酵素は熱に弱く化学式も提示されていないので摂取して

質問

酵素は熱に弱く化学式も提示されていないので摂取しても体に効果が出ることはないってことは黒酢も酵素なのでお酢を飲んでも意味ないってことですか？

黒酢は別ですか？

回答No.3

sailor · ベストアンサー

まぁ、酵素ってのはタンパク質なんで、幾ら摂取しても口から入る限り酵素そのものが体内にそのまま入る事は有りませんよ。人体の消化酵素や胃酸などによって分解されてしまいますからねぇ。それから黒酢は酵素ではありません。黒酢の元になる物質を酢酸菌が酵素によって分解・合成をおこなった結果できたものです。まぁ、もちろん酢酸菌も含んでいるので酵素も含まれてはいますが、その酵素が人体に入って酵素そのものの働きをすることは有りません。

基本的に人体はタンパク質を摂取してもそのままのタンパク質の状態で体内に取り込むことは有りません。一度アミノ酸というたんぱく質の原料のレベルまで分解してから体内で再度、人体に必要なたんぱく質へと合成されなおして使われるんですよ。これはたんぱく質の一種である酵素に対しても同じです。これが上手く行われないとアレルギーというようなことになる場合もあります。例えば特定のたんぱく質を分解する酵素を持たない（または不活性な）状態の人がそのたんぱく質を含む食事をすると、十分に分解できなかったたんぱく質が体内に入り込み、免疫機能が、これを自分とは違う異質なたんぱく質（外敵）と見なし攻撃するというといういわゆる食物アレルギーとなるわけです。

まぁ、ある特定の食品には不足しがちなアミノ酸（タンパク質の原料）を補う作用があることは確かですし、生きたままの菌類を含む食材なども体内で有害な菌の増殖を抑える働きがある事は確かです。ただし、あくまでも酵素を口から入れてもその酵素が体の中で（消化管の中にいる間に短時間働くことは有るかもしれないが、血液中でとかはない）酵素として働くことは有りません。あればそれこそ異常なことなのです。

まぁ、しかし、黒酢や乳酸菌・その他の酵素や発酵食品が無意味という話ではありません。ただし、この酵素は凄く良いからとか、この酵素が効くとか言うのは眉唾と思ったほうが良いでしょうね。味噌や納豆、醤油や最近はやりの塩こうじなどは菌の持つ酵素で発酵した黒酢と同じ発酵食品ですが、きわめて多様なアミノ酸を含み消化も良いのでとても有用な食品であることは確かです。

おまけ
酵素というのは多くの場合働く環境がかなり限定されますし補酵素というものが必要な場合も多いのです。ＰＨ（酸性やアルカリ性の度合い）や温度や酸素な有り無しなどの条件が整わないと本来の働きはしない物が殆どです。

また乳酸菌のような善玉菌でも栄養摂取という面からみると人体には邪魔な菌なのです。ただし、乳酸菌のように人体にとって有害な物質を生成しないで繁殖力の強い菌が腸内にいると、他の毒性のある菌などが入ってきても乳酸菌に押されて繁殖できない状況を作れるので善玉菌と呼ばれているのです。

お礼

ありがとうございます

回答No.2

ichikawa2017

>黒酢も酵素なので
黒酢＝酵素ではありません。
酵素の働きでできた物が黒酢です。

＞お酢を飲んでも意味ないってことですか？
意味はあります。
お酢の主成分である酢酸には体内に摂取されるとクエン酸回路と呼ばれる反応でエネルギーを生み出すなどの反応を起こします。
又脂肪酸類も生成します。
この脂肪酸類に脈硬化症、喘息、関節炎、血栓症、などの治療や防止効果があります。
最近の健康ブームでお酢を飲めというのはこの効果が期待できて健康が維持できるからだという理由によるものです。

＞黒酢は別ですか？
別ではありません。
透明な食酢よりも多くの化学物質が含まれているという特徴があります。
このために外観が黒く見えることから黒いお酢という意味の黒酢と呼ばれています。
黒酢には酢酸だけではなく人体に有益な複数のアミノ酸やポリフェノールなどが含まれていて健康に良いとされています。

お礼

ありがとうございます

回答No.1

seble

たぶん、前提条件が別についている記述な気がします。

＞化学式も提示されていないので

特定の商品について、だけ、言っている事ではありませんか？
酵素にも化学式はあるでしょうし、単に、その、、商品には表示がないとか何とかそんなような事を前提に、効果がない、と言っているだけでしょ？
黒酢＝酵素　でも無いと思います。完全なイコールではないでしょ。

お礼

ありがとうございます