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工程の偽装とは?製造業での実態を解説
- 工程の偽装とは、製造業において通常の工程と異なる工程を行うことを指します。通常は客先に公開する工程を監査の際にのみ公開し、他の工程を行っています。
- 小規模の製造業では、自社内で全てを管理できるため、特定の設備やラインを使用せずに外部委託や別のラインで製品を作っている場合があります。
- しかしこのような偽装工程でも、最終出荷製品には偽装はなく、図面通りの材料を使用して寸法通りの製品を作っています。また、客先からの品質要求にも影響はありません。
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工程隠しはありますよね。 例えば、成形品を次工程(塗装だったり、組付けだったり)に回す前に、バリ取りしたりするのを、 生産準備中や監査のときはない工程ですが、量産に入れば、なかなか無くせない工程だったりすると、 ある意味、社内では通常工程ですよね。 また、別の例ですと、監査のときより、改善を重ね生産性やコスト低減できた工程になったとき、 客先へ工程変更届けを出しますが、内容によって、この部分は変更出さずにしよう、 と内部留保することもあるかと思います。 でも、社外の工程を監査のために、社内へ作るって初めて聞きました。 そもそも、社外でも客先要求品質に影響無い(保証ある)なら、なぜ、そうしたがは理解できません。 客先要求(指摘)が、もし、社内で全部やって管理できるように、ってことなら、生産能力や コストのことを打ち上げ、コスト反映の交渉をすべきだったと思います。 ただ単に、御社が客先の御社担当者の社内評価に貢献しただけになってしまいますよ。
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故意とか、不可抗力で生じた内容は、不可抗力は『偽装でない』 が、結果は同じです。 また、自社製品の外注部品製作まで、工程の保証をするISO上の ルールがあり、インテルやSUMSUNGは一部実施しています。 前向きに考えて、行動した方が気持ちが良いでしょう。
客先の品質要求改善に応える書類をどの部署の誰が書いたかが問題だと。 生産を知らない人が適当に書いたのだとしたらその書類そのものが偽装なのであって、工程の偽装ではないと思います。 製造以外の品質管理課の人などが不良対策書を書くと、「エッ?」と思うことがあります。 それって偽装なのでは思ったりします
不確定な工程だったり、心証のよくない工程などは、聞かれない限り言わない、ってたまにしています。 客先に不利益を与えないことを前提として。 ただ、今回の件は偽装だと思います。 昨今話題になっている、産地偽装と同じじゃないですか? 『国産』と書いて実は『輸入物』、『天然』と書いて実は『養殖』 消費者は怒りますよね? 『自社生産』と銘打って『外注生産』 客先の信頼を失墜し、品質に不安を憶えさせるのではないでしょうか? 外注となぜ言えないのかわからないのですが、その外注先に問題があって、客先に言えないのであれば、その外注先を変えるか指導するかなどは? まずは表面を繕うことじゃなく、外注指導、客先との単価交渉、社内の作業改善など、努力されるべきだと思います。
チップ交換を5000個で行うと決められていたとします チップの入荷が遅れて在庫がなくなったら、使えそうなのを探して使うとか 作業標準書に書いてある送り速度、回転数をちょっと変えてみるとか。 クランプ圧力をちょっと強くしてみるとか 治具をちょっと修正して使うとか。本当は修正、変更したら報告しなければいけない規則になっていて。 本当はいけないのだけれど、このくらいはいいと思ってやっていることはあるかと。決めたとおりにやっていないと叱られることがよくありますが、そのとき、どのように決めてありましたか、それはどこに保存されていましたかと聞くと答えてもらえない場合がよくあります。 毎日行う事になっている機械の始業点検、仕事忙しくて、しない場合が一年に何回かあります。
何が知りたいのか?質問の意図が不明です。 >製造業で工程隠しなんてありえますか? とのことですが、以下に続く質問者の文章は明らかに『偽装』です。 決められた(指定された・約束した)以外のことをやっていながら 決められたとおりにやっているように装うのは偽装でなくて なんなのでしょう。 出来上がったものが良品か不良品かは関係ありません。 ユーザー先に『社内で製作』『特定の設備のみを使用』と言っておきながら 実は『外注』『当然のことながら“特定の設備”を使っていない』 と言う事なら、立派な“偽装”です。 さらに『“監査の時のみ”公約した工程で製作』ということなら 『悪質』といわれても仕方ないです。また、ISO9001取得と言うことですが 定められた工程で実施していないなら“不適合”ですし、定められた工程で 実施“してるように”履歴を残してるなら“文書偽造”です。 早めに、外注で製作してもコスト・品質ともに問題なしとの説明(必要なら 何がしかのデータを添えて)をし、顧客の了承を得るのが賢明かと。
偽装はありますね。 ISOと顧客監査は違いますから、ISOは正直ベースの工程で工程図を作成します。 例えば、自社努力で原価低減を行なって、顧客に工程変更を提案したら、価格低減のいいネタになってしまいますし、顧客の認定が長くかかるので、その間設備が使えないなどの不具合もあります。 自社で品質上の変化が見られず、見た目や監査時に判らないような物であれば、極力隠しますね。 逆に、見た目とかでわかる場合は、必ず工程変更を出しますね。 この場合、原価低減が目的であれば、実効果の半分ぐらいの効果を提案し、「これを認定してもらえば、いくら下げます」といった形で両者がWin-Winになるようにして提案するのが良いと思います。
偽装って誰に偽ってるの? ISOは自社の為でしょ? 自分を騙しているという事? 端的に言えば、自分で決めたことを守れないと言うことかな? 内製をうたっていたのなら、外注は出来ないよね。 工程監査については、 「これでやります」と相手に伝えているんでしょ。 やっぱ、自分で言った事を守ってないだけでしょ。
こんにちは。ISO9001は勉強中ですのではっきりは言えませんが・・・ <客先要求品質はその外部委託や違うライン設備を使ったからといって影響は無い> のであれば、客先に迷惑は掛けていない訳で、ただ、品質マニュアルと異なる内容の工程で流しているとの事ですよね。 正直今ではどこでも似たようなものだと思います。 マニュアル作成当初はベストと思われていても、徐々に不都合が生じ、誰もが楽で・早くて・安く作れる方向へ向かいます。結果、内部監査は機能せず、誰もマニュアルを読まなくなります。 確かにこれはマズイです。 ですので、実態に合わせて品質マニュアルを変更するのがベストでしょう。
そりゃあ、あるよ