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有効ショット数とは?質問者が信頼性を確認する方法とは?
- プレス部品等の見積もり依頼をする際に、有効ショット数を明記することがありますが、標準規格は存在するのでしょうか。
- 金型投資計画を立てる新米バイヤーは、仕入先からの見積もりのショット数の信頼性を確認する方法を探しています。
- 有効ショット数とは何を指すのか、信頼性を確認する方法について詳しく教えてください。
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当方プレス屋としてですが、有効ショット数とは客先の図面公差を保証できる耐久性を考慮して決めます。ただ型に入っているバネや消耗するであろうパンチなどはたやすく交換・メンテできるものなので有効ショット数で考慮はしていません。お客様によってはメンテ代をどう考慮するのかを聞かれる場合もあります。そのメンテ代を製品単価にオンするのか、別途定期メンテ費用として計上するのかは打ち合わせで決めます。結局有効ショット数として決め手になるのは、大本のダイセットがガタガタになるまで摩耗や変形をおこし使い物にならなくなる、手前あたりを想定して決めます。ただこれに関しては長年の実績からおおよそここまでは問題無いだろうという経験値なので、基準についてはしっかりと決められていません。ここらへんについては、同じプレス屋でも考え方が相当違うと思います。当社の場合は、お客様の生産計画に合わせてそれに見合った耐久性を考慮して金型を製作しています。
有効ショット数が必要ということは、金型を他社から購入して自社にて生産をされる計画に対する投資計画を作成しておられるのでしょうか? 有効ショット数は、結局のところ金型の出来次第によるもので、通常メンテナンスで半永久的に抜けてしまう金型もあれば、2-3ショットで駄目になるどうしようもない金型もあり、有効ショット数はその会社が保障する品質の維持期間と考えればよろしいのではないですか?もし、それ以上にショットを行なうのであれば、「2式必要なのか?」「金型のオーバーホールが必要なのか?」とそちらの費用のお見積もりを取られたらいかがですか?特に投資計画をする場合にはその危険度も含めた計画を作成しておくことが必要かと思います。 また、ショット数の妥当性を比較するのであれば、複数見積もりを行なうのも良いかと思います。会社によって材料の得意・不得意もあるのでそれを見極めることも必要かと思いますよ。 有効ショット数に疑問があるのであれば、製品の仕様にどこか寿命を短くするような部分があるのかもしれませんね。そこを明確すれば納得いくのではないのでしょうか?
基本的には「有効ショット数」に関しての保証、信頼性はない、出来ないと思います。 同じ製品の金型でも作り方が会社によって見た目から剛性感まで全然違うこともよくあることです。 つまり、標準規格も(出来ない)存在しないということになります。 もっと言うと安全基準というものもありません。 結局、金型屋を信用するしかないということです。 (安全基準というものを仮に作ったとすれば、ほとんどの金型(安値の金型)は基準に達していないかもしれませんね。) 金型の精度、耐久性は保証できませんが、金型の中に組み込まれているばねの選定によりいくらかの「有効ショット数」は保証できると思います。 要はどのばねを使い、どのくらいばねに初圧をかけて組み込んであるか? このくらいだと思います。(何の根拠もありませんが、普通100万ショット保証できるばねの初圧にすると思います。) 後、他にいろいろ言いたいのですが、やめておきます。 参考になれば幸いです。
お礼
回答ありがとうございます。標準基準なるものが無いと事実を認識致しました。再度、仕入先様・金型会社様と検討会を実施して有効ショット数を決定していきます。又相談にのって下さい。頼もしい回答者に感謝致します。
補足
回答ありがとうございます。やはり仕入先様・金型作成会社様との信頼関係と当方の仕様に合わせた内容の確認が必要ですね。