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ばか穴からは精度は出ない?一般的な見解をご説明ください
- ばか穴からは精度は出ないという事を一般的な見解でご説明ください
- バカ穴からは精度は出ないというのが一般的な考え方です
- バカ穴からは精度は出ないというのは常識の範囲です
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このへんは、 設計者と加工者のケンカになる、一番な問題です 前も答えましたが、ばか穴に公差を入れた場合 それは、センター位置この場合、XかY片方を表しています しかも、入り口の中心を表しています 穴が曲がっていようが、真円でなかろうが関係なくいのでです ですから、前にも書きましたが、 ばか穴に公差を入れるということは、出来なくはないです。 バカ穴から±0.1などという寸法公差は普通、記入しないものである! ↑これが一番の重要な点です ばか穴の基本的な考え方は、逃がし穴である そのため、大きく穴を開けることは可能である ↑ いくら大きく開けれるからといって限度はありますが そのため、今回のような±0.1は、ばか穴の方で吸収できるのでは? と考えます もちろん、物理的に不可能な場合もあります、 穴あけると隣の穴に干渉するとか、外壁が破れるとか この場合、他の方法でその公差を吸収できないか考えます (ほとんどのばか穴は、この辺を考えると、吸収できます) 例外として、極端にピッチが長いものに関しては、公差を入れます ピッチ1000mmとか2000mmとか もちろん、±0.01なんて、無謀な公差を入れてはいけません ±0.3位であれば、マシニングやフライスなら目をつむっていても出来ます 下のほうにもかいてありますが ケガキ、ボール盤の場合は±1ぐらいと・・・(まあ、職人がやれば、0.05まで出せる人もいるかもしれませんが、そんな人は、神様です) 手で加工する場合、1mm2mmずれます、 いや、一般公差だろ?といいますが、公差が入っていなければ、 加工者は、測る必要がなく、多少ずれていても良いのです) 一応JISでも決まっていますし、社内規で決めている場合もあります 例外として書いたのは、ここはずれてもいいので、 マシニングかフライスでやってね、という設計者の意図があります まとめ、 ばか穴に対する公差は、ほとんどどこかで吸収できる…そのため、普通は、入れないというか、入らない もし公差を入れるなら、無謀な公差を入れない、・・・せめて、0.3以上
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>バカ穴から±0.1などという寸法公差は普通、記入しないものである!という事をどなたかご説明願います。 1: 基準となるバカ穴の位置じたいが、±0.1より誤差が大きいと思われる ↓ ゆえに、、±0.1以上ずれている基準から、±0.1の公差を記入するのは ナンセンス ・・・・ 2: 長々とレスが付いているのに、ばか穴から±0.1の公差が必要な理由が明記されないから。 公差とは必要無い場所に無闇に記入する物では無いから。 (±0.1の公差の必要なばか穴の状況が通常では考え辛いから)
お礼
よくわかりました。バカ穴の位置そのものが、通常、すでに±0.1以上くるっている訳で、そこから±0.1の公差を入れても意味を成さないのですね。 ありがとうございました。勉強します。
貴方はこれから設計をしていこうとしているのですよね。考え方を少し変えましょう。 過去の会社の図面や出来上がっているほかの図面をみれば寸法はどのように引かれていますか?ほとんどの寸法がある一点から寸法が引かれていませんか? そのある一点を基準点とします。(当然、x軸(横軸)とy軸(縦軸)の公差する点が基準点です。) 加工を進めていくときウチでは必ず基準点(リーマー穴)より寸法を測ります。(もし、ワークのセンターに基準穴をあけられないときは別の場所に2箇所ほどリーマー穴をあけます) これをすることにより安定した精度が得られます。 「なぜ、ばか穴からは精度は出ないのですか?」ということですが、これも180度考え方が違います。良いものづくりをしようと考えるならば、ばか穴から精度を出すことを考えるのではなく、基本的には基準穴(リーマー穴)から考えることでより良いものづくりができると思います。
お礼
アドバイスの通り、会社の図面をたくさん見ましたが、確かにバカ穴から公差を入れている図面は、見当たりませんでした。これを機会に過去の図面を良い教科書と思って、吟味し取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました。
おはようございます。 実際に設計において寸法公差とは本当に欲しい(必要な)箇所に基準面 (または基準寸法)から入れる物でばか穴自体を基準と考えることは 設計上 不自然だと思います。 ばか穴を基準にしなければならないような設計はふつうしないでしょう。 これは理屈もさることながらある程度 感覚的あるいはセンスの部分で 理解できないと無意味な設計を繰り返してしまうことになりかねないと 思います。 質問者さんの上司の方も(文面通りのコメントをされたのなら)決して 親切な指導者とは言い難いですが、「常識」という言葉にはうなずける 部分もあります。 また質問者さんのお礼コメントも同じ事が貼り付けられているだけで ご回答くださった諸先輩のご意見に対して得るところがあったのか 納得できないのかまったく伝わってきません。 ご自分の考えや思ったことをスレしませんか? 私はここはそういう場所だと認知していますが私だけ・・・・?
