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「人財」という言葉を最初に使ったのは?

「人財」という言葉を最初に使ったのはどの会社ですか

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  • staratras
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回答No.2

「人財」という言葉を「人材」に近い意味で最初に使った会社(個人)がどこかは判明しませんが、少なくとも昭和60年代には使用されていたことがわかります。 というのは、図書の「書名検索」で調べたところ、『ドキュメント 新企業人 人財時代に躍り出る異才たち』(日経産業新聞編)という書籍が、昭和61年(1986年)6月に日本経済新聞社から発行されていることがわかったからです。 興味深いことにこの書名の副題の「人財」という文字の右横には●●という黒丸が付けられています。当時誰でも知っている言葉とまではいかなかったため、「人材」ではないということをあえて強調する必要があったとも考えられます。 この書籍は、前年の10月から日本経済新聞や日経産業新聞に連載された特集記事「現場報告 新企業人」を書籍化したものですが、書籍の中で特に「人財」という言葉については論じられていません。また元の新聞記事のタイトル(見出しや副題)には「人財」という言葉は登場していないようです。(縮刷版にざっと目を通しただけなので見落としがあればご容赦ください) ところで「人財」という言葉そのものは、実は大昔からあり「人の財産」という意味で使われています。大きな漢和辞典には2000年以上昔の中国の古典の用例が載せられていました。 また「人材」という言葉は、「人柄としての才能」という意味では奈良時代の、「才知のすぐれた人物」「役に立つ人物」という意味では室町時代の用例がそれぞれ日本国語大辞典に載っていました。 こうしたことを考えあわせますと、「人材」に近い意味で「人財」という言葉を使い始めた企業や個人を特定することは簡単ではないように思えます。日本人の漢字の使い方には融通無碍のところがありますので、昔、例えば江戸時代に「人財」と書いた人がいないとも限らないと思うからです。

回答No.1

英語で最初に使われたのは存じ上げませんが、日本語で「人財」という言葉は(誤変換は別として)その意味で登場したのは、90年代後半に日本ユニシスが作った資料が最初と言われています。 語源たる英語では「人材=Human resource」「人財=Human capital」と明確に分かれていますので、同じ「ザイ」という漢字を割り当てたのは、秀逸だなと感心したものです。

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