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荒神様って荒い神様ってことですか?
荒神様って荒い神様ってことですか? 手荒ななのに神様なのはなぜですか? 神さま界のトラブルメーカーってことですよね? なぜ信仰するの? 祟りの呪いの神さま?みんな他人を呪うために荒神さまを拝むの?
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別に、荒神様は神様界であらぶっているわけではありません。 荒神様は、竈の神様です。 扱いが悪く、いったん火事になると全てを焼き尽くしてしまう、人間にとって荒々しくも恐ろしき「竈」。その竈を担当する神様(竈の象徴)を、人間がその荒々しさに注目して「荒神」様と呼んだだけ、なんじゃないでしょうか。 当然、竈の象徴・竈の神様を「恐れ敬うこと」で、竈や火の取り扱いが慎重になり、それが火事を出さないことにつながり、それが荒神様信仰の御利益になるわけです。 ちなみに > 祟りの呪いの神さま?みんな他人を呪うために荒神さまを拝むの? 祟りの神様と言ったら「怨霊」でしょう、崇徳院や菅原道真のような。 日本人は、祟る力が強い悪霊ほど、礼式に則り正しく祀れば、その怨念は鎮まり、逆に人間に幸をもたらしてくれる(その力も強い)と信じてきました。 で、例えば菅原道真の場合は学問の神様(天神様)にまつりあげ、怨念を鎮めてもらい、逆に人々に幸を授けてもらおうと各地で彼を祀っています。 分かり易く言うと、祟りを消滅させるためにお祀りします。人を呪うためではありません。「人を呪わば穴二つ」と言いますから、その覚悟なしには呪いません。 例えば道真の祟りは、雷になって、藤原氏のいる所どこにでも落ちます(例外は桑原の地?)。被害者は国民全員。 なので、国民全員で道真公を天神様として祀り、怒りを鎮めていただこう。そして学問成就の御利益を頂こうというのが「天満宮」信仰です。
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日本の神は,多分に「荒ぶる神」の性格をもっています。天変地異や雷雨がおおかったからじゃないかと思います。 荒神の語源は,それ以上にはわからないようですが,民間信仰では「台所の神」とされていました。台所の柱などにお札を貼ってまつります。台所を汚くしたり,食器などを粗雑にあつかうと,「荒神様の罰があたる」。古典落語では,このフレーズは,女中を叱るときなどによくでてきます。
- maiko0333
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激しく祟たたりやすい性格を持つところから、荒神と呼ばれました。 http://tobifudo.jp/newmon/shinbutu/kojin.html
お礼
みんなありがとうございます