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憲法改正の疑問
憲法改正の疑問 無知で申し訳ないんですが、憲法改正についてここまで話題に上がっているのは何故なんでしょうか?。 国会でいくら揉めても、最後は国民投票ありますよね? なのに、野党が猛反対に一部の人達は抗議デモまでしているのが不思議で。 むしろ、国会で改正案が通ったら決まると考えてるから、反体派は焦っているんでしょうか?。 また、憲法改正に反対している民進党や共産党の支持層が高齢者ばかりなのはやはり戦争を恐れているからなんですか?。
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憲法改正と言うと条件反射のように9条の改正だけが議論されますが、改正が必要と言いますか時代にそぐわなくなっている項目や欠落している点が多数あります。 最近話題になったモリカケ問題もスキャンダルに焦点が集中していますが私学に対して公的資金を提供することは現憲法の表面的な字句からすれば憲法違反となります。 現在は私学助成金は条文の解釈で合憲とされています。 解釈で運用されているという意味では9条と自衛隊の関係と同じです。 教育費の無償化問題なども現憲法のままでは難しくなります。 類似のものとして来年実施される陛下の生前退位も条文の解釈にのみ従って行われます。 日常的には馴染みがありませんが人権に関しても多々議論があります。 良好な環境に暮らす環境権などという概念は現憲法にはありません。 公共の福祉に関しても多々議論があります。 現憲法が制定された当時はPKOなどという国際的な制度がありませんでしたので規定がありません。 国際貢献という視点からではなく9条がらみの自衛隊の交戦権の問題と混同されてしまっています。 PKOと同様にSNSなど無い時代でしたのでネット上の権利や情報の取り扱いなどに関する規定が欠落しています。 >憲法改正についてここまで話題に上がっているのは何故なんでしょうか?。 北朝鮮の挑発行為と中国の南シナ海での行動が座視できなくなってきたことが直接の原因です。 >野党が猛反対に一部の人達は抗議デモまでしているのが不思議でむしろ国会で改正案が通ったら決まると考えてるから、反体派は焦っているんでしょうか 国民投票というものの性格が、英国のEU離脱問題に関する国民投票のように議論ではなくその場のムードで結果が出てしまうということを警戒しています。 >憲法改正に反対している民進党や共産党の支持層が高齢者ばかりなのはやはり戦争を恐れているからなんですか?。 そうとばかりは言い切れない部分があります。 若年層は70年も昔に定められた憲法に拘ること自体に懐疑的な見方をする傾向が強いことも影響しています。 この点に関しましては高齢者層と若年者層とで乖離があるのは情報収集源の問題だと考えている人もいます。 高齢者が情報を入手するのが新聞とTVであるのに対して若年者層はネットからも情報を得ている違いだと考えているようです。 新聞やTVは政権批判を主として取り上げますが、ネットでは情報が一方的に送り付けられるだけではなく相互に意見交換が可能な上に最新情報が新聞やTVで行われる編集という過程を経ずに生のまま入手できることも影響していると考えられています。 結果的に高齢者層は憲法改正反対の意見に親和性が高くなり若年者層はネットなどから憲法改正など国際常識だという情報も持っていますので憲法改正反対には違和感を持ちます。
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- SPROCKETER
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日本ほど戦争嫌いの国はありません。自国を戦場にして構わないと考えている政治家は与党を含めてほとんどいないでしょうね。核戦争を覚悟しなければなりませんからね。原発に核攻撃されたら、国が無くなりますからね。それを知らない人はいないはずです。 憲法改正なんて、実現出来るわけありません。昔から提出されては否決される歴史を繰り返して来た問題で、復古主義者の妄想に過ぎません。核保有国が急増する時代が始まり、個別的核戦力保持が一般化する可能性が強くなって、パニックに陥っている人達が動揺しているだけの話です。 今の自衛隊の装備を見ればわかりますが、ロシアや中国に比べて近代化が遅れているでしょう。ロボット兵器すら持っていないのです。これで戦って勝てるわけがないですね。憲法改正したって、自衛隊の体質は変わりません。要するに、憲法改正そのものが砂上の楼閣で、核戦争は想定外、原発攻撃も想定外、自国が敗北して体制が崩壊するのも想定外という、ナンセンスの極みの楽観主義の上に構築された妄想で、信じる人なんてほとんどいませんよね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 少なくとも日本が戦火に包まれることを望む人は誰も居ないでしょう。 ニュースで毎日のようにテロ被害者の凄惨なる姿を目の当たりにしていますし。 そういう意味では移民を日本に向かえないように、海外支援という名のもとにお金をバラ撒く政策はマシですよね(批判的な意見も多いですが)。 実際に国民投票になっても、「変わる事を恐れる」のは人の真理ですから難しいですよね。 私も改憲の必要性は大いに理解していますが、いざ国民投票になった時に賛成票を投じれる自信はありません。
