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直角度公差の計算方法と読み方は?
- 直角度公差が分数で表示される場合、実際の値を計算する必要があります。
- JIS規格には直角度公差の表示方法が明記されておらず、独自の書き方がある可能性があります。
- 直角度公差を正確に読み取るためには、元の図面や関連する規格書を参照することが重要です。
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「限定した指示」のケースとして、 JIS B0021「製品の幾何特性仕様(GPS)-幾何公差表示方式-形状、姿勢、位置、 及び振れの公差表示方式」の「12 限定した指示」の12.1項に似たような表示 方式があります。 ******************************************************************* 12.1 形体の全長さのどこにでも存在するような限定した長さに同じ特性の 公差を適用する場合には、この限定した長さの数値は、公差値の後に 斜線を引いて記入する。この指示は、形体の全体に対する公差記入枠 の下側の区画に直接記入する。 ******************************************************************* (例)形体の全長さに適用する真直度=0.1 限定した長さ=200に適用する真直度=0.05 の場合 ------- | | 0.1 | | _ ------- | | 0.05/200 | ---------- ↑ 真直度記号(-) 注)形体:表面、穴、溝、ねじ山、面取り部分又は輪郭のような加工物 の特定の部分 詳細は、下記参考URLから<データベース検索>-<JIS検索>の <JIS規格番号からJISを検索>で「B0021」を入力して閲覧して下さい。 (印刷不可・閲覧のみ可能) 11頁に解説があります。 (参考です) 似たような表記方法は、他には勾配やテーパーぐらいでしょう。 表記方法が似ていますが、(分子÷分母)のような単純な割り算ではなく、 直角三角形で(底辺に対する高さ)で斜辺の傾き度合いを示します。 勾配の場合だと、tan-1(0.3÷20.5)=0.838°のように斜辺の傾き角度 の大きさで判断します。 ただ、勾配もテーパーも通常は分子が「1」か、キリのいい数字の角度を 選ぶでしょうから、下記のような「抜き勾配」の可能性も低いと思います。 補足)ちなみに、プラスチック成型品の標準の抜き勾配は、 0.11/25(1/4°)、0.22/25(1/2°)、0.44/25(1°)……。 今回のご質問のケースでは、回答(1)さんも言われている「基準長さ 当たり」か前述した「限定した長さ当たり」の直角度というのが妥当な ところではないでしょうか。 「抜き勾配」(勾配やテーパーの考え方の掲載有り) http://www.techno-qanda.net/dsweb/Get/Document-11673/009%C2%A78%E6%8A%9C%E3%81%8D%E5%8B%BE%E9%85%8D.pdf#search=%22%E5%8B%BE%E9%85%8D%E3%80%80%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%22
私の会社でも、時々質問のような表記がありますが、0.3/25という表記ですが、20.5mm長さにおいて直角度0.3以下ということではないでしょうか?基準長さあたりの直角度指示かと思います。 これは、私の会社での表記方法になっていますので、ご質問の回答になるのかはわかりませんが、参考にしてみてください。 分からないようであれば、設計者に確認するのが一番早いと思いますが・・・