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傑物と豪傑はどちらの方が凄い人と言う意味ですか?
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「傑物」は、「傑」という属性(特徴)を持った人物 という意味で、「豪傑」は、「豪」という属性と「傑」という属性を「合わせ持った人物」のことですから、字義的には「豪傑」のほうが「凄い」・・・ はずです。 ただ、「傑」は、人物の能力、人格などが優れている場合であり、「豪」はもともと「固い毛」「ヤマアラシ」を表す言葉で、肉体的・武勇面での評価です。評価の対象が違う。 なので、やせ細った傑物はいても、やせ細った豪傑はいそうにないイメージです。 異論もあるでしょうが私は、傑物というと、勝海舟を。豪傑というと宮本武蔵を思い出します。 ------ 余談ですが、現代人の評価の場合 昨今「豪傑」という言葉を、良い意味で使っているのを見た事がありません。「アナタは豪傑だ」と評されたら皮肉を言われたと思ったほうがいいんじゃないか、とお思いますね。 大酒呑み(酒豪)を「豪傑」と表したり、日本刀を持って警察署に抗議に行ったりすると「豪傑だねぇ」とか言って苦笑する、ような使い方です。 「傑物」もほとんど見ません。 「戦後の日本政界に傑物は見当たらない。せいぜい田中角栄くらいか」などという嘆きを時々見る程度です。まあ角栄さんを傑物に入れるかどうかには異論もありそうですが、「傑物」という言葉に悪い意味ではないわけです。
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noname#232424
回答No.1
傑物は,とくに脳味噌がすぐれた人物の意味合いだと思います。体力が足りなくても傑物たりえるでしょう。 豪傑は,とくに体力や胆力がすぐれた人物の意味合いだと思います。脳味噌が足りなくても豪傑たりうるでしょう。
質問者
お礼
どうもありがとうございました。
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