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世界の言語の成り立ちについて・・・。
人類の起源は、NHKスペシャル等でアフリカ大陸である事はわかりました。そして大陸へ散らばって行った。で、一つの起源から分かれた人類の祖先が行き着いた先でまた、新たな地を目指す。疑問は言語です。 当初、言葉・文字に代わるコミュニケーションが存在したのだろうと思われますが、言葉の発生の仕組みです。何故、国が違うと言語が違う・・・様になったのか、住む環境?最初の一言の違い?。起源が一つならその後、どこに住もうが、言葉の進化も同じなのではと・・。知能の発達が違う?。温帯地方は先駆け?んん~始めの言葉。そんなに、世界で違っていたのか。簡単にズバット・・知識ある方、お願い致します。
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言語の起源について、簡単にズバッと。。。は、とても難しいと思いますが・・・ No1 さんのご説明にとても感動しました(^^) 仮に人類の起源がひとつだとしても、言語の発達は確かに、その人類が散らばった先でのことであったでしょうから。 世界の言語の中には、歴史的に(主に地理的原因のためか?)同系統で、構造が似ているものもあれば、そうでないものも。大きくは「語族」というものに分けられています。日本語は、この中の「ウラル・アルタイ語族」に入りますが、その中でもすごく似ているとされているのが朝鮮(韓国)語です。(いや、もうひとつ、中央アジアの方の言語でもっと似ているとされるのがあったかもしれませんが、忘れてしまいました(^^;)) つまり、言語にも親類関係みたいなのがあり、その中でも、すごく近い(似ている)関係にあったり、それほどでもなかったり、があるということです。(日本語の中の各地の方言さえ、別の言語として数えようという研究者もいるとか。アイヌ語、琉球方言については別の言語として考えている方も多いようです。) 民族がたどり着いた先の土地の風土に、言語が影響されて発達したというのは正しいのではないか。例えばロシア語など寒い地方の言語には、(寒さのために)あまり口を開けなくても発音できる音が多いとされていますし、逆に南方の言語には明るい音が多い、など。 人の移動によって言語が他の言語と混ざり合うだとか、影響を受けて変化して行く、などというのはよくあることです。 「国」というのは、言語や宗教によってひとつ、あるいは複数の民族が作った政治的なまとまりで、当然言語よりは後に来る人為的なものだと私は理解しているのですが。 これだけの時間と、人の移動を経てきて、今のように様々な言語が存在すること、私には至極自然に思われます。外国語学習には苦労しますけれどね(^^;) あまりお答えになってないかもしれず恐縮ですが。
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- liar_adan
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言語の進化については、インド・ヨーロッパ語族について 詳しい研究がなされています。 それによると、ヨーロッパの英語・フランス語・ドイツ語・ギリシア語・ロシア語から、 インドのヒンディー語・アッサム語・イランのペルシア語に至るまで、 もとは同じところから出たとされています。 生物の系統樹のように、 長い年月が経つと、同じ言語でも別々に分化するのです。 たとえば、地中海周辺にあるイタリア語・フランス語・スペイン語などは、 ローマ帝国の標準語であったラテン語から分かれました。 ローマ帝国が衰退してからのことなので、 紀元後あたりのこととなります。 たかだか二千年程度で、同じ言語が別のものに変わってしまうのです。 言語学では、他の言語も系統樹的に分類できるのではないかと考えられていますが、 インド・ヨーロッパ語族よりも文字資料などに乏しいため、 あまり研究は進んでいません。 たとえば日本語(琉球語を含む)は、 他の言語との類縁関係はまだわかっていません。 証拠はありませんが、インド・ヨーロッパ語も、 日本語も、中国語も、もとはどこかでつながっていたのだと思います。
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詳しく、明快に、ありがとうございました。 なにか、遺伝子の変異のように枝分かれしていったのですね。遠く太古とまではいかずとも、人類の摩訶不思議さを感じます。アジアの言語が、今ひとつ謎に包まれている事に、民族の深き、遠き、遥かな古を思わせます。ありがとうございました。
- neue_reich
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あまり自信はありませんが、人類の歴史と言語の歴史の長さについて考えてみれば良いような気がします。 というのも、言語の歴史はせいぜい数千年ですよね。 でも、人類はそれどころではない昔から存在した。 言葉をもたないうちに安住の地を求めて世界に散らばって行ったが、 そのうちに自然発生的に、各地で言語が生まれた。 と考えると、日本語と英語のようにまったく異なるような 言語が生まれても不思議ではないように思います。
お礼
ありがとうございます。 なるほど、と思いました。発生(人類)から相当な時間を要した(言葉が生まれるまで)。そしていよいよ始めの言葉が生まれた。んん~人種の違いで、思考回路も違う?から。文字の起源はある程度解明が進んでいると思いますが、話言葉は残せないから、憶測の域を出ない。でしょうか?。
お礼
ありがとうございます。 義務教育の授業に取り入れたい程に、理解出来ました。今も、知られざる言葉がまだ地球のどこかの奥地に存在しそうですね。もっと、より多くの世界で日本語を学ぼうとする人が増えたら嬉しいですね。日本語学科って減っていくばかりのようで・・・。 言葉自体が文化であるはずなのに、英語。これからは、北京語でしょうか?。国力に比例しているのかも、などと少し寂しい思いです。