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幾何公差とは?Φとは何を意味するのか調べてみた
- 幾何公差とは、製品の寸法や形状のばらつきを定量化するための指標です。
- 交差記入わくの一番左の枠に「Φ」があるが、その意味は直径(ダイアメーター)を表します。
- 幾何公差やΦという記号についての詳しい解説は、専門的な知識が必要ですが、製品の品質管理や設計において重要な要素となります。
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#3さんと同じく,ほぼ“位置度公差”の書き間違えではないでしょうか。 公差記入枠の左端には“幾何特性記号”を記入する決まりになっています。その記号の種類は14種類ありますが,“Φ” はその中に含まれておりません。では,どの特性記号が当てはまるかですが,ヒントはデータム参照にあります。 データム参照にはA,B,Cが用いられているので,三平面データム系を設定していることがわかります。基本的に三平面データム系は位置の公差規制に使用するので,幾何特性記号の候補は位置の公差“位置度,同軸度,対称度,線の輪郭度,面の輪郭度”の中にあることがわかります。 次に,幾何公差を適用する形体が穴(中心線)なので,“対称度,線の輪郭度,面の輪郭度”は除外されます(これらは表面や中心面が規制の対象です)。残りは“位置度と同軸度”ですが,同軸度に三平面データム系は不要ですから結局,消去法で“位置度”が残ります。 ただし,第一次及び第三次データムにマルMが適用されており,それぞれのデータムが穴や軸であった場合,傾斜度(姿勢の公差)も可能性としてはゼロではないので注意が必要です。
#3さんがすでに正解を出されていますね。 お節介ですが、少しだけ補足させてください。 JISについては、日本工業標準調査会(JISC)のHPから<データベース検索> -<JIS検索>-<JIS規格番号からJISを検索>でJIS番号(B○○○○)を 入力して閲覧して下さい。(閲覧のみ可能、印刷不可) ●JIS B0021 製品の幾何特性仕様(GPS)-幾何公差表示方式 -形状、姿勢、位置及び振れの公差表示方式 ●JIS B0022 幾何公差のためのデータム ●JIS B0025 製図-幾何公差表示方式-位置度公差方式 (補足) 直径記号「φ」の正しい呼び方は「まる」です。 「ファイ」とか「パイ」とか呼ぶ方もいらっしゃいますが、JIS的には「まる」が 正解です。 JIS B0001「機械製図」には記載ありませんが、JIS B3402 「CAD機械製図」の 「12.寸法の記入」の「12.3寸法補助記号」に解説があります。
回答(2)が正しいと思います。 幾何公差の先頭には、公差の種類が来ますのでφが来ることはありません。 従って、位置度を書き間違えたのではないでしょうか。 確認方法 1.JIS検索で、 JIS B 0021 幾何公差表示方式 JIS B 0025 ― 位置度公差方式 2.資料館(公差)のページ中央付近参照 http://www.nagai-giken.com/skb0022.html 3.ついでに、寸法補助記号 http://www.ai-link.ne.jp/free/learning/kouza/02/answer/answer-p6.htm#top
φではなく「○」&「+」(円の中心に十字を配置)だったら, 「位置公差」の位置度を示す記号ですが.....。 調べましたが,「φ」幾何公差記号としては,JISに規定されていません。
その記号は、パイと言い、円(丸)の直径を表すものです。キリとか孔穴とか穴をあける(貫通など)指示はありませんか? 直径11mmの穴をあけると言う指示ですが、この場合10.7mm~11.3mmまでの範囲であればOKと言うことです!破線で囲っているものは何でしょうか?全体の図面が無いので何とも言えませんが? PS:私のお勧めの本を紹介します!日刊工業新聞社で図面ってどない描くねん!です参考になるかどうか?
補足
早速の回答ありがとうございます。 下図のように穴径寸法とは別に公差記入枠がある場合はどういう意味となるのでしょうか。 穴 ↓ ○←Φ11±0.3 ↑ ―――――――――――― |Φ|Φ3|A(M)|B|C(M)| ―――――――――――― ↑ この「Φ」の意味が分かりません。