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マイクロメーター、デジタルノギスの校正許容範囲
- マイクロメーターとデジタルノギスの社内校正について、3mmゲージブロックを使用して校正した場合の許容範囲について教えてください。
- 校正時に収まるべき範囲の上限と下限を教えてください。
- マイクロメーターやデジタルノギスの校正において、何mm~何mmの範囲までが許容範囲とされていますか?
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校正許容範囲を器差とする会社もあるでしょう ふくがいる会社ではマイクロメータは±0.004と決めています ノギスは±0.04だったような。 校正しても許容範囲に入らなければ破棄する規則になっていて。 会社の担当者が決めていたようです ゼロ点と15.5ミリで校正しているようで ふくは許容範囲を器差でなくて 購入したときについてくる検査成績書の数値としています その数値から外れたら他の機械に渡してます 一応 校正時の室温は23度と決められています 室温がある程度高くてもそれほど校正結果に影響しないと思っています (ブロックゲージとマイクロメータの熱膨張係数がほぼ同じの場合)
測定室の環境 特に温度もお忘れなく。
マイクロ、ノギスの値調整? ゼロ点合わせは出来るが他は無理・・・ 用語について wiki を参考にすると ■計量法に基づく計量器の“校正” 「その計量器の表示する、、量と、、標準となる、、量との差を測定することをいう」とされており、その差を最小とするための調整は含んでいない。 ■“較正”、キャリブレーション 用例によりバラツキあるが、差を調整する目盛合せを含むことが多い。 なので回答(1)JIS規格の誤差があってOKです。 測定ポイントを何点要するかは規格に無いが、ゼロ点は当然として、あと1点は必須。レンジ中央や最大とするが常識的で3にする根拠を問われるかも。 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=232868&event=QE0004 校正専門業者の成績書 http://tresa.co.jp/11/pdf/s1_d1_f3.pdf ノギスもマイクロもゼロ点以外の途中、3のところで+0.002となっても都度に目盛りは動かせない、つまり較正は出来ない。 使い方として3のブロックゲージを掴んでゼロにし、測定値は3を加算するなら、その近辺の測定では+0.002がキャンセルされて精度が上がるはず。 しかしあくまで“はず”なんです。 どれほど精度が上がったかを証明するのは非常に面倒なためマイクロメータの規格通りの精度で測ったとするのが普通。
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ご回答有難うございます。 私みたいな質問に答えて頂き、 とても嬉しいです本当に有難うございます。
ミツトヨ ゲージブロック 3mm 1級 の寸法許容差 ±0.2μm が 保証され、器差がないなら、 デジタルノギスで、誤差0.00mm マイクロメーターでも、 誤差0.000mm 器差を許容するかどうかは御社の考え方になると思います。 最近では、サブミクロンのデジタルマイクロメータもあるようで、 どっちを信じるのか迷ってしまいそう。 補足:JISZ9090-1991 測定-校正方式通則 によれば、 1. 点検及び修正を行う校正方式 2. 点検だけを行う校正方式 3. 修正だけを行う校正方式 4. 無校正の校正方式 点検も修正も行わず定期的に廃棄
お礼
ご回答有難うございます。 すごく助かりました感謝します。 有難うございます。
回答(3)さんが添付なさった資料に、校正と検査について、次のように用語の 説明がありました。 ◆校正:標準器を用いて測定器が表す値と測定器が示すべき真の値との関係を 求めることをいいます。 ◆検査:校正した結果に基づいて検査規格などの判定基準と比較して合格、不 合格の判定(合否判定)をすることをいいます。 この説明に基づけば、社内で校正を行い、その結果に基づいて合否の判定を 行う一連のプロセスを「社内検査」と呼ぶことが良さそうです。 ところで、お問い合わせの合否判定基準として、製品仕様に記載されている 「器差」を参考にすることが適切と思います。社内校正の不確かさが、 製品仕様の器差よりも十分に小さい場合は、この基準で運用できると思いま す。社内校正の不確かさが製品仕様の器差と同程度の場合は、判定基準を 少々甘くする必要も生じる可能性があります。 どこまで、甘くしてよいかの限界は、ISO 9001の考え方として、その計測器を 使って管理する製品にどの程度の精度が要求されるかに依存します。 3mmゲージブロックを使って校正を行うとのことですが、その計測器を使っ て管理する製品の寸法はどの程度でしょうか? 3mm内外の寸法を測る用途 に限定していいのであれば、3mm一点の校正結果で判定することで問題あり ませんが、0-150mmの測定範囲の一般的なノギスを、3mm一点の校正結果で 合否判定することは、大変危険なことと思います。御社が、ISO 9001を 運用なさっていて、監査に置いて計測器の校正・検査について詳しく問い 合わせがあれば、3mm一点の校正では問題点を指摘される可能性が大きいと 思います。 一般的に、ノギスのような「長さ計」の検査では、 ・スライド部分の動作、表示等一般機能に問題が無いことを確認した上、 ・ゼロ点がゼロを表示するかの確認(場合によってゼロ点調整) ・フルスケール近傍の寸法における校正 ・フルスケールの1/3~1/2の寸法における校正 上記のような内容を総合して、合否判定すると思います。
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ご回答有難うございます。 私みたいな質問に、詳しくお答え頂き感謝します。 本当に有難うございます。
ミツトヨのサイト↓に「不確かさ」という表現があった。一体なんだろうか? と思ってJIS検索してピックアップしてみましたが意外に重要なことのようす。 JISB0642『製品の幾何特性仕様(GPS)-測定器の一般的な概念及び要求事項』 この規格中「不確かさ」という文字が23個も出てきているので相当に重要な概念 であるらしい。ザックリ調べて見ても直ぐには理解できなかった。。。 ・・・制定年月日 2010/09/21 とあるので近年制定されたものだろう・・・ どうも,測定器を語るにこの「不確かさ」を知らねばならないように思えます。
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ご回答有難うございます。 本当に、有難うございます感謝します。
校正したなら 00 ただそれが本物の基準器に照らし合わせて 違うというのは 別の話
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ご回答有難うございます。 感謝します。
JIS規格で規定されています。 なお、昔々は1級と2級の区分があったのですが、製品品質の向上により 2級は改定時に廃止されたとのことです。 規格は技術の森でもおなじみのJIS検索WEBサイトで閲覧できます。 (※閲覧のみ,印刷は不可) http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html ・ノギス JIS B 7507 目盛の最小表示 0.05-0.1 器差±0.05mm 〃 0.01-0.02 器差±0.02mm ・マイクロメータ JIS B 7502 器差±2μm 最大測定長さによって器差は異なりますので、詳細はJISをご自身で ご確認してみてください。 ※ネタ元 ミツトヨWEBサイト よくあるご質問(FQA) http://faq.mitutoyo.co.jp/faq_detail.html?id=59&category=&page=1 確かに「校正」ならば 00 ですね。 回答(6)さん 校正と較正...うーん、小生こんがらがっていました
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お礼のメール遅れまして申し訳ございません。 質問の回答有難うございます。 アドバイス参考にさせていただきます。
お礼
ご回答有難うございます。 感謝します。