- ベストアンサー
加工賃の値上げ要請
- 加工賃が値上げの要請を受けています
- 環境規制と材料のコストアップにより収益減少
- 値上げや節減策の実施についてのアドバイスを求めています
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
ウチでは金型の設計製作をしております。 材料のコストは最近ほんとキツイですよね。何を考えてこんなに値段を上げていくのか私にはわかりません。 「単発の製品なら価格に転化できますが継続製品となると簡単にはいかず(加工賃も10~20年前と同じ)」値段を下げることは出来ても上げることはなかなか難しいですね。 「得意先に要請をしても、今はそんな次期で無いとか言われる次第です。」 私もこの意見に賛成ですが、現実問題として材料の値段が上がりつづけている限りお客さんに値上げを理解してもらうまで言いつづけるほかないと思います。 「皆様はどのようにして値上げをしておりますか?」 ウチでは絶対に品質を下げずに出来る限りお客様に良い金型を提供してその実績で少しずつではありますが値上げのご理解をしていただいております。 「社内で節減など工夫しておられますか?」 出来るだけ性能の良い工具を使用するぐらいで基本的にはしていません。 その理由に金型の品質を落とす可能性があるからです。今現時点で金型の品質を落とすと確かに節減は出来ますが、この先景気がよくなっても今の品質にもどすことが出来ないと私はおもいます。(それだけ金型の金額は下がりました) 長々と書きましたが、私の意見としてはお客さんに値上げの理由を明確に伝えれば了解してもらえると思いますが・・。
その他の回答 (4)
皆さんのご意見に、私も賛成です。環境対策で、あらゆる部品の調査を行っておりますが、めっき業者さんには、分析器をお持ちでないと基本的に今後お付き合い出来なくなりそうで、時には苦渋の選択、かつ既存品の設計変更と、発注側である我々も、製品のOEM先および自社製品にも価格転嫁出来ず。苦しい状態です。 過去の製品を辿っていくと、分析器を購入できず、2代目経営者もいらっしゃらない業者さんは、既に廃業・縮小しておられるようです。優秀な金型屋さんとレベルの高いお仕事をこなしているめっき屋さんは、既に分析器を導入しておられました。これからの時代は分析情報・MSDSの添付を求められていきますから、苦しい体力勝負とチャレンジの連続となると思われます。 10年前単価というのは他の業者さんでは実現不可能だからです。発注側でも業者さんを変えるのは大きなリスクを伴います。 お互い苦しい中を生き残りましょう。
請負業であるめっき業社は、いかに客が自社の処理に満足してくださるか(品質・納期・単価の面において)が経営のカギですので、その点を十分踏まえて行動しなければならないと思います。 しかしながら環境規制の対応と材料のコストアップで、御社が損をしてまで客先の利益に貢献する必要はないと思います。率直に以前に比べてどれだけ生産コストがアップしていて、次回の注文から単価をいくらにしたい旨の話しをし、それがだめなら他のめっき会社を探してもらうよう言い切ることが必要です。(言い方は、その客への依存度によります。) 加工賃が10~20年前と同じでは、他のめっき会社にその客が話しを持っていっても応じてくれるところはそうそうないと思います。表面処理はよほどのことがなければ、そうそう客先は変えないものです。なぜなら、御社に注文を出すメリットがあって客は注文しているからです。 単価が多少アップしても品質や納期面で、御社以上の協力をしてくれるめっき会社を探すのは大変な労力でしょう。自信を持ってぶつかっていきましょう。
お礼
アドバイスありがとうございます。そうですね、自分が損をしてまでも客先に貢献する必要はありませんね。キチンと説明をしてそれでも駄目ならお断りする!自信を持って、やってみます。
はじめまして。 私は自動車関係の部品設計を行っています。当社は購入部品を組み立ててメーカーへ納入することが多いため、値上げの要請を受ける場合と値上げを要請する両方の立場にあるのが現状です。 要請を受ける場合に要請先に求めるものは、 ?なぜコストアップになるのか? ?社内的に工程改善などの努力はされているのか? ?実際の工程毎の見積りはどうなっているのか? やはり、自助努力をしていないのに環境の変化に便乗して値上げ要請を行ってくる会社もあります。自分たちがここまでやったから、申し訳ないけどある部分は認めてほしいなど、値上げ要請のやり方もあるのではないでしょうか? やはり買う側の立場からすれば、品質・性能が良く安いものを買いたいということが第一でしょうし。。。 まずは、自分達の状況を理解してもらうことが第一ではないかと思います。 そのためにはある程度の内部事情をさらけ出す必要はあるかもしれませんが。。。私は基本的には値上げは認めないようにしていますが、正当な理由やその会社の現状を説明してもらえば、コスト査定を行い値上げ要請に対する検討を行うようにはしています。 コストダウンが叫ばれている時期に値上げを承認してもらうのは厳しいかと思いますが頑張ってください。
お礼
アドバイスありがとうございます。自動車業界の価格管理はシビアだと思います。先日も名古屋のめっき業者さんに見学をさせて頂いた際にコスト管理の説明をうかがい、こんなところまで管理されているのかと驚きました。そして加工音痴さんの言われるとおり、キチンと分析してから値上げ要請をすれば検討し認めてもらえるとも、そこの社長さんは言っていました。
はじめまして。 業種が多少違いますが、弊社は金属塗装業者です。 掲題の件ですが、基本的には値上げ申請は厳しいと思われます。 何故なら、調達担当者にとって『自分が担当の時の値上げ申請容認は、彼ら本人にとっての死活問題だから』です。 (少人数での調達組織、調達担当者が長期に渡って変わらない場合は例外ですが。。。) 弊社の場合、調達担当者に『価格で足が出ている旨』を理解してもらう様に努めています。 彼らは『値上げ』という言葉に過敏です。 『損失補てん』というかたちにて、実績単価というデータベースに無い製品・仕事内容(緊急納期対応のための深夜作業など)・新規製品などの際に割り高の見積りを黙認してもらう様にしています。 また、我々下請け業者もメーカーからの度重なるコストダウン(製品仕様書、要求品質は以前と変わらず)に対応しつつ、当然利益を生み出さねばならないわけですから、表現が良くありませんが弊社なりの『モラルの範囲内』にて工数の削減を模索をするようにしています。 必然的に品質低下を招くわけですが、あくまで同じメーカーと取引きをしている同業他社の品質を下回ることだけは無い様に注意しています。 以上、参考にしていただければ幸いです。 大変な時代ですが、お互いにがんばっていきましょうw
お礼
アドバイスありがとうございます。ほんとに営業の方は“値上げ”の言葉に敏感ですよね。値上げの要請をすると、”そんな事を言っているのはお宅だけ”とか、”めっき屋はお宅だけじゃないよ”とか言われるし、ほんとに苦しいから要請をしているんですけど,,,,。頑張るしかないです!
お礼
アドバイスありがとうございます。材料のコストアップは、ほんとにキツイです.しかもFAX1枚で次回より値上げしますとか次月より10%値上げしますとか簡単に言って来るし。私も得意先にFAXだけで値上げの報告をしてみたいですよ!まったく。より良い製品を提供し、お客様に認めて頂き、値上げの理解をしてもらうしかないのですかね、、、。