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異なった断面を継ぎ足したときの全体のたわみ
- 異なった断面を継ぎ足した場合、全体のたわみはどのように求めればよいのでしょうか?
- 例えば、1mのH鋼の上に1mのアングルをつないだら、2mの高さの柱になります。その柱に横荷重10kgfをかけたときのたわみの求め方は単純ではないようです。
- 個々の断面のたわみ量を単純に加算して良いのか、検証してみたいと思います。
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単純に考えれば、 ? 2mのアングルの天辺に横荷重10kgfを掛けた時のたわみ計算をし、天辺 から1mのたわみ量を求める。 これは、1mのアングルの天辺に横荷重10kgfを掛けた時のたわみ計算を する事と同じです。 ? 2mのH鋼の天辺に横荷重10kgfを掛けた時のたわみ計算をし、天辺から 1m~2m間のたわみ量を求める。 H鋼1mに横荷重20kgfのたわみ量計算は、例えばH鋼1mの中央(0.5m) のモーメントは20kgf×0.5m=10kgf・mとなりますが、前述の1m~2mの 中央(1.5m)のモーメントは10kgf×1.5m=15kgf・mとなり、異なります。 因って、2mのH鋼の天辺に横荷重10kgfを掛けた時のたわみ計算をし、 天辺から1m~2m間のたわみ量を求める。 と考えて、?+?とすれば良いでしょう。 他の回答者の皆さんも、略同じ様な事を記述しています。 教本等で、確りと勉強して下さいな。
荷重を作用線上で移動させることはできるが、高さ方向で移動はまづいです なぜなら、全荷重が10→30kgfとなるし、モーメントも吊り合わなくなります 求め方は曲げMから積分し求める方法と、面積モーメント法があると思います 私は良く後者を使うが、両方とも使えると便利なので自分で勉強して下さい 仮に参考URLの問題図とすると自由端でのたわみは PL^3*3/16EI でした これは材力の練習問題としてよく出てくるものをそのまま作図してみました (ちなみに回答1さんの式に照合してみたら、PL^3*1/8EIと幾分小さかった) 曲げモーメントを積分して求めてみた、自由端のたわみの一般解は以下になる H鋼側をI1、アングル側をI2とすると、PL^3/24E(7/I1+1/I2)が解となった ちなみにI1=2I,I2=Iとして上記に代入して確認すると、PL^3*3/16EI で ◎ 式:YL=PX^3/6EI2-(3PL^2/8EI1+PL^2/8EI2)X+PL^3/24E(7/I1+1/I2)は、 アングル側のたわみの一般式で、自由端からの距離をX=0として求めています またオマケに、H鋼側は、YH=P/6EI1( X^3-3L^2X+2L^3)が一般式です X=LでYHとたわみ角が0と成り、またL/2でYLとYHのたわみと角度が同一で算出 よって積分し積分定数を求めつつ計算できるが大変。でも計算書には使い易い 回答1さんの式を図示仮問題図に照合、PL^3*1/8EI ×→ PL^3*11/48EI ○ だった。つまり正解のPL^3*3/16EIに対し1.22倍大きいたわみに計算されます また回答3さんのようにすると更に安全側?に大きく計算結果がでるようです
現実的には2種のフレーム材の接合部強度が問題になりますが,十分な強度 で接合できると仮定して考えてみます。片持ちはりを想定すると,横荷重P に対しH鋼およびL鋼長さがそれぞれL1,L2と断面二次モーメントを それぞれI1,I2とします。Eは鋼材の縦弾性係数です。 H鋼およびL鋼のたわみはそれぞれ δh=P・L1^3/(3E・I1)+P・L2・L1^2/(2E・I1) ? δl=P・L2^3/3E・I2 ? したがって先端のたわみは δ=δh+δl+θ・L2 ? ここにθは接合部のたわみ角で θ=P・L1^2/(2E・I1)+P・L2・L1/(E・I1) ? で与えられます。 L1=L2=Lとすると ?~?式は δh=5P・L^3/(6E・I1) δl=P・L^3/3E・I2 δ=δh+δl+3P・L^3/(2E・I1) となります。したがって単純な加算にはなりません。