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方陣算の問題
ご質問させていただきます。 以下の方陣算の問題ですが、解答を読んでも理解できません。 どなたか分かりやすく解説して頂けないでしょうか? 「10円玉を正方形の形に並べようとしたところ22枚足りなかったので、縦、横ともに1列ずつ減らしたところ、9枚余りました。10円玉は全部で何枚ありますか?」 という問題で、解答は234枚なのですが、解説がシンプル過ぎて理解できません。 どなたか丁寧に解説して頂けないでしょうか? よろしくお願いいたします。
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まず、大人の(高校生以上の?)考え方は次の通りです。 最初に、縦、横ともに10円玉をn+1枚ずつ並べようとしたとすると、 (n+1)^2-n^2=2n+1=22+9=31(差) (2n+1=31の式は、他の回答において既出) 小学校4年生のレベルで、2n+1=n+(n+1)と考えることができるかどうかは疑問です。 そこで、上の差31に着目して、おおよその見当を付けます。 8×8=64、9×9=81,10×10=100 ここまでは、暗算でできます。 さらに、11×11=121ですが、これを11×(10+1)=11×10+11×1=110+11=121と考えれば、暗算レベルでできますが、考えられなければ、普通に11×11=121と計算すればいいです。 9×9-8×8=81-64=17、10×10-9×9=100-81=19、11×11-10×10=121-100=21 これから、縦、横ともに10円玉の枚数が8→9→10→11と1ずつ増えていくと、差は17→19→21と2ずつ増えていき、(31-17)÷2=14÷2=7であるから、 {(8+7)+1}×{(8+7)+1}-(8+7)×(8+7)=16×16-15×15=31になると予想できます。 そして、実際に計算すると、16×16-15×15=256-225=31になります。 また、さらに検算として、 16×16-22=256-22=234、15×15+9=225+9=234になるので、答えは234枚になります。 ※小学校4年生のレベルでは、以上のように考えるのが限界かと思われます。
お礼
大人向けと小学生向けの解答を用意してくださって、ありがとうございます。 大変参考になりました。
- asuncion
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いきなりnなんて持ち出すと確かにわかりづらそうですね。 では、15とか16とかの大きい数よりももっと小さい数、 例えば3とか4あたりではどうでしょうか。 3行3列から4行4列にするには何枚必要?→3 + 4 = 7枚 じゃあ、4行4列から5行5列にするには何枚必要?→4 + 5 = 9枚 じゃあ、5行5列から6行6列にするには何枚必要?→5 + 6 = 11枚 (中略) じゃあ、15行15列から16行16列にするには何枚必要?→15 + 16 = 31枚 この31枚っていうのが、「22枚足りない」と「9枚あまる」の差であることを 理解していただくとよいのではないかと思います。
お礼
小学生向けの解答も考えてくださって、感謝いたします。 この度はありがとうございました。
- asuncion
- ベストアンサー率33% (2127/6289)
9枚あまった状態において、n行n列の方陣ができている。 (n+1)行(n+1)列の方陣にするには22枚足りない。 「9枚あまり」と「22枚不足」の差は31枚。 n, n+1という、隣り合わせの数を足すと31。 このとき、nは15。 よって、10円玉の枚数は15 * 15 + 9 = 234枚。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とても良く理解できました。 画像も分かりやすかったです。 私自身は良く理解できたのですが、これを小学校4年生の息子に教えるとなると、なかなか難しい作業になりそうです。 この度はありがとうございました。