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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ねじ折れについて)
SUS303左ネジピンの組立時の問題と解決策について
このQ&Aのポイント
- SUS303のM4左ネジのピンを組立時にトルク210cN・mで締め付けるとネジ部が飛んでしまう問題が約15%発生しています。
- ピンの表面硬度を上げるためにガス軟窒化と無電解ニッケルボロンメッキを施していますが、相手のナットはSUM23のガス軟窒化であるため、ピンが潰れやすい状況になっています。
- 以前はSCM415材を使用していましたが、その場合は浸硫窒化表面硬度がHv600以上であったため、より耐久性があったと思われます。
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noname#230359
回答No.1
ねじ部が飛んでしまう、とありますが、脆性的破面でしょうか?それとも延性的破面でしょうか? 《脆性的破面の場合》 メッキ時の水素吸蔵による遅れ割れ。とは言うものの、オーステナイト系ステンレス鋼がどれほどの感受性を持っているのかまでは分かりません。 《延性的破面の場合》 所定トルクを決定する際のトルク係数は妥当でしょうか?メッキをしていることからトルク係数が低下していたりしませんか?それに何らかの潤滑剤を塗ったりするとより低下するようです。トルク係数が思ったよりも小さいことによる延性破断を疑います。 あくまで参考に留めてください。
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noname#230359
回答No.2
もしかして、所定のトルク210N・cmは、元々のSCM415で決められていた値ではないですか?SCM415でしたら強度区分は7T程度にはなると思うのですが、M4ねじに対する強度区分7Tの締め付けトルクは270N・cmとありましたので。 SUS303は加工硬化を狙った準安定オーステナイト組織の材料ですが、M4の様に加工硬化があまり見込めない場合は、強度区分50以下相当(強度区分4T以下)となり、掛けるトルクも単純に4/7倍程度にしなければならないと思います。 単純に過大な応力を負荷した為に延性破断しているのではないでしょうか?
質問者
お礼
有難うございます。延性破断の可能性が高いと思いますので、追求してみます。
お礼
ありがとうございます。このメッキをしていると、表面がごわごわ(スポンジの表面のよう)で破断面もはっきりしません。生地・ガス軟窒化後の面とは明らかに様相が違ってきております。