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技術の進歩によってなくなる製品
VRが進化・普及すれば、大型ディスプレイや家庭用ミニシアターは資源やスペース電力の無駄となるでしょうか?
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>そうです、全員がVRを持っている状態で 全員がスタートレックのホロスタジオのような仮想現実を所有している状態ですか? 違いますよね。眼鏡型ディスプレイを持っている状態ですよね。 仮想現実を実現する手段として眼鏡型ディスプレイが注目されているために、VRというのは眼鏡型ディスプレイだと勘違いしている人が多いのですが、質問者さんも勘違いしていらっしゃるようですね。 ご質問の意図は、ディズニーランドにある、偏光眼鏡をかけて立体映像を見ながら、部屋全体を傾けたり動かしたりすることにより、あたかも宇宙ロケットに乗って宇宙に飛び出したような加速感や、宙返りをする遠心力、急制動をして前につんのめる感じを感じさせるVR(=仮想現実)設備をすべての個人が一人に1軒ずつ所有しているのではなくて、ただ単に眼鏡型ディスプレイを持っているだけですよね。 VR(=仮想現実)とは直接的には関係がなく、眼鏡型ディスプレイを使ったら、電気やスペース等の削減にならないか?という質問ですよね? これは10年ぐらい前からビジネスの世界で問題になっているTCO(Total Cost of Ownership)に関する問題です。 ノートパソコンが10万円を切る価格になってくると、課長か係長の決済で買えるようになります。すると自分の業務のために自分専用のノートパソコンが欲しい、ということを言い出す社員が出てきます。9万円のノートパソコンを課長決済で買います。するといつの間にか100人の社員が自分用のノートパソコンを使うようになり、総額900万円のコストがかかっていました。それだけでなく、パソコンで使用するソフトの費用も莫大になってきました。 マイクロソフトが、ある企業に、オフィスの不正コピーの使用料を払うように訴訟を起こしました。過去数年にさかのぼって数百万円の使用料を払うようにという判決が下りました。これが契機となって、パソコンの価格だけでなくソフトなどを含めた、コンピュータを社内で保有することに必要なコストの総額としてのTCO(Total Cost of Ownership)という概念が重要視されるようになりました。 1台9万円のノートパソコンを900万円払って100人の社員が1人1台、合計100台保有して、100台分のオフィス使用料を払うより、1台50万円の高性能のパソコンを10台500万円で買って、オフィス使用料を10台分支払い、交替で使う方が効率的で無駄が省けます。 SIer が大勢のSEを雇っているような場合には、1人に1台必要かもしれませんが、多くの企業では営業マンなどが外回りの日報を書いたり、他社のサイトで価格を調べたりなどに使うので、1日のうち30分かせいぜい1時間ぐらいしか使わなかったりします。営業会議などで、出席者全員に眼鏡を装着させると、発言者の身振り手振りや顔の表情が見えなくなってしまいます。1人に1台のパソコンと眼鏡ディスプレイは、無駄以外の何物でもないように思います。 一人暮らしの個人で使うのなら、使い勝手の良いディスプレイであると思います。 >カプセルホテルや老人病院などで、 カプセルホテルに泊まって眼鏡型ディスプレイでダーティーハリーを見るのにはよいと思いますが、VR(仮想現実)でクリント・イーストウッドの股ぐらをのぞき込みたいとは思いません。 年を取って老人病院に入院して、映画ダイアナ妃の真実を見て、VRで主演女優のグレース・ケリーのスカートの中を・・・ちょっと見たいかも(^-^; まず眼鏡型ディスプレイはVRではないことを認識してください。 そのうえで、TCOを考えると、 大型ディスプレイや家庭用ミニシアターは資源やスペース電力の無駄となる とは限らないことをお考えください。
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- QCD2001
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No.3です。 >VRで「自分よりちょっと離れた空間にディスプレイが浮かんでいるように」作れれば。 ご質問の意図は、「仮想現実がより現実に近くなれば」 ではなくて「眼鏡型ディスプレイが買いやすくなれば」 だったのですね? この問題はちょっと複雑です。 私は昭和29年生まれです。ということは映画の3丁目の夕日の時代に生まれたのです。私の家は親戚に電気屋さん(当時はラジオ屋さんと呼んだ)があった関係で、近所で最初にテレビを買いました。するとご近所の人たちが私の家にテレビを見に来ました。あの映画と同じです。コンセントが外れているのに気が付かずにテレビを壊すようなことはしませんでしたけれどね。 隣近所のたぶん50~100人に対してテレビ1台分のスペースと電力を消費していたように思います。人口1人当たりのテレビによる電力消費量は、テレビ1台の電力の50~100分の1と考えられます。 1964年の東京オリンピックの時に、テレビが爆発的に普及しました。1家に1台テレビがあるようになりました。 当時は5人ぐらいの家族が普通でしたから、5人に対して1台分のテレビのスペースと電力が使われていたことになります。人口1人当たりの電力消費量はテレビ1台の5分の一に増えました。ですから人口1人当りに使われるスペースと電力は昭和30年代の10倍になったわけです。 なお、テレビ1台の電力消費量は、白黒テレビがカラーテレビになったため増えています。 その後、トランジスタによるテレビが開発されて消費電力が減少しましたが、その一方で家族に1台ではなく自分用のテレビが欲しいという需要が出てきました。液晶テレビによって電力消費量は減少しましたがディスプレーの大型化による電力消費量の増加もあります。 眼鏡型ディスプレーは、1人に1台の需要に拍車をかけることになるでしょう。 テレビ1台当たりの消費電力とスペースは減少しますが、人口1人当たりの保有するテレビの数が増えます。するとトータルで人口1人当たりの、テレビにより消費される電力が増加するのか減少するのかはわかりません。 昭和30年代には50人に1台でテレビを見ていました。これが眼鏡型ディスプレーにより1人に1台になったとき、1台当たりの消費電力は昭和30年代の50分の1にはなっていないように思います。電力の消費量はむしろ増えそうな気がしますがいかがでしょう?
