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シーケンス制御でリレー製品の使い分け
- シーケンス制御を行う際のリレー製品の選定方法について教えてください。
- リレー、電磁接触器、電磁開閉器、SSRなどのリレー製品を使い分ける方法を教えてください。
- リレー製品の種類とそれぞれの用途について教えてください。
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制御では大電力用のものはあまり使わないので省略し、以下のものを適宜 使用されるとよろしいでしょう。 ・ リードリレー 磁石などを近づけることにより接点がクローズ AC100V程度までは使用可能。高温に 弱い。 ・ 水銀リレー 片側接点の変わりに水銀を用いたもの 接触抵抗が低く安定している。水銀は有害 ・ 真空リレー 内部を真空にしたもの 高電圧をON/OFFできるが、容量が 大きいものがすくなく高価 ・ ガス封止リレー 内部に不活性ガスを封入したもの 高電圧を投入可能、耐環境性もある ただし、切断はアークがでるため要注意。 ・ ラッチングリレー ONとOFFのコイルが別々になったもの (またはキープリレー) 停電保持などラッチ機能が欲しい場合は 有用、ただリセット回路が面倒 ・ ステッピングリレー コイルのオンオフで接点のオンオフを繰り返す または数点の接点を切り替えるもの 選択回路などロジックをリレーで組む場合 は役にたつ ・ 逆相検出リレー 三相接続で逆相になったことを検出 保護回路などでたまに使うか? ・ フォトMOSリレー MOS-FETを出力段に組み込んだもの スピードの遅い回路でしか使えない。 ・ フォトカプラ 広義ではリレーの仲間かと思います。 低Ifタイプのものは高DC電圧回路では 有用。 以上、機能、メリットやデメリット等々色々ありますがとても書ききれ ません。その他リレー回路にコンデンサを組み合わせたりする場合もあり ます。
基本的には回答(1)さんの通りです >小さなランプとか小さなモータ、ソレノイドなどはリレーでON/OFFさせる場合が多いです。 これについての補足 「小さな」の定義ですが、これだけではかなりあいまいですので 電磁開閉器カタログ http://www.fujielectric.co.jp/fcs/jpn/f/f_catalog_dc.html その内3相200Vモータの最小機種は0.1kw以上 一般的な産業機械用途のモータでの大型/小型の区分はこの辺りに有ります 業界用語として厳密に小型モータと分類されてる訳ではありませんが 概ね0.1kW以下が小型になります 大きなのはメガワットクラスまでありますので 0.1kw以上が大型とは言えません、かと言って中型と言う分類も有りません http://www.tmeic.co.jp/products/electric_motors/index.html >高頻度のバルブ制御などはSSRを使います。 どれくらいの頻度が高頻度なのかですが 概ね1秒以内でON/OFFする場合は高頻度になります 大体はリレーの接点寿命でリレーかSSRにするかの判断が分かれます 遅い動作でSSRを使っても構わないのですがSSRはリレーより高価です 要するにコストパフォーマンスで決まります 概ね、リレー接点で3年以上持たせれるかどうかで分かれます メーカーセミナー http://wwwf2.mitsubishielectric.co.jp/melfansweb/fair/sch_top.htm http://www.fa.omron.co.jp/seminar/index.html http://www.fujielectric.co.jp/fcs/jpn/f/f_seminar.html 盤屋さんの技術講座 http://www9.plala.or.jp/c-hokuto/page10.html その他、アマゾンで「シーケンス」「制御盤」で検索すれば一杯出てきます どの本が良いのかと言う質問の多いのですが 少なくとも1冊読めばそれで全てお終いと言う本は存在しません 従って、アマゾン上位10冊以上読んでみる事をお勧め致します
リレーは電磁接触器の小型版と考えるとわかりやすいかもしれません。 電磁開閉器は電磁接触器にサーマルがついたもので過電流でトリップできます。 SSRは半導体でON/OFFの高頻度に対応できます。ただし漏れ電流がありますので注意してください。 小さなランプとか小さなモータ、ソレノイドなどはリレーでON/OFFさせる場合が多いです。 大きなモーターは電磁接触器、電磁開閉器を使用します。 高頻度のバルブ制御などはSSRを使います。 またDCの場合はトランジスタなどを使う場合もあります。 当然、使用できる電圧、電流、寿命などのスペックはおさえておく必要があります。