- 締切済み
「婢や」はなんて読むんですか?
昭和初期くらいの古い本を読んでいたところ、「婢やが洗濯物を仕舞って」のような表現がありました。 当時はどこに家にもいた住み込みの女中さん?のことだと思いますが、読み方はは「ねえや」でいいのでしょうか。回答お待ちしています。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- kine-ore
- ベストアンサー率54% (808/1481)
こちらの本には「婢(ねい)やだ/\」と記しています。 参照:三上知治「七いろ唐辛」磯部甲陽堂 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/908131/32?viewMode=
くだらないこと。 「住み込みのお手伝いさん」は,還暦をいくらかすぎたぼくでも実物を知らず,「話のうえのみの存在」といえます。 代表的にはTVドラマの『コメットさん』。1978~79年の大場久美子版でも「なにそれ?」の人がおおいのに,ぼくは1967~68年の九重佑三子版から観てるもんなあ。彼女は農村から「口減らし」ででてきた娘ではなく,メリーポピンズをパクった魔法少女で,いわば人間界へ堕天使ふうにやってきた留学生。当時すでに,そういう状況の話に変化していた。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%95%E3%82%93 ほぼ現実どおりなのが,西岸良平の漫画『三丁目の夕日』。雑誌連載は1974年かららしいが,舞台は1955~1964年の高度経済成長期の東京。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E4%B8%81%E7%9B%AE%E3%81%AE%E5%A4%95%E6%97%A5 2005年の実写映画版では,住み込みの自動車修理工の少年「六さん」が,堀北真希演じる少女「六ちゃん」に変更されているが,東北の農村から集団就職で上京した状況設定はおなじ。映画の最後は,自分を「口減らし」と思い込み正月にも帰省しないという彼女が,誤解だとわかって上野駅に向かうシーンだった。 学校教育では,なかなか現代史まで教える時間がないけれども,この映画を観せれば一発でわかるよ。
補足。 >当時の農村部は貧しく,「住まわせてくれ食わせてくれれば,それだけでいい」という若い娘が,都市へでてきて雇用されていたのです。 そういう境遇の娘を「はしため」と表現した点を,ぼくは「ばかやろう」だと批判しているのです。たとえ日本文学史に名が残る文豪でもね。根性たたき直すためにぶんなぐるぞ。
「婢」の訓読みは,ぼくは「はしため」(意味は字の構成のとおり「卑しい女」)しか知りません。 しかし「~や」が送ってあり,文脈から女中・下女を指しているようなので,「ねえや」と読むと<推測>されます。ふつうは「姉」や「姐」の字を使います。しかし、むかしの文学者は,国語辞書無視というか,勝手きわまる用字をしましたのでね。この文例のばかやろうの作家は誰ですか(笑)? 昭和初期は,ふつうの会社課長とか高校校長くらいでも一戸建ての家をもち,そこの「女中部屋」に,結婚前の若い女性を家事手伝いや子守として住まわせていました。童謡『赤とんぼ』の世界ですね。当時の農村部は貧しく,「住まわせてくれ食わせてくれれば,それだけでいい」という若い娘が,都市へでてきて雇用されていたのです。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
当時はどこに家にもいた住み込みの女中さん?のことだと思いますが、読み方はは「ねえや」でいいのでしょうか。 はい「ねえや」でいいと思います。漢字は「姉」「婢」「姐」などです。 https://dictionary.goo.ne.jp/jn/169699/meaning/m0u/%E5%A7%89%E3%82%84/