりを多くしないと、 獲物や安全を得ることが難しかったでしょうから、 ・個体の能力は高くないから行動は複数人で行う ・班分けをして班同士の連携も行ったはず ・移動はしても拠点を作りそこに戻ったはず このようなことが考えられますから、言葉があるほうが 有利になり、より言葉を発展させたものが勝利したはすです。 われながら都合が良い気はしますが、、、 ※ あと、ヒト以外の動物が独自の言語を持っていたとしても、 それをヒトが理解することは困難でしょうし、 私の知る範囲ではそのような調査や研究はされていません。 しかしゾウについて興味深い報告がありました。 それは昔にゾウが死んだ場所で、ゾウの群れが佇むことです。 ゾウはその食事量のため、移動し続ける必要がありますが、 それは、食事や休憩の行動ではなく、「お墓参り」に見えるそうです。 何世代も経てもその行動は続いているようなので、 ゾウが独自言語を持っていたとしても、私は驚かないです。 ただし、象牙目当てのゾウ虐殺が横行してますから、 言語や文化の継承はうまくいってない可能性が高いです。 (ゾウ言語について研究されてる様子はないです) 参考にならなかったらごめんなさい。

7772
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  • gegepon
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回答No.4

それは犬と比較して言うなら、より高度な脳機能を持っているからです。

  • hue2011
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回答No.3

これは「狩をする」必要性から発しました。 時期的にはネアンデルタール人あたりからのことです。 もともと狩なんては、ライオンでもしていることです。誰かが獲物を追いかけ、相手が逃げていくだろうところに別のライオンが複数待機していて、一気に躍りかかって倒し、肉は群れ全員で分け合うということになります。これは気持ちを合わせればできないことではない。DNAがもともと教えているやり方でもあります。 ただ、これは、自分よりやや大きめ程度の草食獣の群れを襲い、ばらばらになった個別のやつを追い積めて餌食にするのですから、うまくチームプレイができればできないことではない。 ところがネアンデルタール人はとんでもないことを始めた。 自分よりも10倍以上でかい獲物を捕らえようとしたのです。 いくら屈強の男といったって、触ることすらできないものを獲物として攻撃するためには群れでやる必要があります。とはいえライオンとヌーみたいな関係じゃない。相手は原始サイだとかマンモスです。 万が一見つけたときにはグループ全員に「獲物あり」を示さなければいけない。そこでおかしな吠え方をして伝えることができます。 相手が弱っているのか元気なのか、つっこんでもいいのか引いたほうが無事なのかは、目の前で見ているとわかりますが、後ろで控えている連中にはわかりません。 また、緊急の事態がおきて「あぶない、逃げろ」という通知もしないといけない。 そうなると、まあ英語でいうと「Ouch」と叫ぶ価値はあるでしょうね。そして「Look out!」と言う叫びも有効ですが、このふたつは区別できないといけない。自分が殺されるのか、気をつけろといっているのか、区別がつかないと他のメンバーは自分が何をしていいかわからないのです。「Beast lies there」も言って貰わないとわからない。 そこでそういう通達声は発音様式も異なることになり、それを聞き分ける耳が必要となったのです。 まさにこれが言語発生の必要性です。 そしていったんそういう区別した信号を使えるようになったら、「あちらに獲物がきた」とか「大きすぎて危ない」とか「雲が怪しいから中断しよう」というような伝達に移行するのは割合かんたんな話なんです。 また、捕った獲物を自分らの巣に持って帰った時、待っていた女子供年寄りたちに反発がないように分配しないといけません。そのときに「やつのとこは子供3にんだからこれだけやろう」というような相談がないと喧嘩になります。 ネアンデルタール人はそれでも人をワナにかけようとかそういう発想はなかった。 それと同時期に発生して別の文化を作っていたホモ・サピエンスは、もともとそういう先端の狩技術はあまりなくて、魚をとったり兎やリスなんかをつかまえて食べてましたからあまり相互に会話をする必要はなかった。 しかし、世の中は氷河期ですからだんだん食べるものもすくなくなりどうしても何等かのことをしなければいけなくなった。そのとき、すでに大規模狩猟をしている連中の、猟の跡とかそういうものを見たんですね。そして、ああこういうものは食べるという発想ができるんだ、と気が付いた。 道具とかも落ちていますから、小学生が見様見真似でやってみるようなことをしているうちに、ネアンデルタール人ほど体格も豊かでなかったけど、似たようなことができるようになったんですね。当然歴史はくりかえしますから、「小心」だとかを言って言葉にできるようになったのです。 この人種は、自分の体格が貧しいから、人をだます、こっそり取りあげる、とかそういう技術が発達したんです。盗むとかもしますので、ここで「嘘」「だまし」というものができ、そういうものが言語文化になったんです。 嘘を覚え、人を陥れることを知ったホモ・サピエンスが、自分より文明の進んでいるネアンデルタール人を駆逐するのは容易であり自然なことです。 これが「言語」なんです。

7772
質問者

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noname#232424
noname#232424
回答No.2

親戚筋の大型類人猿から類推すれば,ヒトも最初は数十種類の「鳴き声」しか使い分けていなかったろうと思います。ぼくらがいまでも,幼児の甲高いキイキイ声に「イラッ」とくるのは,危険を知らせるサルの鳴き声に似ているからという説明を読んだことがあります。 そのうち,より複雑な発声ができ,より複雑な内容を伝達できるほうが,生存に有利だったのでしょう。「ムコウ,シマウマ,イル」と仲間に告げてみんなで(ヒトは社会性のある動物です)でかけていき,「オレタチ,オイカケル,オマエタチ,サキデマテ」と示し合わせるほうが,効率がいい。ぼくらの子でも,ミルクをほしがって泣く段階から,「おなかへった」と説明できるように発達し,やがて「オフクロ,コンビニに行くから金くれ。」と言い出す。 ヒトは,しばらくネアンデルタール人(旧人)とクロマニュン人(ぼくらに続く新人)が併存していたようですが,ぼくらが生き残りました。その分け目は,一説に,新人のほうが情報伝達能力が高かったかららしい。

  • qwe2010
  • ベストアンサー率19% (2193/11072)
回答No.1

共同作業をする必要が出てきたからでしょう。

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