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なぜ蕎麦屋は辛気臭いのでしょうか?
- 蕎麦は陽性とされる食材ではなく、灰色の色調から店舗も暗くなりがちです。
- 一方、うどんや寿司は陰性とされる食材であり、明るい白色の色調から店舗も明るさを感じさせます。
- これはマクロビオティックやスピリチュアルな理由での食物からのオーラにも関連しているかもしれません。
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こんにちは。 私は、農家生まれの妻と結婚した年のお盆に妻の実家に遊びに行った際に妻の母親が打ってくれた手打ち蕎麦の美味しさに感動して蕎麦好きになった男です。 このような、経緯を妻は知ってるため手打ち蕎麦店の食べ歩きに妻も付き合ってくれますので、地元周辺(茨城・栃木)で美味しいと評判の手打ち蕎麦店には何店舗も行ってますが、やはり蕎麦好きな人は年配者が多いですから「客層から辛気臭い」と感じるのではないでしょうか。 なお、蕎麦が黒っぽいのは蕎麦殻ごと挽く「挽きぐるみ」という田舎蕎麦の一種で蕎麦殻を除いた「丸抜き」と言われる更科蕎麦は素麺のように上品な白っぽい蕎麦です。 また、日本三大ウドンの一つとされる群馬県の水沢ウドンの老舗店主によると白っぽいウドンは安い輸入小麦粉で打ったウドンで二毛作の多い群馬県産の純国産小麦粉で打った手打ちウドンは黄ばみがあるのが本物と言ってましたが、確かに美味しかったですけれど、小盛りウドンでも千円という高い料金でも食べに来る「マニアックな客層が多いせいか辛気臭い店」と思いました。 恐らく、盛り蕎麦1枚が千円とか2千円という手打ち蕎麦店もマニアックな客層が多いから辛気臭いと感じるのだと思いますが、私のようにマニアックな蕎麦好きの1人になると辛気臭いとは思わなくなるものです。
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- takuranke
- ベストアンサー率31% (3923/12455)
老舗であれば、 創業当時のたたずまいのところが多く、 今は繁華街になっていても創業当時は田舎と言うところが多かったので、 建築そのものも、当時の都市部より垢抜けていないことがあったのだと思います。 東京でも昔からある個人店のうどん屋さんは、 蕎麦屋さんに似たような内装のところがあります。 (江戸時代もともと蕎麦はうどん屋が出していた) 寿司屋の場合、 店台に白木を使うところが多く、 それで全体的に明るく見える場合があるのでは。 漆の店台だと、 照明もあいまって暗い雰囲気になったりします。
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ありがとうございます。麺喜やしま(渋谷)などは佇まいが老舗蕎麦屋と変わりませんが、やはり白いうどんは見栄えがして明るさがありますね。
- hiromegumi42
- ベストアンサー率10% (21/204)
和の落ち着いた雰囲気がよいと思いますが。 大人向けですね。
お礼
ありがとうございます 辛気臭いという言葉がそれ自体にネガティブな意味を内包しているため脊髄反射的にレスポンスを頂いた方には申し訳ないと思いました 薄暗い、みたいなイメージで質問させて頂きました
- ichikawa2017
- ベストアンサー率54% (452/836)
