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Googleの今後

グーグル・ジャパンが新社屋に移転するとともに、人員を2倍にするとのことです。 今でさえ、グーグルのサービスは多岐に亘り、お腹いっぱいで利用しきれない(個人的感想です)のに、今後その2倍のサービスを社会に供給するなんて、どんなことを考え、予定しているのでしょう? そして我々の生活をどう変えて行こうとしているのでしょう? できれば、一般の人より少し詳しい人、・・・ジャーナリストとか、社会学者(のタマゴさん)とか、IT業界の人とか、の意見が聞ければ嬉しいです。

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  • 92128bwsd
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回答No.3

Googleと言うかアルファベットですが収入の90パーセントが昔からの広告収入です。モバイル広告がまだ伸びる余地はあるし高い利益率から十二分のキャッシュを持っているので当分心配はいらないと思えるのですが、ビジネス構造的には盤石とは言えないと思います。世界的に見れば、中国からは締め出されているし、ヨーロッパではプライバシーに対する規制の強化が続いてGoogleの広告収入の原動力にもなっているユーザーの嗜好性の分析が思うようにできません。また広告の収入源は無尽蔵にあるわけでなく、昔ながらのテレビ、ラジオ、新聞などの広告の置き換えに過ぎないので、成長市場を抑えられなければいつか収入、利益が頭打ちになります。市場が頭打ちになると価格競争が起こり(つまり広告掲載料の値下げ)利益を圧迫するようになるでしょう。 その点Amazonなんかは開発投資比率が高すぎて株主から批判を浴びつつも(そしてジェフ・べゾスCEOの趣味としか思えない様な開発投資もあるけれど)、e-commerce だけでなく、世界一のデータセンタービジネスを作り、今はEchoでハードウェアビジネスを立ち上げ、エコシステムを作っていて、一つのビジネスに頼らない柱を作っています。 Googleも巨額の開発投資をし続けているとは言え、収入源を増やすことには成功しておらず、今は有り余るキャッシュをビジネス構造の多様化に投資する段階なのだと思います。 でも日本で社員募集しているテーマはどうもこれまでのビジネス強化の延長線の様ですね。 Googleは社是に”Don’t be evil” (邪悪になるな)を掲げていて、それはマイクロソフトのように巨大になって傲慢になっていったとされる企業の轍を踏むな、と言うことなのですが、別にマイクロソフトが邪悪だったわけではなくただ力関係から言って彼らの顧客企業が弱い立場になってそう言う批判をされただけ。その意味ではすでにGoogleの顧客企業からは邪悪と言われる事はあります。これは力が強くなれば当然出てくる批判です。それから、Googleは企業が自社商品が検索に引っかかりやすくする(SEO)為の解析,ツールのサービスもやっていますが見ようによっては兵器の商人と同じで敵同士の顧客に優れた武器を売っているような側面もあると思います。 GoogleがITの巨人に追いつけていないのは、 Data Center, クラウドサービス Amazon,Microsoft,IBM 有償映像配信 Netflix, Amazon 業務ツール Salesforce, Microsoft ハードウェア Apple, Microsoft, Amazon SNS Facebook 取り敢えず、上の一つか二つは真剣に取りに行かないとまずいと思います。

e-toshi54
質問者

お礼

多岐に亘るご賢察痛み入ります。 「Don't be evil.」と言う社是には、小生も感動しました。「悪魔になっても儲けろ」と言いながら頑張ってきた日本の企業が廃れていくのは複雑な心境です。ToshibaとかSharpとか、まあSonyとか。 そして、いままさに悪魔のように経済活動をしている中国企業もその道をたどるのは(小生の死後でしょうが)歴史は繰り返すの喩え通りになるでしょう。 一大帝国となったGoogleにもその徹を踏んでいくのか・・・。 「奢れるものは久しからず」何百年も前に琵琶法師が詠った詩が、今後も生き続くのでしょう。

その他の回答 (2)

  • yaasan
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回答No.2

一人にたくさんのサービスを利用してもらおう、ではなくて全員に何かしら一つでもサービスを利用してもらおう、という考えだと思います。 今まで検索だけという人が一つサービスを利用すると他のサービスも使えるかな、と利用し出すのを期待しているのだと。 今お腹一杯の人には期待してないと思います。 そして一定の時期を見て採算の合わないサービスをどんどん終了させていくのだと思います。

e-toshi54
質問者

お礼

ご意見ありがとうございました。 システムを構築してしまえば、メンテ以外手はかからないし、採算の合わない(グーグルにもあるのかな?)のを止めるのなら人手は減る方向だし・・・。 やって欲しいことをやるのがグーグルなら、日本ではまず人手不足解消なのでしょうが、・・・もっとエンタメよりなのかな~。

回答No.1

それは偏にAI化でしょう。 ディープラーニングを主体とした新しいAIはITと とても相性がよく、もっとも速くAI化が進むであろう分野です。 また自動走行車、ロボットハンド、機械翻訳など他分野へのAI化もGoogleは積極的に取り組んでいます。 Googleはこれまでお金を使いすぎなぐらい使って来た企業だったりしますが(それを上回る儲けがでている訳ですが)、また新サービスや実験的なこともどんどん拡大させてきましたが、ダメそうだと思うとバンバン切っても来ました。そこら辺の動向を見ていると、特別な考えがあるというよりは「これ良さそう」と思うと手を出すって感じでどんどんいろんなことに取り組んでいる感じですね。「選択と集中なんてのは儲かっていない企業がやること」ってところでしょう。 日本はあまり重要な拠点でもないので、人材が増やされたのは、中国で直接商売するのが政治的に困難だから、ワンクションとして日本を土台にしているは。日本はITインフラも進んでいますし、日本政府は中国政府のように自国のIT企業を育てるための優遇をしたり保護政策をしたりなど行いませんからね。

e-toshi54
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 GoogleにはMSのように、儲けばかりに走って欲しくないという希望があります。 AIも金もうけの道具でなく、テロ・戦争をなくすとか、貧富の差をなくす(縮める)とか、卑近なところでは、クルマの渋滞を減らすとかを志向してくれたらなぁと思います。

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