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振れ精度の確認は必要か?
- 最近、リーマ加工が安定せず、φ8のリーマをMCで加工したら、φ8のピンがスーッと通ってしまいました。
- 上司から「振れの確認はしたのか?」と聞かれ、未確認であることを伝えると、「なんで、確認しないんだ?」という返事。
- ツーリングも、使用状況によって、劣化・損傷はするでしょうから、確認が必要なのは、わかります。しかし、確認の頻度や方法については、どうすべきか悩んでいます。皆さんは、どのようになさっているのか、教えてください。
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最近、リーマ加工が安定しないとありますが。 その原因がわからないのですからその都度確認するのは必要かも。 リーマ加工が安定しておればその都度確認しなくてもいいかも。 ホルダーが損傷していたのならば新品に交換するなど対策が必要かと。
各ご回答の通り、ドリルもリーマもホルダに取り付けてから 機械主軸にて振れを測定することが望ましいです。 下穴加工用の超硬ドリルであれば、0.03mm以内(できれば0.02mm以内)、 リーマは0.01mm以内にしたいところです。 刃先近傍にスモールorダイヤルゲージを当てて、手で主軸をゆっくりと 回して測定します(主軸はM19をかけていると回らないのでご注意)。 振れが大きい場合は、回答(3)さんの通り清掃やらコレット交換、 その他の原因としては主軸テーパの汚れや切屑の付着、稀にプルボルト を強く締めすぎてテーパのアタリが悪くなっている場合も考えられます。 なお、今回のケースが、 ?最初にリーマ取付時に振れを測定してOK ?調子よく加工を続けていたらだんだんリーマ精度が悪くなった のであれば、下穴用ドリルの摩耗・溶着などによる穴精度の劣化やリーマ の摩耗大により、リーマの振れ精度が悪化した可能性もあります。 この場合は、ドリルとリーマの適正な寿命を決めて、定数交換を行なう ことも検討する必要があります。
刃物の交換時には振れを確認する人は多い。 でも、何か異常があって初めて確認する人の方が多いと思う。 刃物の特性・加工の要求精度・必要剛性・その他 上記の内容を考慮して機械やホルダー、治具の選定をするのが当然。 リーマ加工の特性として下穴に倣う傾向がある事はご存知と思う。 下穴との位置精度の誤差を 0 で加工する事は至難の業 ならば、フローティングチャックなどで下穴に倣う事で高精度のリーマ加工も 期待できる。 ※振れの確認をしても調整式のホルダーならば可能だが 清掃して掴み直すか、コレットやホルダーを交換する位しか手は無い。 ※ホルダーに余裕があれば工具寿命まで付けっぱなしが多い。
何が仕事か? 1)リーマを通すこと。 2)決められた公差通りに加工すること。 必要な手順をとばして、不良を出して、 「そんな手間かけてたら仕事にならん」って・・・・ (昔の職人もどき共の言い訳ですわww) うちでは、工具の交換数が多いのでリーマやエンドミルは基本、ツールにセットしたままです。 リーマは主軸に取り付けて加工前に振れを確認しています。 (すぐに済みますよ、3分もかかりませんって)
私の会社ではリーマー付け替え時は振れ確認を全数しています。 なかなか大変でありますが精度が出なければ2度手間になります。 普及してきている焼きばめや、ハイドロチャックなどは かなりの精度が簡単に出るようです。 商社に話を聞いてみてはいかがでしょう。