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位置度公差について
- 位置度公差とは何か、また三次元測定器が二次元までしか測定できない場合の算出方法について教えてください。
- 自動車部品のスポット溶接についての質問です。板厚1.2mmのプレス部品が2つ溶接され、車両への取り付けに対しての穴位置が要求されています。その位置度公差の算出方法を教えてください。
- 位置度公差の計算方法についてお知りになりたいです。
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追記を読んで、意味が分かりました。 自動車部品なら、ごく普通に、XYZ座標で指示しますよね。 (かつて、私も、バイクの設計でそんな図面を書いていました。) CADが無かった時代、穴の中心点(定義点の起点=空中の仮想点)と、 基準面の交点(仮想原点)の2点を含む一平面で切り取って、 そこでの位置精度に帰着させて、検証した事がありました。 (2点を含む面は無限にあるので、設定しやすい様に選びます。) 今なら、3次元CADですから、そんな指示は普通だと思います。 測定も3次元測定器なのですから、 XYZで計れるのではないかと思いますが・・? 駄目なら、昔の様に2次元の面に投影すれば何とかなると思います。 そんな作図を、ドラフタの手描きでやっていたなんて・・・。(遠い目)
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俗に言う 2面転びですね 以前の質問にあった ”三角関数は 必要か?”ですね 過去の実例ですが 今は消え逝く製品である VHS の ヘッド周りの ヘッドベースとテープガイドの 取り付け穴の 位置精度測定が 当て嵌まると思います 当時 製造現場でも 検査現場でも 詳しい(こう表現して良いかは疑問 ですが 三角関数を 基礎レベルでも理解している者)人は 一人として 存在せず ですが サインバーは使えますよ 確固たる判定が誰も下せず 右往左往していた事実が 有ります 手計算ですと 本とに 往生します 当時は 三角関数電卓がやっと 出始めた レベルですから 5桁対数表での計算が主流でした 先ず 第一面の 傾斜角による X・Y・Zの位置関係を算出して 認識できる点を決定して その後 第二面の 傾斜角を 同様に 計算して 最終的に 測定可能な 面・稜・点を求めるしか有りません 簡易的には 治具で 代替形状・寸法で 測定となります 但し この場合は 治具の製作誤差が 伴いますので 注意が必要です 二次元測定器でも 2段階の計算と測定を 行えば 可能です 一般公式は 基本では存在しますが 現実の適用は やはり 三角関数の基礎知識が必要です 方向余弦かベクトル計算の方が 楽かもしれません
3D-CADは持ってますか。 多分三次元測定データをCADに入力しないと測定結果をだせないと思います。 弊社でも三次元形状の製品が多数ありますが、客先図面の寸法は二次元寸法記載で助かってます。 三次元測定器購入先に能力を確認したでしょうか。 参考になれば良いですが。
2次元しか測定できないのに3次元測定機として買ったの? と 思わず突っ込みたくなる・・・・。 「現状のソフトではデータムに対しての結果が算出できない」ではないかな? CADなどで数値を図面にして補正すれば如何ですか 提出結果にもCAD図面を添付し、補正計算した事を明らかにすれば 受け入れてもらえるのでは? 申し訳ない 補正 ではなく 補助 の方が正しいですね。
穴は円筒です。 基準面が3つの円の位置度は穴(円筒)の軸の位置を規定します。 (公差はφ付の値になります) JIS B0021の図126,図127あたりを確認されると良いと思います。 穴の軸に垂直な面(通常は第一データム=一番左に書く基準面)は、「(軸の算出に使う円筒を)その面に垂直にとる」の意味で、その面からの距離を指定するものではありません。 ですので三次元的な形状の品物とのことですが、Z方向の寸法を気にされているのでしたらその必要はありません(というより、軸にはそんな寸法は存在しませんのでどんな測定器にもその機能はありません)。 位置度の定義は上記のとおりなので、図面の意味としては三次元計測器で基準面の設定をしたうえで位置度を計算させれば十分です(「二次元までしか測定能力がない」というのが「円筒測定の機能がなく、円の測定しかできない」という意味でなければ) 指定されているZ方向の寸法については位置度では規定されませんので、実際どのような公差範囲が要求されているのかクライアントに確認されるとよいとおもいます。
回答(1)(2)様がお答えの通り、私も同感で、通常穴位置の位置度は2次元で評価すると思います。 図面での位置度規格記載の右には基準とするデータム指定が標記され、そこにはXYZ全て標記される場合がありますが、その時はZ方向は測定時の受け面、(追記に記載されていらっしゃる内容であれば、「車両への取り付け面」をブロックなどに受けた状態でXYの穴位置を評価すればよいと思います。) 通常、位置度が要求された場合、称呼寸法が四角で囲まれると思いますが、 XYZの3方向ともに四角で囲まれていますか? もしXYのみ四角で囲まれているのであれば上記測定で良いと思います。 XYZの3方向とも四角で称呼指定されている場合で 穴部がZ(取り付け面)と平行であった場合、XYの穴位置を3次元測定器にて評価し、Z方向はハイトゲージなどで面の高さを評価に加算すれば良いのでは? また、同じくXYZの3方向とも四角で称呼指定されている場合で 回答(1)様の質問の通り穴部が傾斜面であったとすると、 3次元にて穴を測定し、その斜面を平面測定して基準面として、測定した穴位置を呼び出してその面上に投影した上で、最初のZ平面に基準を戻し、XYZの測定値とするべきと思いますが 質問者様の言っている「3次元なのに2次元しか測定できない」と言う意味が私にはその測定器の仕様が少しわからないので出来るかどうか・・・。 斜面上または曲面上にある穴位置で2次元しか測定できない機械であれば 「測定不可」と判断せざるを得ないかもしれません。
こんにちは。 ご質問に対する回答ですが穴であれば回答(1)さんが仰った通り2次元での評価で良いと思いますが、JIS上では円筒公差域で評価するとありますので必要であれば穴を何段面か測定し(穴深さが浅い場合は難しいですが…)、各段の中心を結んだ軸を円筒公差域で評価する方法もあります。 3次元での評価という意味ではこの方法になるのかも知れませんが、穴曲がりの影響も受けますので要求精度を満たす事がより難しくなります。 弊社で使用しているソフトでは位置度を評価する時に公差域の選択ができますが、koderaさんが使用されていますソフトで対応可能かどうかは分かりかねます。 弊社では基本的には穴の入口を測定して前者の評価を行っています。 理由としましては要求精度を満たす事が難しいのもありますが、測定時間が延びる事もあります。 本来はお客様に確認するのが一番ですが、加工方法やワークの状態によっては同じ要求精度でも難易度が変わってきますので難しいところです。 形状が斜め穴のような円筒形状だと思い込んで回答してしまいました。すみません。 まだ三次元形状がどういったものであるのか分かっていませんが、穴のような円筒形状でない場合はどのような形状でしょうか? 2次元ですがスクロールのような不規則形状であれば輪郭度として評価できますが、位置度ではありませんし… もし可能であればお客様に測定/評価方法などを確認し、御社で所有されております測定機及びソフトで対応できるかどうかメーカーに確認するのはいかがでしょうか? 回答でなくてすみません。
穴の位置精度は2次元で充分と思いますが、穴が傾斜しているという事でしょうか?