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熱転写の問題と解決策について
- 金属素材の鍍金とラッカー塗装後の熱転写でシートが剥がれない問題が発生しています。弊社はシンナーを使って手作業でシートを剥がしており、生産性を損なっています。
- 適したベースやクリアの種類、耐久性の高い転写技術について加工業者に確認しても明確な回答が得られず困っています。
- 熱転写の問題を解決するためのアドバイスや情報をお待ちしています。
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日本写真印刷(株)に相談してください。 殆どの場合、解決します。
- 参考URL:
- http://www.nissha.co.jp
1)PETの耐熱性について 通常転写温度領域は180 - 230度位ですので、貴社ご説明は理解できます。 多層構造は各層の結びつきが微妙なバランスで成り立っていますが必ず剥離すべき層が設計されているはずです。このケースでは剥離面の上下で何らかの化学的あるいは物理的結合が強くなりすぎて剥離不良に なっているのではないかと思います。実物サンプルを 見せて頂ければ容易に判断できますが。
- 参考URL:
- http://katani.co.jp
転写シートの範疇は非転写物が熱可塑性樹脂や建材用の木質や無機質などの下塗装後など応用範囲が広いのですが一般に平滑性があり、安定した印刷効果が出て 比較的耐熱性の良い汎用フィルムであるPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムがよく使われます。 帝人テトロンフィルム http://www.teijin.co.jp/japanese/about/pro_plastics.html 東レルミラー http://www.toray.co.jp/products/fil/fil_1.html などがあります。もちろんそれ以外にも耐熱性が優れたフィルムもありますが、実際熱転写の際にかかる温度、時間、加圧力がどれくらい必要かと言うことです。シャープ製の不透明シートに関しては申し訳ありませんが認識していません。詳細を教えて頂ければ対処の方法が考えられると思います。
- 参考URL:
- http://katani.co.jp
通常転写箔は1.ベースフィルム(PET)2.離型層3.インキ層4.接着層で出来ています。 離型層の作り方で離型の重い、軽いを調整します。 転写後ベースフィルムとインキ層は簡単に剥がれます。 お話の内容から察すると 転写用箔ではないと思います。別用途のものを流用しているように思えます。 クリヤ加工をすれば密着は良くなりますが 箔の接着剤選定で省ける場合もあります。 磨耗に強くする為には インキ層の上にハードコート層をもうけます。 ベースフィルムはPETが一般的です。 用途に合わせて厚みを選定します。 PETと言うとPETボトルが一般的に知られていますが、フィルム素材にも多数使用されています。 大ざっぱな言い方ですが PETフィルムに磁性体を塗れば ビデオテープになります。 詳しくは現物を拝見しないとわからないと思います。 弊社は各種転写箔を製作しています。 下記URLにてmailいただければご連絡差し上げます。 よろしければお伺いします。
- 参考URL:
- http://www.nittogiken.com
詳細知りたいのですが! いちいち転写後のフィルムを剥がすというのでは 転写の意味がありませんね。転写のベースと透明被膜の界面は離型層が設けられているのが一般的ですが、 今ひとつ構成がよくわかりません。 クリアの目的は表面耐摩耗性と思いますが、既存の 転写シートの構成を教えて下さい。対応策はあると 思います。 ベースは一般的には耐熱性のあるPETがよく使われて いますがそれ以外にもあります。それと耐摩耗性の 要求品質もお聞かせ願えればと思います。
- 参考URL:
- http://katani.co.jp
お礼
御回答頂き誠に有難うございます。 なお、現在分かっております情報を下に書き出しておきますので、もし追加のアドバイスがあれば宜しくお願い致します。 ?転写シートはシャープ製であり、不透明の白色をしており4層からなっている。 ?クリアの目的は表面耐摩耗性の向上の為ではなく、クリアをひかないと転写が載らないと言われている為です。 また、内容に関しご質問がありますので御回答頂ければと思います。 ※質問…「ベースは一般的には耐熱性のあるPETが…」と書かれておりますが、その際のPETとは、クリア塗装を依頼する際にもPETと言う通称で通るのでしょうか?PETと言うと、どうしても固体の物が浮かんでしまい分かりませんので、申し訳ありませんがご返答いただければと思います。
補足
御忙しいところご返答有難うございます。 さて、シャープ製の不透明シートに関しての情報なのですが、現在転写を行ってもらっている業者に確認を取っているのですが、そこもシートに関しての知識はないらしく全く回答が返ってこないというのが現状です。ただ、弊社にて転写シートをシンナーで剥がしている状況からすると、シートの構造は4層ぐらいからなっているようでした。 また、転写を行う際の加工条件は分かりましたので補足させていただきます。 まず、温度設定は200230℃、圧力に関しては不明、1分間を1サイクルとし2サイクル行っている様子です。 現状補足できる内容としては以上の内容になります。不足している点、又はこの内容が分かればという点があれば、逆に要望を投げかけて頂きたく思います。 御忙しいところ申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。 PS:今回のご相談に関しての回答に転写フィルム側の素材に関する物が多く見られるのですが、転写フィルムを耐熱性のあるものに換えるだけで効果があるのでしょうか?現状でも転写シートが焼けて縮んでいるような事はないので、どうも転写シートの糊分と素材面のクリアコートが噛み合ってしまっているような気がするのですが…。