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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:データムへの最大実体公差適用時の浮遊値を、位置度…)

データムへの最大実体公差適用時の浮遊値を、位置度等の公差に上乗せするのか、しないのか?

このQ&Aのポイント
  • データムへの最大実体公差適用時の浮遊値を、位置度などの公差に上乗せするのか、しないのか?JISを見るかぎり、データムが浮遊しても位置度などの幾何公差には上乗せされないと思われる。
  • データムへの最大実体公差適用時の浮遊値を、位置度などの公差に上乗せするのか、しないのか?データムの浮遊については、JISによれば位置度などの幾何公差には上乗せされないと考えられる。
  • データムへの最大実体公差適用時の浮遊値を、位置度などの公差に上乗せするのか、しないのかについてわからない。JISによると、データムの浮遊は位置度などの幾何公差には関係しないと思われる。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

JISでは位置度の公差設定根拠が、位置度を課せられる部位(JISの例では穴と軸)の最大実体寸法値同士の差(隙間)が、それぞれ均等に与えられるとしています。 質問内容はこの差(隙間)の事を浮遊値と仰っているのですね? でしたら、最大実態公差方式では浮遊値が位置度に乗せられるのではなく、 浮遊値から位置度が設定できると解釈される事になります。 設計者が位置度を課せられる部位のそれぞれの公差を無視して位置度は決められないという事ですね。 また、データムが浮遊できるのはデータムにも 最大実体公差方式が適用されているときで、 データム部が最小実体寸法のとき前述の隙間分の浮遊がOK。 データム部が最大実体寸法のとき隙間分の半分で浮遊がOKとなります。 よって、最少実体寸法のとき位置度が大きくなったように感じますが、 あくまでもデータム部が浮動して良いだけで、位置度を課せられた部分との 位置関係は変わりません。 ややこしいですね。私も理解するのに随分かかりました。 結局は位置度を課したもの同士が組付けば良いというだけなんですが・・・。 浮遊させたデータム軸線から位置度を見ると判断しています。 その理由としてJISに記載されている以下の前提条件が有ります。 1.それぞれの形体が理論的に正確な位置にある状態。   (JISでは90°、32間隔) 2.データム形体の軸線は、位置度を課せられた形体   (JISでは4つの形体)の位置の実効状態に関連して浮動してもよい。 つまり、データム形体にMを課すとデータム形体の実際の寸法により、 位置度を課せられた形体の軸線の位置関係の許容範囲が変わるというものと 理解しています。 基準はあくまでもデータム形体の軸線で、データムにMが 課せられない場合はそれぞれの形体の軸線は位置度分のみの 許容(JISではφ0.1)だけになります。 JISの例題が形体の公差巾、データム形体の公差巾がどちらもφ0.2で 判りにくいですが、それぞれ意味が違うのでご覧頂いたJISの 20ページにある表5の組み合わせが有ると理解されていた方が 良いのではないでしょうか。

noname#230358
質問者

お礼

回答してくださり誠にありがとうございます。 大変申し訳ありませんが、もう少し教えて頂けますでしょうか。 例えば、平板に4個の穴が四角状にあり、中央にももう1個穴があるとします。 中央の穴にデータム指示がされており、4個の穴に位置度の幾何公差がついています。 幾何公差の内容は l位置度lφ0.1Mlデータム記号Ml というものです。 この場合で、中央の穴(データム形体)がLMSの場合、データム軸線が浮遊出来る 訳ですが、その浮遊させた軸線から位置度を追うという事でしょうか? それとも、データムを浮遊させる前の軸線から位置度を追うという事でしょうか? ”データム軸線の浮遊”によって位置度に影響があるかどうかが知りたいです。 イメージとしましては、下記の投稿を引用させて頂きます。 (2004-04-12 14:53:51) 1.URLを開く   http://www.jisc.go.jp/ 2.Search 「JIS検索」をクリック 3.JIS規格番号検索 JIS規格番号:JIS に「B0023」を入力して,「詳細表示」をクリック 4.規格の閲覧「B0023_01(PDFファイル)」、「OK」をクリック   (B0023は「最大実体公差方式」のJIS規格番号です) 5.19~21ページに載っている内容です。 どうぞ宜しくお願い致します。

noname#230358
質問者

補足

本日、(財)日本規格協会 標準課の方から回答を頂きましたので展開致します。 ===================================== ○M付きデータムについて (回答) データムに○Mを適用した場合,通常,幾何公差がデータム形体に指示されていないので,幾何公差をゼロと考えると,最大実体寸法=実効寸法であるから,最大実体寸法から最小実体寸法のほうへ離れて仕上がると,その離れた寸法分だけデータムを浮動させることができる。 このことは,幾何公差を増分させることにはならない。浮動させることができるだけである。これは,データム形体がサイズをもち,軸線又は中心平面をもつという条件で認められる。 以上 ===================================== 以上の内容から、私の質問に対する回答は上乗せしないとなると判断致しました。 回答して頂いた方、親切に対応してくださりありがとうございました。 また、何かありましたら宜しくお願い致します。

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