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人間に備わった機能とは?自閉症作家の本を読んで。

自閉症の作家。東田直樹さんの「跳びは思考」を読みました。 普通の人ならば気にも留めないような出来事や物事から 自閉症の方独特の感受性のこだわりから物事に集中してしまうようです。 しいて言えば、絵画や音楽など知識が全くない状態であれば単調に 絵や音楽を楽しむだけだけれども、感性が鋭い人であったり 知識を得ることにより視点を手に入れた人にとっては より深く対象物にフォーカスできる。 このフォーカス、物事へののめりこみ具合を制御できない。 様子から現在では障害ととらえらえるが、 「跳びはねる思考」の書評で作家の佐々木俊尚さんが 1960年代~1970年代の人類学者カルロス・カスネダが メキシコの先住民族の呪術師から学んだ、 近代合理主義的でない別のもののとらえ方・見方 「お前ら西洋人は何かを見るときにじっと目で見て観察しすぎだ じっと見るんじゃなくて横目でちらっと見たときに本当の真実がみえてくる 目から重荷を取り除くために耳をつかわにゃいかん。わしらは生まれたときから 物事を判断するのに目をつかってきた。わしらが他人や自分に話すのも主として 見えるものについてだ。戦士はそれを知っとるから世界を聞くのさ 世界の音をきいているのだ」 呪術師や先住民族たちと2か月間修行すると鳥のさえずりや木の葉を走り抜ける風の音、虫の鳴き声が区別できるようになり、風の速さを3種類聞き分けられるようになり4種類の鳥がそこにいるのがわかるようになったそうです。 この修行した後の感受性と東田さんのもののとらえ方 ”言葉のコミュニケーションだけでなく、山も木も建物も鳥も全てのものが 僕にはなしかけてくる” が同じものではないか? と佐々木俊尚さんは仰っていました。 また、近代の時間感覚たとえば暦という共通の理解があれば 人が亡くなったときでも〇年〇月に亡くなったというが 原始人や暦の感覚がない状態であれば「花が咲気乱れていた時期」 「稲の刈り入れの時期」などと表現した そのような近代の合理的と思われる考え方がない場合に 生活をしていくうえで必要だったツールや感覚が 現代の価値観では病気、必要のない特性として排除された 自閉症の東田さんの持つような感覚ではないかと思うと。 必要のないものではないと思いました。 自閉症ではないので自分の想像でしかないのですが、 自分は統合失調症でいろいろなものが話しかけてくるという感覚を 味わったことがあります。 これは東田さんのおっしゃっている感覚に近いのかなぁと?なんとなく感じています。 統合失調症でも芸術家の草間彌生のような方だと 東田さんのような感覚をもっていてアートという表現に活用されているのではないかと思います。 自分の統合失調症という病気も太古の昔、オオカミなどの外敵から身を守るため、 早期警戒のために獲得した能力であるといわれていたりもします。 自分の持病にも意味があったということはなんとなく 劣性遺伝子で排除されるべき存在と考えるよりはマシです。 一見、病気や障害とみなされるものでも何かしら理由があり進化?変異して 発生したものであるというようなことはたくさんあるのでしょうか? そういった失われた感覚や病気に関する知見についての書籍やサイト、 有名な研究者や研究テーマの名称など情報をしりたいです。 よろしくお願いします。 またこのテーマでの皆さんの考えや感想もお聞きしたいです。 よろしくお願いします。

みんなの回答

noname#231602
noname#231602
回答No.1

おそらくそういった書籍やサイトは無いでしょう。 統合失調症という病気も太古の昔、オオカミなどの外敵から身を守るため、 早期警戒のために獲得した能力であるといわれていたりもします。 そんな事は聞いた事がありません。

tasukete2018
質問者

お礼

回答有り難うございます。 進化というと正確ではないかもしれませんが、 脳の進化発達の段階で発生した副作用と書いてある サイトはいくつか発見しました。 統合失調症 進化 でぐぐったら 天才と分裂病の進化論 単行本 – 2002/7/1 デイヴィッド ホロビン (著), David Horrobin (原著), 金沢 泰子 (翻訳) https://www.amazon.co.jp/dp/4105419013 という本がひっとしましたが情報があまりないですね。 精神関係の学術誌やネイチャーなどの科学雑誌の記事で そのような内容を読んだ記憶があったのですが、 シャーマン的な使われ方をしていたという記述は発見しましたが 自分が読んだ記事は発見できませんでした。

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