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技術の進歩で失ったもの&失うもの
(A)テクノロジーが進化してきた中でこれまで失ってきたもの、あるいは(B)進歩していく中で今後人類が手放すであろうものは何だと思われますか。 (C)それ(ら)は、あなたにとって大切なものでしょうか、それともつまらないものでしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
道具や機械の進化で、人間の動物的な能力や勘が衰えてきている。 あらゆるものが簡単に手に入るようになったため、ハングリー精神やものを大切にする心、忍耐力がなくなり焦りやすく飽きっぽくなってきた。 便利で合理的なことが最優先されるため、心のゆとりやムダを楽しむ心、人のために時間を使うという思いやりがなくなり、殺伐としてきた。 軽い病気がすぐ治るため、健康な人はますます健康になり、弱者の痛みや苦しみへの配慮がなくなってきた。 80歳以上生きられるようになったのに、自分が長生きするというビジョンなく老年期に突入したため、何をしたらいいのかわからない老人が増えている。 今の日本は全体的に、長寿化が進んでいるのにも関わらず生き急いでいる、というイメージです。
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- TT414
- ベストアンサー率18% (72/384)
(A)自然淘汰がなくなってきています。 生物は20億年前後、遺伝性の病気を減らすように進化してきました、テクノロジーの発達が遺伝性の病気を増やしています。 昔は子供を作れる年になる前に死ぬ人(遺伝性の病気で)を、今は救っています、結果遺伝性の病気が後世に伝わります。 また不妊症も治療することにより、遺伝する可能性のある不妊症が遺伝します。
お礼
ご回答ありがとうございます。 テクノロジーが自然淘汰の圧力をキャンセルするだけの力を十分に発揮している点に着目されたわけですね。人為的に遺伝病の因子を培養しているが、その責任の自覚がない、あるいは目をつぶったまま今まで来ていることに同意します。センシティブでなかなか公に指摘しづらい点に言及していただきました。
- p_m_a
- ベストアンサー率13% (12/88)
A)については#4さんの仰るとおりだと思います。人との「生」のコミュニケーションが薄れてきている。その分、人の心が軽視されがちになってきている。と私は思います。 B)ですが、人の心を読むことでしょう。まぁ、読むというか人の心を推し量る力。感情をセーブする力といったほうがいいのではないかと思います。 C) 大切です。今の社会に犯罪が多いのもその表れではないかと思うのは私だけでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 #4の方と同じく、IT技術の進歩に的を絞ったご意見ですね。現代人のコミュニケーション能力は低下していて、それは過剰な技術サポートが大きな原因である、と。IT技術サポートの“お蔭”で、未熟なコミュニケーションスキルしか持たないまま成長している人が増加している、と理解しました。
- jameskun
- ベストアンサー率17% (123/685)
(A)人の心。なんでもシュミレーションの名の下、空想と現実の区別が稀有になってる。特にインターネット。 (B)考える心、探究心。答えがすぐわかる、ものの仕組みや原理を知らなくても、簡単に使えるものが多い。(このサイトも例外ではない。といって、毎日利用してますが。) (C)絶対大切です。本格的なキャッシュレス時代なんかになると、生きる目的も失いそうです。 その兆候が新興宗教や占いブームなどに現れてきてるみたいですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 シミュレーションで薄れている現実と空想の区別を指して、それを「人の心」と呼ばれた達観に興味を覚えました。 また、キャッシュレスになることが大きな変化だとお考えなのでしょうか。現物交換の時代から貨幣価値(数字)の時代になった時点から、既にキャッシュレスとは地続きのようにも思えます。 新興宗教や占いブームとのつながりについては、もう少しご説明いただきたいと感じました。
- ms76
- ベストアンサー率25% (21/81)
A,人の手!いろんなもんが自動化して人がいらなくなってるのでは? B.仕事!なんでも機械で出来るようになるのでは? C.必要! ちょっとおおげさですかね?w
お礼
ご回答ありがとうございます。 雇用の視点からのお答えですね。私の周辺には、「自動化」している技術のお蔭で、毎日深夜・休日まで死ぬほど働いているエンジニアさんが大勢います(^^; ちゃんと「自動化」させるために、ものすごい工数がかかっているのが現実のような印象があり、未来にも同様のイメージを持っているところがあります。
- ayukomix
- ベストアンサー率46% (132/286)
携帯電話やインターネットの進化など、通信技術の発展により、近所づきあいなどのリアルな人間関係が希薄になっているように思えます。 家で何か事件があったときなど、インターネットで知り合ったような遠くの人はすぐには助けてくれませんので、やはり大事なものを失っているんだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ネットワークが広く遠くまでつながったが、これまであった近くのつながりが、ドーナツのように抜けてしまったんですね。具体的なお答えで、よく分かりました。
- EFA15EL
- ベストアンサー率37% (2657/7006)
「時間」を得て「ゆとり」を失ったんです。 テクノロジーの進歩と言う意味ではこれからもそうだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 哲学的なお答えだと感じました。“「時間」を得て”というのは、得ようとして、ということなんでしょうか。「ゆとり」を失い、結局「時間」は手にできていないわけですよね。考えさせられます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 いくつもの興味深い視点をいただきました。特に、長寿化への言及は、精神的な寿命ということを考えさせられます。肉体的な若さが続いたとしても、精神の寿命(?)にはタイムリミットがあるのかもしれないということです。社会学的な対策で解決するものなのか、本質的に生物学的なものなのか、興味深いところです。 身の回りが合理的になりすぎて、非合理が日常からなくなってしまいつつあること(でも退けているだけで非合理はなくなっていないこと)は、養老孟子さんがよく指摘するところですね。 意識しやすい運動系の能力よりも、捉えづらかった感覚や感受性の知覚系の能力、動機付ける力などに具体的に着目していただきました。