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「し」と「いち」

漢字の「市」は「し」と「いち」の読み方がありますが、同じ漢字を当てるのはなぜでしょうか。英語だとシティとマーケットですよね。

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  • hue2011
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回答No.4

もともとイチしかなかったんです。 市場のイチですから意味的にも漢字としてもあっています。 ところが明治以後、新たな日本語を作らなけらばいけなくなった。それで工夫惨憺したんです。 ひとつの行政区画で、村とか町はありました。それより上の、当時のロンドンとかパリに匹敵する規模の広さと人口をもつものが旧江戸でした。 これは最初のうち、東京の京の字の真ん中に横線が入った字であらわしトウケイといってましたが、町でも村でもない。 本格的に明治22年に名前を付けなければならないという事態が発生しました。 西周なんかはCityというのだは知っていたけどこれをどういう日本文字であらわわすか考えたんです。で、ふと、にぎやかな都会だからいつもどっかで市がたっているじゃないか。その字を使えないか、と考えたんです。まさかイチと読んだら混乱しますから、音読みでシとし、明治22年に東京市つまりトウキョウシが日本市場初めて市という単位のものとして発生したのです。こじつけの結果です。

その他の回答 (3)

  • marukajiri
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回答No.3

「市」の音読みは「シ」で、訓読みは「いち」です。音読みは昔の中国の発音をもとにした読みで、聞いただけでは意味がわからないものが多いのですが、訓読みは漢字の意味を表す日本語の読みで、聞いただけでも意味がわかるものが多いのです。 日本語の漢字は中国から来ており、それに日本での独自の読み方をするようになったものなので、一つの漢字が何通りにも読まれたりすることがあるのです。「市」の読み方は、その指すものや状況、話す人の意図するものによって変わるはずです。「市」は人が多く集まっている場所ですので、市町村制の漢字として使われてもおかしくはありません。ちなみに市町村制というのは、1888年(明治21年)4月に市制及町村制が交付され,翌 1889年4月より施行されたものです。

  • msMike
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回答No.2

市(いち)については、次の記事が参考になろうかと。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%82%E5%A0%B4 の中の[語源]の項。 市(し)については、 http://ja.wikipedia.org/w/undefined この中で印象的だった記事は「近世までの日本では、商工業者が住む人口密集地を町、農民が住む集落を村として区分し、市という行政単位はなかった」。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.1

 市は、人が多く集まるとこだからで、とき(朝市など)、日(五日市など)一持的だったり、商品が決まっている(魚市など)のが「いち」。  それが恒常的になって、都市条例などで決まったものが「し」だとおもいます。ですから同じ漢字を当てるのでしょう。  西欧でも Neuenmarkt 「新しいマーケット」という市(下記)があるのは同様の関係があったことを示していると思います。 https://www.viamichelin.com/web/Routes/Route-Germany-to-Neuenmarkt-95339-Bayern-Germany

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