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大学受験化学 有効数字の使い方
温度の有効数字の扱いがわからないので教えてください。 ある問題で、 温度20度 34.0g 46.0g 60.0g という数字が出てきました。 これらの有効数字は上から順に、2桁、3桁、3桁、3桁だと思いました。 そこで回答を最も少ない2桁で出したところ、解答は3桁になっていました。 温度は有効数字については考えないのでしょうか。
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大学受験で温度を扱う問題だと、気体定数を使うような計算かな? もしそうなら、273+20=293で 293(度)を掛け算(割り算)に用いていませんか? 足し算の有効数字は、有効桁位の大きい方の数で決まります。 293度、20度どちらの有効桁位も一の位ですから、 293度の有効桁位は1の位になり 有効数字は3桁になります。 ですから、質量(有効数字3桁)と温度を乗(除)算した結果の有効数字も 3桁になります。 余談ですが、 有効数字の概念は、筆算・計算尺時代の計算の簡略化のためのもので、 あたりまえにパソコンでデータ処理をする現在ではあまり意味がなくなっていますね。 (データの精度は、桁数よりも±何%とした方がより正確です。) まあ、数値の精度を意識させる意味はあるのかもしれませんが。
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よくわかりました。ありがとうございました。