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大坂の陣で

シナリオを書いています。 大坂の陣の時期の話です。 豊臣に仕える女たちについてどう表現すればよいか迷っています。 女中と表現すべきでしょうか。 侍女でしょうか。 適当な表現を教えてください。 よろしくお願いします。

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  • tyr134
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回答No.4

歴史的には、「女中」が正解ですね。 ただ、現代では「死語」になってる一つで、これに変わる言葉は「お手伝いさん」です。 ====以下引用=== 女中【ジョチュウ】 1 よその家に雇われて家事の手伝いなどをする女性。現在は「お手伝いさん」という。 2 旅館・料理屋で、客への給仕や雑用に当たる女性。 3 婦人を敬っていう語。御婦人。 4 近世、宮仕えをしている女性。または、武家の殿中に奉公している女性。御殿女中。奥女中。 『デジタル大辞泉』より http://kotobank.jp/word/%E5%A5%B3%E4%B8%AD ===以上=== ただ、古事記に貴人に付き従う女性として「侍女【マカタチ】」という言葉が出てきます。 例:「豊玉毘売の―玉器を持ちて/古事記(上訓)」 なので、古代(貴族社会)では「マカタチ」が使われ近世から近代(武家社会)では「女中」が使われていたのかもしれません。 一方、「侍女(ジジョ)(英:handmaid)」というのは、西洋で貴人や裕福層に雇われた女性達の事ですね。 ただ、この場合隷属的な身分ではなくあくまでも雇われる側・雇う側はほぼ対等な立場にあったようです。 まぁ、ホテルなんかでお客さんをもてなしてる職員に近いイメージですかね。 よく言われる「メイド(maid)」というのは、上記の「handmaid」も含めた「家事労働に従事する女性」一般を指して使われた語ですね。 ただ、「handmaid」の例でもわかるように、いろんな種類というか階級があって、貴族階級の娘がより上位の貴族に仕えるものから、奴隷まで様々存在したようです。 日本では、「丁稚奉公」として農村の娘が町の武家や商家に仕えたりしてたようで、戦後までその文化は残っていたようです。(戦後は義務教育を終えると、花嫁修業として出されたそうです) と、話が脱線気味になってきたのでこの辺でまとめに入ります。 他の方の回答と重なりますがシナリオの文体・雰囲気しだいで選んでみていいかと思います。 時代考証や当時の雰囲気を少しでも出したいなら「女中」、だれでも解りやすくしたいなら「侍女」といったところでしょうか。 所詮はフィクションなんですから、気軽に考えても良いと思いますよ。(気を悪くされたらすみません。悪意は無いのでその辺りはご了解ください) NHKの大河ドラマだって時代考証そっちのけで物語性を重視して作られてますからね。 別にそれが悪いと言ってるわけではなく、歴史というのは8割はフィクションだというのが私の持論ですので。(その辺りは参考URLに私の考えを述べた過去の回答を載せておきます。) どうしても時代考証を重視して、忠実に再現したいのであれば「女中」でしょうか。 ではでは参考になれば幸いです。

参考URL:
http://okwave.jp/qa/q3631077.html

その他の回答 (3)

回答No.3

文章内容の状況によると思います。 a)武家に仕える女性を指す「一般的呼称」 女中、女中衆 時代劇で、「お女中」というセリフも聞きますね。豊臣期、江戸前期も同様だと思います。 b)特定の人のお付きの女中を指す場合。 侍女も可、女中も可、と思います。 「淀が、水を飲みたいと言った。侍女が水を運んできた」など。 なお、「女中」が一般的に使われていたことを示す、当時の史料には事欠きません。下記2点の史料は、大坂落城の有り様を記録したものです。 1、「女中がた、いでられ申さず候やうに、栄翁申候へども、それにも、かまひ申さず、出申候」(『おきく物語』) (女中さんたち、ここから出ないようにと、武田栄翁(豊臣の部将)が仰ったが、それにかまわず出ました) 2、「秀頼ならびに御袋、大野修理、早水甲斐守以下、付女中衆、数多(あまた)籠りおり、降を乞う」(『本光国師日記』) (秀頼、淀、大野治長、速水守久、以下、お付きの女中衆など、多数が籠っていて、降伏を願い出た)

  • kuroneko3
  • ベストアンサー率42% (250/589)
回答No.2

 そのシナリオの作風にもよると思います。  女中という呼称は,近世から近代にかけて日本で使われていたものであり,豊臣家でも女中ないしこれに類する呼称を用いていた可能性が高いので,そういう時代考証を重視するなら「女中」を使ってもよいと思います。女中にも上女中とか下女中とか様々な身分があったようなので,そうした身分関係までリアルに表現するなら「女中」という言葉を使うしかないでしょう。  これに対し,侍女という言葉はもともと英語でいうlady`s maidやhandmaidの訳語であり,近代以前の日本でそのような呼称が使われていたわけではないので,史実として豊臣家に仕えた女性達が「侍女」と呼ばれていた事実はおそらくないでしょう。  ただし,女中という呼称は現代ではほとんど死語となっていますので,現代人に対する分かりやすさを重視するのであれば,侍女という言葉を使っても差し支えないかと思われます(先の回答者様とはほぼ正反対の意見になってしまいますが)。

  • yokii22
  • ベストアンサー率39% (129/326)
回答No.1

侍女が正解です。間違いありません! 下記はウイキペディアの抜粋です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%80%E6%AE%BF 近江国の戦国大名・浅井長政の娘[4]。 母は織田信秀の娘・市。織田信長の姪にあたる。 同母妹に初(常高院、京極高次正室)と江(崇源院、徳川秀忠正室)、異母弟妹には京極竜子の侍女(姥)となったくす、千姫の乳母となった刑部卿局と浅井井頼がいる。 念のため、女中に関するURLも入れておきます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E4%B8%AD

ashitahemukatte
質問者

お礼

ありがとうございます。助かりました。