お礼
大変、失礼いたしました。皆様のアドバイスを私なりにまとめますと、バカ穴をあける時、通常、ケガいてからボール盤であける。つまりケガく際、人の手でケガくので、どうしたって1mm位ずれてしまう。また、ずれても良い様な場合に、バカ穴を採用するのですね。従って隣の穴までの寸法が、±0.1の精度を要するのであれば、穴基準とする場合は、バカ穴基準でなくリーマ穴基準とすべきである。また、それ以前にそもそも、±0.1の精度が本当に必要なのかも、よく考えなければならない。と理解いたしました。ありがとうございました。最後にこの場をお借りしまして、諸先輩方が熱心なアドバイスを下さっているにもかかわらず、きちんとしたお返事もかけず、非礼がありましたことを心よりお詫び申し上げます。
この場合、ある部品を何らかの方法で取り付ける為にばか穴基準で公差の必要な穴を位置決めの為に公差を書くことはあると思います。しかし、その部品の取り付く位置はばか穴の公差に左右されますので一般的には端面からばか穴までの公差も記入することになるから要らないといわれているのではないでしょうか。(ばか穴は穴位置がバカなんじゃなくて穴径がバカだから位置精度は交差で決まる)仮に取り付く部品自体の位置はラフでもいいけど取り付ける為にはばか穴からの精度が必要だよって場合には記入しなければいけませね。穴が0.1mm以上ずれると取付出来なくなるのですか?何の為にその公差が必要かを考えて見てください。
お礼
確かにおっしゃるとおり、そもそも公差が0.1mm以上ずれたら、絶対に駄目であるかというと、無責任な言い方で恐縮ですが、そうではない気がします。もう一度、取り付き部品と良く照らし合わせて考えて見ます。ありがとうございました。
少々誤解があるようなので付け加えます。 「精度がいらないのがバカ穴。」との理解があるようですが、確かに普通結果としてその通りである物の、相手部品に対し、勘合を全く期待せず、厳しい位置精度によらずとも位置ずれを十分吸収できうる大きめの穴をもって、バカ穴と通称されています。 その結果として、"その加工工程において"厳しい精度を指定されることは通常無いわけです。ですから、バカ穴と行っても、NCボール盤や精度穴ついでにフライス盤でキリ穴加工されている場合と、鋳放しのバカ穴では全く状況が違います。 もう一度、私の前の回答をご覧下さい。 また、ケガキ、ポンチ打ち、ボール盤キリ穴加工と言えども、1mmの位置精度等という恐ろしい加工屋さんは遠慮しましょう。
お礼
再三にわたるアドバイス、ありがとうございました。改めて感謝申し上げます。
KANNO Tさんの分類をお借りし、まとめてみますと、 1.バカ穴とは? 2.何故バカ穴から±0.1の精度が必要なのか? 3.バカ穴から±0.1という寸法公差を出せるか? 1.精度がいらないのがバカ穴。 →精度不必要な穴から精度を入れるということ自体にナンセンスさを感じる。 2.精度がいらないバカ穴から精度が必要なら、バカ穴を精度が出る方法で加工指示出すべき。→例えれば、基礎がぼろぼろなまま上に頑丈な家を建てても不安定ですよね。 3.三次元測定機で測定されたことがあれば、バカ穴ならノギスやシリンダーゲージやピンゲージ挿入で図る中心と三次元測定機で測る中心が異なる場合があることがわかると思います。そのような、測り方によっても位置が変わってくる、逆にいえば測り方で位置が違っても問題にならないような穴がバカ穴ですよね。そこから公差を入れると、どっちにあわせればよいか難しいです。しかし、バカ穴をあけた後、測定方法を限定して、中心を無理やり出してそこから±0.1に入れることは可能かもしれません。ただ、バカ穴自体のワーク全体の位置度は0.1以上ずれているかもしれないし、ずれてないかもしれない。そこを基準にしても、タップ位置も全体の位置度は0.1以上ずれているかもしれません。どうしてもその穴から±0.1の公差が必要なら、バカ穴でなく精度が出る方法にしておくのが一般的かな。 今までの皆さんの回答には多様なアプローチがあり、感動しました。
お礼
再三にわたるアドバイス、ありがとうございました。改めて感謝申し上げます。
