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ダイカスト型の寿命はどれくらい?その延ばし方とは
- ダイカスト型の寿命について気になっている初心者です。聞いたところでは、ダイカスト型は短くて5万ショット、修理しても15万ショットで型がダメになるとか。でもプラ型より安いということも聞きます。そこで、硬度の向上やメンテナンスの頻度などで寿命を延ばす方法はないのでしょうか?
- ダイカスト型の寿命が気になります。どうやら5万ショット、修理しても15万ショットで型がダメになるそうです。でもプラ型よりは安いということも聞きます。私は初心者なので、チッカや熱処理で硬度を上げれば寿命を延ばせるのではないかと考えています。また、定期的なメンテナンスや冷却方法の改善も寿命を延ばすポイントかと思います。詳しい方のご意見をお聞きしたいです。
- 初心者が質問です。ダイカスト型の寿命が気になります。聞いたところでは5万ショット、修理しても15万ショットで型がダメになるとか。ただ、プラ型よりも安いというメリットもあるようです。私はまだ知識が浅いので、ダイカスト型の寿命を延ばすための方法があるのか気になります。硬度の向上やメンテナンス、冷却方法の見直しなど、寿命を延ばすポイントを教えてください。
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専門家ではありません。 樹脂はよく使用していましたし、型成形の見学や溶接等の見学もよくしました。 さて、 > チッカ?熱処理?をして硬度など上げればもっと多くのショット数に耐えれるのではないか? に関しては、その傾向はあるかもしれません。(物理的接触に対する耐摩耗性の向上) 金属でもそうですが、樹脂もガスを発生させます。 そのガスが腐食や劣化を促進させる場合もあります。 また、温度上昇や下降の変化による劣化の促進もあります。 (化学的作用による劣化促進、温度上昇や変化も化学的作用を促進する) > 何回かに1回、メンテナンス(具体的なことはわかりません)をすれば、少々時間はかかるが、 > もっと多くのショット数に耐えれるのではないか? 物理的接触をしない方がよい場合もあるので一概にいえない。 定期的に材料に合うコーティングみたいなものをする? 材料が限定されるかもしれませんがね。 > 冷却方法が悪いので、型に与えるダメージが大きいのではないか? (化学的作用による劣化促進、温度上昇や変化も化学的作用を促進する)に含まれるでしょう。 特に冷却水の配管内部に発生するエロージョン・コロージョン的な内容が発生するのでしょうね。
WEBで検索してみると結構文献がヒットします。一例を貼っておきますので ご参照下さい。 http://sokeizai.or.jp/japanese/publish/200706/200802nagasawa.pdf http://sokeizai.or.jp/japanese/publish/200706/200802hihara.pdf http://www.sanyo-steel.co.jp/technology/pdf/07-8.pdf http://www.iri.pref.shizuoka.jp/issue_index/upfiles/H20_jirei_s_02_zairyou.pdf 専門書も出版されているようですので、一冊お手許に備えては如何でしょうか。 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%83%88%E7%94%A8%E9%87%91%E5%9E%8B%E3%81%AE%E5%AF%BF%E5%91%BD%E5%AF%BE%E7%AD%96-%E6%97%A5%E5%8E%9F-%E6%94%BF%E5%BD%A6/dp/4526050733
>メインがプラ型でダイカスト型も製造する型屋さん 同レベルか以下の者ですが、、、 ダイカスト型の?溶損? http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=29635&event=QE0004 溶けた金属を相手にするから単純な耐摩耗性と違う点があるということです。しかし窒化、コーティングは対策にはなる。 酷いのはゲート部分。これには部分的に非金属のセラミックを使うのが更なる改善手段とされてます。 SKD61はプラ型でも多用するから御存知だろうけど、(アルミ)ダイカスト型ではそれを630℃とかで使うが、それは2次硬化焼戻と殆ど同じ温度。 しかもヒートショック的な繰返をするから、そもそも持つはずがない。 なので本当は耐熱性あるSKH51などハイスを使うべきだが、材料費と加工費がハネあがるから、我慢して使っている。。。こんなストーリだと思う。 >ただ思ったことを書いただけです 質問はまぁそれでも良いが、回答は思いつきだけの正邪ゴッチャ混ぜではマズイ。 >ガスが腐食や劣化を促進させる場合もあります 樹脂金型の場合は樹脂の熱分解により、塩ビ(塩素)、テフロン(弗素)、難燃グレード(臭素、リン)、PPS、ゴム(硫黄)が元になった腐蝕性酸性ガスを発生し型寿命を縮めることがある。その他、有機酸が生じ僅かに腐蝕することも。 これはダイカスト型の場合有り得ない。もし存在したなら金型よりも素材溶融金属が遥かにヤラレやすい。 >エロージョン・コロージョンとは? 配管を通る高圧過熱水や水蒸気の問題。樹脂成形で水分は大敵だが、製品品質の問題。ダイカスト型で水漏れして溶融金属と触れると爆発する! http://www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/428768.pdf 冷却系としては有得てもキャビ内は無関係。 >エロージョン・コロージョン(腐食磨耗)とは? 合ってるみたいであっても、この資料では溶融という言葉が出てきてない。 溶融金属の問題はハンダ絡みで起きる。 http://www.jwri.osaka-u.ac.jp/~spc3/0309SUS-EROSION.PDF これは金属の組合せによっては殆ど時間を要せず観察出来る。