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図面の描き方に困っている私が知りたい金型の基準と加工基準
- 図面の基準と加工基準について知りたいです。金型の全体の基準はありますか?各社の部品加工基準は異なるのでしょうか?また、製品部分の寸法が入る必要性や、複数の図面を見ることがあるのはなぜでしょうか?
- 金型の基準について知りたいです。以前は鍛造やキャストの型を扱っていましたが、金型の基準は角から始まるものでした。プラ型では角を基準にすることはできないのでしょうか?また、製品部分に問題がある可能性はありますか?
- 図面の描き方について素朴な疑問があります。図面の一部分だけでは加工ができない場合があるのですが、なぜそうなのでしょうか?また、複数の図面を見ることがあるのはなぜなのですか?質問にお答えいただけると助かります。
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追記に対してのアドバイスです。 プラ型でも角を原点として作図される方はいらっしゃいますよ。 うちは金型そのものよりも金型パーツを受注しての加工が本業なんですが、 角を原点とした図面は、全体の15%位ですね。 しかもあまり精度の要らない金型。 製品基準から作図しない場合、外形の寸法公差との兼ね合いで、 位置ずれが起こる可能性があるんです。 でも、精度の要らない金型ならば、どっちでもかまわないんです。 コネクタなんかの金型では5ミクロンの位置ずれが 許されなかったりするんで、まずい場合もあるんです。 同じ会社の図面でも設計者によって基準位置が違うって場合もありますよ。 因みに、僕は汎用機で加工すると解っている物については、 汎用加工部分は角から寸法を出しています。 主にタップやバカ穴ですけど。 NC加工はどっちでもいいんで。
こんにちは、もしかしたら、その設計者は現場を知らない 現場での製造を経験していないのでは?と、思いました。 現場に図面が流れても直ぐ加工に入れない。煩雑な現場で電卓を 叩いて現場用に図面を作成し直し加工開始までどれだけ無駄な 時間のロスが発生しているかなどまったく知らない知って いても間違った数値や方向で逆算をかけて図面に載せて自分の 責任になるより、製品図の寸法形状をそのまま入れ子に載せる 方が設計者には安心確実で早く作業が終わるから現状維持にする。 今まで現場の皆、それで加工しているのだから早く慣れろ? 私が思うに、kotoさんが、そこまで熱い現場の意見や強い意思を 持っているなら、kotoさんのような人が現場上がりの設計者と なることが、御社にとっても一番の問題解決策になるような気が します。 現場の立場に立って現場で直ぐ使える図面を作成することが どれだけ加工時間の短縮になるのか、しいては会社の売上に どれほど貢献するのかパフォーマンスを示してみるのも良い のではないでしょうか。 理解のあるトップなら、そんな意欲的な現場のスタッフを望んで いると思います。
設計者のセンスは図面に表れますね。 分かり難いようでは作図者として失格です。 このような人は、加工を知らない人と、加工の得意な人の両極端に多いと思います。 製造の現場を知らないと、作業者の目で図面をチェック出来ません。 加工が得意だと、図面の理解や段取りが無意識に浮かんでしまうため、やはり客観的な図面のチェックが出来ません。 金型では製品基準の寸法表記はよくあることと思います。 図面を複数枚に表す事もあります。 製品基準に対する金型寸法を決めるのが設計者なのか作業者なのかは、会社によるかも知れません。 いずれにしてもよく話し合う必要があります。 設計と製造の仲が良いと、良い仕事が出来ますね。 ご健闘を祈ります。
古くて、新しい問題です。 でも基本的には図面は一枚完結が原則ですし。 何の為の図面かを忘れないことです。 製造の為、検査の為、検図の為。 ただし親切のために例えば型図に製品基準を入れて、差を明記するとか
お客様との図面仕様を調整する仕事をしています。 #2 chime_fujii さんの >きついようですが、その設計者は「ダメダメ」です。 に一票いれますね。 過去、客先の設計者の中には、機能面から寸法を入れておられて、投影機や3D測定でも加工後に測定できなものがありました。「破壊して測定する以外にない」と理由を話しても「機能面で絶対いるので譲れない」の一点張りで困った経験があります。 まさしくkotoさんの場合の >製品基準からの寸法 と同様の事象です。 そこで当社で角から追った加工基点と寸法公差を明示した図面を作成し、一点張りの設計者以外に客先資材担当、客先品証担当の方も同席してもらい「この仕様で無ければお受けできません」と話して受領印をもらって対処した経緯があります。 社外の図面であれば、自社で書き直した図面で受領印をもらって製作し納入図面とする方法を採られては如何でしょうか。 社内の図面であれば、設計者とよく話すしかないでしょうね。うまく理解してもらえなかったら、自分の見方をしてくれる方、できれば上司も同席で話すしかないでしょうね。 大変でしょうががんばってください。
こんばんは 部品加工屋です。 >その金型の組み図の側面図にX座標とy座標が別々な図面で乗っている事もあります。1つのプレート加工するのに図面を3枚も4枚も見ることがあります。 ありえるでしょうか? 図面サイズにもよりますが、複雑形状の場合、複数枚というのは普通にあると思います。ただXとY座標が別々の図面というのはまだ見たことがありません。 1枚は穴に番号のある形状だけの図面で、その番号の穴位置の記した図面を別の紙にしている場合もあります。中には込入っていても無理やり寸法引き出し線を入れてるのもありますが、各々の寸法線が接近しすぎて間違いを起こしやすいと思います。 枚数ですが、私はいつも一つの製品でA0(ロングサイズもあり)サイズ34枚は普通に見ていますので、複数枚あっても慣れればいいと思います。 金型は分かりませんが、加工原点設定するときプレートの端面が0で無くてもいいと思いますよ。設定するときに0(ゼロ)か0以外の寸法かの違いだけですよね。私も治具図描くときは製品の0点基準で描きますので、殆どプレートの端面は半端な数値になります。その方が描くときと組み付けの時に分かりやすいです。
一つのプレートを加工するのに図面が複数必要とは、 驚きですね。 ズバリ、設計者のセンスが問題です。 きついようですが、その設計者は「ダメダメ」です。 図面基準は「慣れ」です。 汎用加工には確かに辛いでしょうが、「金型」の意味を考えると、 キャビコアは製品基準が正解だと思います。 僕も基本的には製品基準で図面を書きます。 別に、角でもいいんですけどね。
私も設計に携っておりますが、設計的には製品の基準から寸法を指示した方がチェックが楽ではあります。そこら辺は製造と設計の話し合いで、統合する事は可能です。どちらに時間をかけるかと言う事です。もう一点、1パーツに対して図面が何枚にもなって年月がたつと訳がかからなくなってしまいます。この様な場合は、設計者本人の問題でどうしようもない場合が多いです。(直りません)早く手を打った方が良いでしょう。