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工業技術力ってどう進歩するのでしょう。

江戸時代から明治になって大正昭和と 黒船に脅えていた日本がゼロ戦を作ったり大和を作ったり、 今では色々な世界一の技術があれこれあったり。 なぜ日本はこうも急激に進歩する事ができたのでしょうか? 元から職人の腕前は凄いものがあったそうですが。 欧米はそんなに新設丁寧に日本に技術をあれこれ 教えてくれたのでしょうか? 日本と似た経過を辿った国はあるのでしょうか? 中国もかつての日本の様に急激に技術的に進歩して 20年、30年後に世界一の技術を多く保有して行く事も あるのでしょうか?

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  • potachie
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回答No.1

出だしを忘れてるよ~。 鉄砲伝来が1543年、1575年の長篠の戦いの時にはすでに、量産化どころか鉄砲が戦術のかなめになりました。1592年の朝鮮出兵の時には、世界の鉄砲の8割くらいを日本が持っているという状態に。 鉄砲技師がいたわけではなく、日本に持ち込まれた鉄砲を分解し、真似をして作ったところかた始まって、50年で世界一の保有国になったわけです。 日本のすごさは、職人のすごさだけではなく、その技術を使うことにあります。 それは軍事面だけじゃなく、生活面でも。江戸時代、日本にはすでに活字がありました。木版でしたけどね。当時、すでに庶民に向けての出版文化があり、瓦版という新聞も。ニュースを少しでも早く伝えるために、予め文字を彫った木を組み合わせて印刷するって方法を考えたんですね。 日本には「市場」があったんです。今もそして飛鳥時代にさかのぼる昔でも。 海外は、この手の新しい技術は支配者層とかお金持ちのものだったんですが、日本では庶民に見せてナンボという感覚が昔からあったみたいです。 その原動力は、たぶん、寺子屋に代表される、読み書き算盤です。江戸時代くらいの時期に「数学」を庶民の娯楽にしてしまった国って日本くらいなんじゃない? 今の昔も、世界から見て日本がヘンというのは、たぶん文字です。日本人は1歳児から文字が読めます。そんなヘンな言葉は世界を探しても珍しいです。 明治初期と終戦後の占領下の2回、日本では全国の人たちを対象としたテストを実施しています。当時、日本を植民地にしようと考えた外国人はその理由としていうのは自分たちが支配して文明化してあげるよ、というもの。力で勝てない日本の支配者は、では、日本人の文明度をテストしよう、と提案して、実施したわけです。 で、2回とも、そのテスト現場を見て、外国人は日本の支配を諦めます。なにせ、その辺にいる農民やおっちゃん、おばちゃんがテスト会場に来て問題を解いているわけです。支配者層や金持ちではなく、その辺で肉体労働をしているような人たちが文字を読んでるんだもの。 文字を支配者層と聖職者のものとして、支配に使ってきた文化とは、ちょっと違うよね。 黒船に怯えているってご質問者さんは書いているけど、黒船が来た時、その海岸には庶民がおしかけて人だかりができて、出店が出たり、黒船に物売りに行ったりしていたとか、黒船が来た数日後には瓦版で江戸中の人がそのことを知っていたんですよ。怯えているというよりも、興味津々だったんですね。 日本人がいろいろなものをすぐに取り入れるのって、この辺の話なんじゃないかな。日本の場合、地動説なんて、学者より先に庶民が先に信じたわけですしね。日食や星の動きなど、天動説じゃ仕組みが複雑すぎてヘンだな、って、吉原の花魁のゴシップと同レベルで話題になってたらしいですよ。今も昔も商売っけがあったりオタク気質だったと思っても間違っていない気がする・・・。

noname#228046
質問者

お礼

知識欲 好奇心 共感 発明。色々刺激しあったのでしょうかね。 それでも色々と西洋とは遅れがあった様ですが。 ご回答ありがとうございました。

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