私の理解ではバカ穴というのは、例えばM12のボルトが通るように、12.5とか13とか14とかのキリで適当に加工する、という図面指示です。ですからこの穴は、フライスであけることもあるでしょうが、ケガキ、ボール盤の作業でもOKということです。 したがって、バカ穴の位置や大きさは、フライスで加工するなら±0.1におさまるかもしれませんが、ケガキ、ボール盤の場合は±1ぐらいと考えなければいけません。このことをもって<バカ穴から±0.1などという寸法公差を記入するな>というのでしょう。 実際、タップやバカ穴にピッチ公差を入れている図面を見ることははあります。部品加工の現場では、ボール盤がフライスに、<こんなもの加工できない>と返す、フライスは<そんなものバカ穴だからボール盤でやれるだろう>と返す、といった混乱が起こります。図面を書いた人を呪いながら仕方なくフライスがやる、これが加工現場の実態です。 設計において<バカ穴から±0.1>と書くことに何の意味も無いとは思いません。何か理由があるのでしょう。しかし、加工現場の理解が得られるような加工図面の書き方を考えるべきだと思います。
お礼
再三にわたるアドバイス、ありがとうございました。改めて感謝申し上げます。
バカ穴と言え位置の精度、形状の精度、穴径の精度等関係無いと言う事ではなく、穴を指定するのですから最低の要件は満たさなければならないと考えます。 普通は一般公差を適用するわけですが、一般公差の指定で要件が満たされない場合には一般公差よりシビアな公差を設定する事もあるし、また一般公差よりラフな公差を指定する場合があります。 因みに、私は小物部品の加工に従事していますが一般公差が±0.05が通常になっています。
お礼
再三にわたるアドバイス、ありがとうございました。改めて感謝申し上げます。
バカ穴ですからあまりあてにならない穴と言うことで ? 斜めにあいているかもしれない ?丸くあいていないかもしれない。抜け際でバリが出ているかもしれません バリでなく変形しているかもしれません ?穴がおむすびみたいな形になっているかもしれません ?穴がテーパになっているかも よって3次元測定器で測定したときに測定点の位置、数によって 円の中心の位置が変わります 治具でバカ穴の中心を基準にするときに、どうやって基準に するか、その方法によって位置が変わります。
お礼
再三にわたるアドバイス、ありがとうございました。改めて感謝申し上げます。
前回のご質問とその回答を見ていて気になったのは、 1.バカ穴とは? 2.何故バカ穴から±0.1の精度が必要なのか? 3.バカ穴から±0.1という寸法公差を出せるか? という三つの意味が背景にあるのに、そのあたりが整理されていないと言うことです。 それで質問者は、皆さんが書かれたものを見ても腑に落ちず、今回の再質問につながったのではないかと思います。 整理すると、 1.は、バカ穴とはいい加減な寸法精度/ラフな仕上げの穴と言う意味ですから、基準としては使いにくい穴です。 2.は、そんなバカ穴からどうして距離精度±0.1という位置を出そうとしたのか、ということです。(そのあたりを説明していただかないと、私の回答も見当違いになる恐れがありますが。) 3.は、皆さんが書かれているように、現実的には、精度を出せないことはないのですが、上記1.2.を考えれば、無理に(例えば、テーパーピンを使ってバカ穴のセンターを出して)精度を出そうとするのはどこか普通でない感じがします。 公差は必要なところに入れる、というのが原則ですから、上のように考えれば「バカ穴から±0.1などという寸法公差は普通、記入しないものである」ということになると思いますし、それですから教科書にも載っていないのでしょう。(上司の方がそのあたりの理由を言わないのも不親切とは思いますが。)
お礼
再三にわたるアドバイス、ありがとうございました。改めて感謝申し上げます。
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再三にわたるアドバイス、ありがとうございました。改めて感謝申し上げます。