北海道にお住まいのようですが北海道でもこんな雰囲気でしょうか。 辛気臭いかどうか分かりませんが、関東地方とくに東京では、新築のマンションの部屋よりも古民家の雰囲気に近いでしょう。 新しい店でも敢えてこういう雰囲気にしています。 北関東は古くから小麦の生産地であったこともあり、日常的に饂飩を食べますが、古くから東京に住んでいた人は蕎麦を好みます。 東京は全国から人が集まってきますので、最近は東京生まれでも饂飩の方がいいという人もいます。 落語の「ときそば」も元々上方落語で「ときうどん」でした。 これを江戸へ持ってきたときにうどんをそばに変えています。 忠臣蔵の芝居でも討ち入り前に集まったのがうどん屋の二階ではなくそば屋の二階に設定されています。 このような点からすると江戸ではうどんよりもそばの方がポピュラーだったということが考えられます。 おそらく、古くから東京に住んでいた人はこの江戸の文化というか習慣を引き継いでいるのでしょう。 この習慣はなぜ?ということになると諸説紛々です。 古い江戸弁では、そばはたべるでもすするでもなく「たぐる」と言います。 江戸は職人の街でしかも火災が多かったことから建築関係の職人つまり大工の多い街でした。 身軽である必要があることから昼食は極めて小食でした。 これも仕事の合間に済ませていましたので、そばをヒョイヒョイとつまんでオシマイでした。 この仕種が「さばをたぐる」という表現になったようです。 と、まぁ~そんなこんなで、そば屋→江戸の下町という連想があり、この連想から古民家の雰囲気になったのでしょう。 逆にうどん屋はうどん屋→江戸の下町という連想が働き難く通常の飲食店とかわらない雰囲気になっているのでしょう。 古くはそばと同じようにファーストフードだった寿司の店が明るいのは、鮮魚を扱いますので何よりも清潔感が必要です。 結局真新しい白木造りが主体となり、照明もそば屋よりも明るくしてあります。 これに比べればそば屋は辛気臭いといわれても已むを得ません。 蛇足 ご質問で栄養豊富な食品とされていますが、これも茹でたお汁つまりそば湯に抽出されていますので、健康食品として召し上がるのであれば、もりそばやざるそばを食べた後でつけ汁にそば湯を入れて飲んで下さい。 なお、もりとざるの差は海苔が乗っているかどうかの違いではなくつけ汁の違いです。 ざるそば用にはみりんを使いますがもりは使いません。 これを間違えないように目印に海苔を乗せているだけです。 こいうこともあって関西にはもりそばがありません。 最近もりそばのことをせいろと言う店がありますが、本来のせいろそばであれば蒸しそばです。 今時蒸しそばを出すとこは無いでしょう。
お礼
詳細ありがとうございます。 なるほどやはり長い歴史と伝統、そして食文化および建築の伝統が江戸当初からの風情を感じさせるわけですね。 それが現代の視点からすればある種の古臭さ、辛気臭さでもあり、同時に赴きのある雰囲気を醸成しているのかもしれませんね。 寿司は素手で生ものを扱いますから食中毒のリスクが高く、当時でいうところの新品部材である白木を使っていたのですね。
- doraneko66
- ベストアンサー率11% (535/4742)
悪く思えば、そうなるだけです。 よく言えば、日本的な馴染みがあり親しみを感じるし落ち着きます。 何となく立ち食いとかじゃなきゃ、長く座っていても許される気がします。 あまり盛況な場であると回転率が高いイメージで、食ったらすぐ帰らないと悪く感じます。 ノスタルジーな感じとか、モダンでぼやけているのが落ち着きのある感じです。 古風な感覚があなたの環境にはなかったし、触れてこなかった興味がなかっただけでしょう。
お礼
ありがとうございます 辛気臭いという言葉がそれ自体にネガティブな意味を内包しているため脊髄反射的にレスポンスを頂いた方には申し訳ないと思いました 薄暗い、みたいなイメージで質問させて頂きました
- vaf326
- ベストアンサー率16% (285/1721)
富士ソバなんか明るい感じがしますけど、気のせいではないかと思います。 アピールの仕方がへたなんでしょう。それと味に自信があるため、外観に お金をかける必要なしって事もあるかと思います。
お礼
ありがとうございます 辛気臭いという言葉がそれ自体にネガティブな意味を内包しているため脊髄反射的にレスポンスを頂いた方には申し訳ないと思いました 薄暗い、みたいなイメージで質問させて頂きました
- fs64vvz
- ベストアンサー率31% (353/1129)