- pringlez
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私の個人的な意見をまず。私は20年以上前から積極的な憲法改正派です。特に9条は必ず改憲すべきだと思います。でも安倍政権下ではやってほしくありません。石破さん主導ならやってほしいと思います。 なぜ安倍はダメで石破はいいのか。簡単に書きますと、安倍はごまかしが多い、石破は愚直で筋が通っているからです。 例えば集団的自衛権の際は国会答弁の時間は長かったのですが、内容がほとんどありませんでした。現在の法律ではホルムズ海峡封鎖のような状況時に介入できないから、それに介入できるように法律を改正するんだという説明でした。国会でもテレビの討論番組でも、自民党の議員はホルムズ海峡ホルムズ海峡と連呼していました。 しかし、終盤になって、やっぱりホルムズ海峡は関係ありませんでした、新しい法律でもホルムズ海峡有事には介入できませんと答弁を変えてしまいました。じゃあ今までの答弁は何だったんだと野党は当然怒ります。しかしもうずいぶん議論したので十分でしょうと強行採決をしてしまう。 あのやり方はひどい。 共謀罪もそうです。答弁しても大臣が自分はよくわかりません、法案を通してからゆっくり説明しますで強行採決に入ってしまいました。法務大臣がクソみたいな素人だったので、それ以上答弁を続けさせるとまずいという事での強行採決です。 どちらもまともな議論をせずに数の力で押し通しました。重要法案なのにそういうことを平気でする人だから、信用できなくなりました。 憲法の場合は国民投票がありますが、国民はYesかNoかしか意思表明をできません。おかしい部分があると思っても議論に参加できるわけではありません。法案なんて100%賛成できるケースは少ないです。だからこそ、国会での議論のプロセスが重要なのです。 今までの自民党はきちんと国会で議論をする姿勢がありました。しかし安倍にはそれが全く無い。憲法改正は積極派だが安倍はNo。そういう人も結構います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私も憲法改正賛成ですし、安倍政権下ではやって欲しくないですね、、。 稲田防衛大臣なんて素人に国防を任せる人事には呆れましたし。 「憲法を改正した総理大臣」として名を残したがってるようにしか思えませんし、説明責任も果たせない人に改憲は任せられないですよね。
- 177019
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「憲法を改正し自衛隊を明記しいつでも海外へ派兵できる体制にしよう」という自民系の思惑があるからだと思います。「国民投票はあります?」といくら唱えてもこれだけ自民系が多いのですから(今回の選挙結果を見ても)国会で改正案が通ったらいくら反対票を投じても、微々たるものではと私は思います。「戦争を恐れている?」貴方は恐れていないのですか?憲法第9条は「戦争放棄」です。ですから戦後日本はアメリカの傘の本、安全に過ごして来ましたが、これを変えるとなると、戦前の日本社会に戻り、自衛隊員を戦闘状態にある国に派兵しなくてはなりません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 海外派兵は私も好ましく思いませんが、中国の軍事強化及び、領海侵犯が繰り返される毎日です。 尖閣諸島での衝突事故もありましたが、万が一に衝突することがあった時に武力をもたない日本では抵抗すらまともに出来ずに蹂躪されるのは不安に思いませんか?。 いくらアメリカが竹島や尖閣諸島は日本の領土だと言っても、中国も韓国も聞く耳を持たず、トランプさんの影響もあってアメリカの傘も万全ではなくなっていると思いますし。 少しは他国に警戒させる力を日本が持ってもいいのではないでしょうか?。 最も、国際的な発言権強化の為の改正(海外派兵および、戦争参加)ではなく、日本を守る事を一番に考えての改正案である事を願いますが。
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お礼
ご回答ありがとうございます。 詳しく解説して頂いて、ありがとうございます。 確かにEU脱退だったり、マスメディアの偏った報道とか聞くとそうなりますよね。 時代の変化と共に文化が進化するように、憲法も補っていくべきですよね。 とても参考になりました。