- nijjin
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VRゴーグルとTVでは見え方が違います。 TVやスクリーンを見ながら食事や会話、新聞を読むなどはできますがVRゴーグルを被るとそれはできません。 仮に透過したとしても映像の先に透けて見えているのでやはりTVとは違った見え方になります。 また、TV・スクリーンは複数人で見れますがVRは一人でしか見れません。 あと音の問題があります。 TVやスクリーンは5.1chや7.1chなどのサラウンドが可能ですがVRだと専用のヘッドホンが必要になったりします。 ヘッドホンを使うと周囲の音が聞こえないので来客や宅急便の荷物が届いても気づかない可能性もあります。
補足
仕様面の不都合さはわかります。 例えば、カプセルホテルや老人病院などで、大型画面を設置する予算もないところに選択肢として提供されるのではないかと思います。
- QCD2001
- ベストアンサー率58% (325/554)
>VRが進化・普及すれば レンズと凹面鏡の組み合わせにより空中に立体映像を映し出す技術は30年以上前からあります。この方法を使うと、映画のスタートレックに出てくるホロ映像のような立体映像が可能になると予想されます。わたしは進化したVRというと、このようなものを思い浮かべるのですが、質問者さんは眼鏡から進化していないものしか考えていないようですね。 しかし、これで立体映画を映すためには設備が大きくなり、資源やスペースが必要になるから、大型ディスプレイや家庭用ミニシアターの方が資源やスペース、電力の節約になります。 これを応用したものとして、箱の中にコインが見えているのだけれども、そのコインを掴もうとして箱の中に手を入れても、手が素通りしてしまってコインを掴めない、というおもちゃが売られています。 空中に霧を充満させ、そこにレーザーで立体映像を映し出す技術が1970年の大阪万博で紹介されていました。動く歩道の途中に魚が泳いでいる像が映し出され、通行人はその魚の中を通り抜ける、という趣向でした。 しかし、設備が大きいうえ、霧を拡散させないように作ることが難しかったため、単なる技術の紹介にとどまりました。これがもっと進化して普及したらよかったのにと思います。しかし、大型ディスプレーや家庭用ミニシアターの方が資源、スペース、電力の節約になります。 ところで、自宅のソファーに寝っ転がってドラマを見るときには、足元から見る視点の映像は見たくありません。質問者さんは家でリラックスして寝っ転がってテレビを見るとき、足元からの視点での映像を見たいですか? 眼鏡でも、ホロ画像でも、立体映像にすると寝っ転がって見ようとすれば足元から見上げた映像になってしまいます。そんなものより私は、平面の映像の方がいいと思いますよ。
補足
うーん、大画面テレビとかどんどん大きくなって、どんどん鮮明に作られるようになりましたが。 VRで「自分よりちょっと離れた空間にディスプレイが浮かんでいるように」作れれば。 大型ディスプレイを購入しなくても、電力も節約できるのではと思ったのですが。
- SPROCKETER
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逆でしょうね。大型ディスプレイやミニシアターの普及で映画館が潰れていくでしょう。 VR(バーチャルリアリティー)と言えば、アイフォンのように眼鏡型の立体視ディスプレイが普及すると信じている人が多いかもしれませんが、あれはバーチャル酔いが改善されず、長時間の使用には不向きです。 平面ディスプレイの方が現実的なバーチャルリアリティーなわけで、今後も大きくは変わらないでしょうね。 脳にバイオコンピュータを移植して使う技術が普及したとしても、CMが勝手に脳に入って来たり、ハッカーに侵入されたりする危険がありますから、手術する人は多くないでしょう。 今までの40年間に渡って、パソコンの平面ディスプレイは基本的には何も変わっていませんから、今後も今と大差無い時代が長く続くと思います。少なくとも今後40年ぐらいは今とほとんど同じでしょうね。
補足
VRの中で見える空間にシアター並みのディスプレイを投影できればいいわけですかね? 顔が動くとディスプレイのある場所も動くというふうに。 左右の耳に微弱な音波を当てるだけで、人間の平衡感覚を操れて、まっすぐ進んでいるつもりで右や左に曲がったりすることができるので、そのうちに酔いも解消する技術ができるかと思います。 VRにかけている眼鏡のデータを登録して調整する技術ができれば。 もっと快適になるでしょうし。 それと、VRはある程度以上重くできないというのもありますね。
資源の無駄と存在価値は違いますね。 VRにバーチャルを求める人がいる一方で、スクリーンにアナログ感を求める人は無くならないと思います。 ただし、おっしゃる電力の無駄は考えられますね。
補足
やっと伝わりました。 そうです、全員がVRを持っている状態で、必要な場所で受信し、映像を受け取るということです。 実際自分はPCならデスクトップ1台ノート3台保有し使い分け、TVモニターも一つあります。 一人一台どころじゃないんです。 これらをVRが映し出す空間内部に仮想的に配置していただければ。 VR一台だけで、後は画面が要らないPCになると思いますが。 それに他人に画面を盗み見られることもないですしね。