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アルミYH75または、7075の焼入れ、熱処理!?
- アルミ材料の中で、A7075やYH75に焼入れ処理ができるのか疑問に思っています。
- 加工時間が長く刃物の消耗や歪みが大きいS45CやS50Cの代用にできるのか興味があります。
- 窒化処理との比較も含めて、詳しい情報を教えてください。
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白銅のYH75はフランスのペネシー社で製造されています。 ペネシー社ではYH75をさらに強度アップした「アルミーゴHard」というアルミがあります。 私の知っている限りで最強のアルミです。 アルミーゴ YH75 引張強度 650MPa 570~594 硬さ 197HB 165HB です。 日本ではアルミーゴHardは大同アミーゴで販売しています。 HPをご覧下さい。
白銅さんのカタログ添付資料は、判り易い資料です。 アルミニウム、ステンレス、銅が判り易く記載されています。 以下のURLから取り寄せ、貴殿の資料にすると今後役立ちます。 http://www.hakudo.co.jp/prod/cata.html
お礼
とても、判り易いサイトの紹介ありがとうございました。 今後もよろしくお願いしますね。
回答1さんの回答通りですが、追記しますと アルミにはJISの質別記号というものがあります。 A7075であればT651、T652の記号がついているものが熱処理硬化したものです。 YH75は日本では白銅が輸入販売していますが、T651、T652の処理がされています。 板厚で651と652に分かれています。 必要であればミルシートを取り寄せるといいと思います。 ちなみにM6タップならネジ部6mm以上あればA2017T4でも強度区分12.9のボルトと同等のネジ部の強度を有しています。 従って、頻繁に着脱しないのであればヘリサート加工は不要です。
いや、俗に「焼きいれ」呼んではいますが、正しくは時効硬化とか 析出硬化というもので、鉄鋼の焼入れとは違います。 確かに硬くはなりますが、鋼ほど硬くはなりませんよ。 神戸製鋼のサイトにやさしい解説があったので挙げておきます。
お礼
とっても、参考にもなり、ありがとうございます。 今後、設計と検討し、難材の製品を材質変更可能か検討してみます。