- 締切済み
テーパーピン穴加工の悩みと解決法
- 手作業によるテーパーピン穴加工で問題が発生しています。筋が入り、加工面がガタガタになってしまって困っています。
- 問題の原因は、新品リーマによる刃の立ちすぎであることが判明しました。刃を殺すことで、つるつるの仕上げ面になることが分かりました。しかし、一旦筋がついてしまうと取り除くことができません。
- 解決策としては、新品時は試削することや、各刃の当り具合を切子の出具合を見ながら調整することをおすすめします。新品時の切子は髪の毛のような切子で、刃を殺すと粉っぽい切子になります。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
ドリルと同じ加工条件では、刃があまり鋭角出ないので、 貴殿の記述の様になり易いです。 加工条件を再確認して下さい。
ワークの保持具は、ワーク形状によっては製作する必要がありますが、 工具の保持具は既製品で何とかなる様な気がします. 手回しですと、どうしても連続して力を掛ける事ができませんので、 回転が止まった時に筋が入ってしまうのでしょう. 刃が立ち過ぎている事で動いている時は深く食い付いてしまい、 回転を止めて再び回し始める時にスラストが不足して、 食い付きが浅くなる繰り返しなのではないかと思います. (上手く説明できずに申し訳ないですが) ケガキでも、途中で動きを一旦止めてしまうと そこにわずかに段ができるのではないかと思いますが、 それと同じ様な道理ではないかと思われます. 機械的にやる場合には、手回しよりは均一に回転しますので、 均一に送りを掛けて、所定の深さで一定時間 送りを止めてから抜く事で、とくに刃を殺さなくても 比較的きれいに上がるのではないかと思います.
お礼
アキオ様回答ありがとうございます。 >工具の保持具は既製品で何とかなる様な気がします 僕が思いついたのが、ミリングチャック、ニューベ0ーチャック、ドリルチャック、タッパーなどです。 しかし今回の条件では立ち壁、コレットサイズ、切削トルクなどの問題が有りするなら、自作で丸棒に14の穴をあけてサイドロック式にするしかないかな。と、思った次第です。 元々、テーパーピンリーマ自体が手作業でするようになっているみたいですし。 >回転を止めて再び回し始める時にスラストが不足して、 食い付きが浅くなる繰り返しなのではないかと思います. スラスト力の不足というより、{スラスト方向の拘束力が無い為}に食い込むとどんどん下がり、次からの回転ではその時にできたでこぼこ(筋)に倣ってしまう、というような事だと思います。 なので今更できてしまった筋をどうやって取ろうか悩んでいるところです。 いろいろやっていくうちにとうとう底の近くまで来ちゃいました(泣)
面精度を出すにしても、テーパーリーマの仕上げ前の粗加工に最適で大径テーパーリーマやテーパータップの加工では、刃物と材料の当たる面が多く主軸に負荷が起こるのと切り屑の面で粗加工は必然です。 追記ですが、テーパーエンドミルなるものがありますが、(深さ80、と立ち壁150)なる形状なので、自分は、面精度を求めるなら 粗加工=ドリル後ロングボールエンドミル 仕上げ=テーパーピンリーマ で大丈夫ではないでしょうか。
お礼
m1/4c-manさん本当にありがとうございました。 今回は数が二つ、そしてCADCAMもないので手でいきましたが、(一番安上がりなもんで。ちなみに馴れれば、一穴約二、三十分でできます。) 今後の加工に多いに参考させてもらいます! テーパーピン穴は今後それほどないでしょうが、PTねじはよくあるので、 また今度いろいろチャレンジしたいと思います。感謝!
MC(マシニング)での加工では、テーパー最小径より少し小さめのドリルで穴あけ後、ボールエンドミルで粗加工&仕上げを2.5軸加工でテーパー形状を作ります、今はCADCAMでプログラムできます。 自分は下穴が13キリなので6Rのボールエンドミルで加工しますよ。
補足
回答ありがとうございます。 回答者様は最終仕上げにはテーパーピンリーマは使わないんでしょうか? その場合、面粗さ的には大丈夫ですか?
補足
ありがとうございます回答者様。 恐縮ですがアドバイスの内容がよく理解できませんので、 今一度噛み砕いたご教授願えませんでしょうか?