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ネジゲージ・栓ゲージの校正方法は?
- 板金工場でのネジゲージ・栓ゲージの社内校正方法を教えてください。
- ノギスなどで外部校正したブロックゲージを使用して管理する方法はありますか?
- ネジゲージ・栓ゲージの校正について、良い方法を知りたいです。
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私もISO9001の認定の際、どうしようかと悩みました。 最終的に以下の内容にしました。 1.プラグ・リングネジゲージ:社外校正 プラグネジゲージは3針などで校正も可能ですが、時間がかかり過ぎる。 リングネジゲージは社内校正は不可能。 現場用は目安工具として校正外とし、検査用のみ3年間隔での校正と しました。 ISO等が関係なければ、ユーザーから相手の品物を借りて管理するのも 可能ではないかと思いますが・・・ 2.栓ゲージ 要求精度が±0.01程度の物は社内校正とし、それ以上の要求精度の物は 社外校正としました。 高精度の物は真円度等も絡んできますので、社内校正はメリットが無いと 判断しました。 現実には目安工具として校正外の扱いにしています。 以上、簡単ですが参考になれば幸いです。 弊社の場合は金属の切削加工をNC・MCで行っています。 この為、NC・MCが正常に動作し、刃物等にトラブルが無ければ、正常な製品が生産される。という考え方に基づいています。 流れとしては、「段取り」「段取り品検査」「量産」「出荷検査」となります。 「段取り品検査」「出荷検査」は校正済みの測定機器で検査を行い、製品の合否を判定します。 「段取り品検査」で合格の場合、量産へ移行し、目安工具でNC・MC・刃物等の異常の有無を確認します。 つまり、入り口(段取り品検査)・出口(出荷検査)で製品を"検査"し、工程内ではその精度が維持されているか(工程飛び・刃物の欠け等による不良発生の有無)を"確認"することで製品を保証する形態をとっているわけです。 従い、不良発生の有無が"確認"出来るレベルの測定機器を使用すれば良いので今回お尋ねのネジゲージの場合、弊社ではネジが切れているかどうか確認できる程度の物であれば良いと考えています。(極端なことを言えば、工程飛びが発生した際、ネジが切れていない事が判別できればOK) 栓ゲージも上記同様の考え方で、マイクロメータで精度を確認する程度にとどめています。 目安工具ですので、ISO上では特に点検とかは必要ありませんが、そうもいかないので、弊社ではノギス等は機能上問題が無いかどうかを確認することにしています。ネジゲージ・栓ゲージは上記理由により、常識の範囲内で管理している程度です。 何かで点検したいのであれば、客先から相手物を借用して点検するとか、JISマーク付きのネジ・ナットで点検する等の方法もとれるかと思います。 (客先がそれで納得すればの話ですが・・・ 弊社も説得に苦労しました。) 検査用として一式揃えるのは結構大変でしたが、現場で使用している種類・本数が膨大になる為、現場用と検査用を分けることで校正回数・本数を減らし、費用的には節約できると考えています。 まとまりの無い文章で判り難いかもしれませんが、ご容赦下さい。
お礼
ありがとうございます。現場用ネジゲージは、目安工具という考え方のコンセプトをしっかり考えてみたいと思います。少し気が楽になりました。しかし、目安工具は目安工具として点検法とかは必要と思うんですが・・・どうされてますか??