別に詳しい人間じゃなく陰性陽性とかあまり気にしたことはないのですが食べることは好きです。 うどんはお腹にたまるというか、お腹いっぱいになる実感があります。麺が太めで食べ応えもありますしね。なので若い人も食べに来ます。 有名どころが東海以西だからというのもあるかも。 一方お蕎麦はヘルシーですが江戸っ子の粋な食べ物としてのカラーが未だに残っていて、大盛りの設定もない店が多いし、黙ってズルズル食べて食べ終わったらすぐ店を出る、的な雰囲気がありますよね。 一人で来て立ち食い屋さんで仕事中にパッと食べるか、座敷のある店も少なくなく年配の方の会食の場にもなっていてガツガツ働く若い人や賑やかに食べたい人には敷居が高いイメージです。 どちらのお客さんも掴むために、最近は両方出すチェーン店も増えているのではないでしょうか。 余談ですがラーメンは店ごとにその両方のカラーのどっちかが出てると思います。私語禁止みたいなお店もありましたね。
お礼
ありがとうございます もともと夜鷹そば?も寿司も屋台で大衆食だったのが 高級路線に枝分かれしたというのはいきさつがありそうですね そこには仕込みやそば打ちの労苦・技術が絡んでいるかもしれません それがここ10年で機械化が急ピッチで進んでいますので、 また新たな蕎麦の食文化のターニングポイントにきています 寿司の個人店がつぶれているのに蕎麦屋はけっこう残っている、 というのも突き詰めていくとなかなか面白そうです 栄養学的な側面、食文化の側面、陰陽スピリチュアルな側面で調べてみます
- E-1077
- ベストアンサー率25% (3258/12620)
あちこち突っ込みどころ満載で楽しい話題ですね。 色々言いたいことはありますが、食物の持つ陰陽と店構えやディスプレイの逆説的な位置づけについてだけ。 これは世の中が好景気になるとマイナーな曲が流行る。その逆もまたあり。 なことと似ているのでは?と思いました。 でも、蕎麦屋を辛気臭いと考えるということはまだお若い方なのかなとも思ったりしました。あのたたずまいを「わびさび」の境地だとは思わないのかしら? 最近できた寿司屋はこの際外します。 老舗と呼ばれる店はすべからくこの法則なのか? 陰には陰で・・・も良いように感じます。つまりはそれにどっぷり浸ることで堪能できるから。蕎麦屋が辛気臭くてもOKでしょう?だってそれで永年続いているわけですもの。だからこそ続いているともいえるのでは? そういう点で考え直すと、また別の側面が見られるかも知れませんね。
お礼
辛気臭いから悪いとは一言も書いてないのですが(笑)
- ithi
- ベストアンサー率20% (1972/9601)
chiewaver2017 さん、こんばんは。 かつて池波正太郎という小説家がいました。食通としても知られ、エッセイも何冊も書いています。 東京はそば屋の聖地ですが、 最近気づいたのですが、どうも店のたたずまいが辛気臭いというか、 そういう感じがします。 蕎麦の美味しいところって、店の主がこだわりを持っていたり、何代も続いているとかそういうところが多いみたいですね。でも池波は自分のなじみの店が代変わりすると、一回は食べに来るけど、雰囲気がよくない店だと思うとそのまま通わなくなるそうです。
お礼
老舗で歴史が長いからというのが第一にありそうですね
お礼
すいません、辛気臭いというのが形容詞として正しかったか分かりませんが英語でいうとgloomyとか(a little)spookyですね tpg0さんがそのマニアックな店から感じられた印象というのは同じ辛気臭いでもmeanとか(host's)narrow-mindedという感じでしょうか、これも理解できます 粉の話で思い出しましたが製粉所で感じられる粉っぽさも、似たような独特の薄暗さ、辛気臭さを醸し出しているのを思い出しました、これが年代ものの家屋と相まって独特の雰囲気になっているんでしょうね、実際それが陰陽の陽の空気感なのかもしれません、そこはもう少し調べる必要がありますが それを意識して最初から作っている十割そば嵯峨谷などはわざと古い塗装をして漆喰にわらを練りこんでいるようで、これらもやはり客層をつかむためといいえそうです、でもあの店は若い女性も意外と入っているのが驚きですね