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ガバナフリー運転の発電機
掲題の件ですが、 ガバナフリー運転の発電機は普段からガバナフリー運転をしているのでしょうか? それとも必要が生じた時、負荷制限を解除しガバナフリーにするのでしょうか? 発電機は、 ガバナフリー運転しかできないそれ用の機種なのでしょうか? 普通の機種をガバナフリーに割り当てるのでしょうか?
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なかなか回答されませんので、知る限りの概要を記載してみます。 一般にMW級以上の発電所はガバナフリー運転機能は持っています、kWクラス以下は自然エネルギー優先(河川水量、太陽光、風力等々)でガバナフリー運転機能は無いのが一般的です。 離島等では機械的なストレスが大きいことからガバナフリー運転機器を定めて運転しているようです。(各機器の機械的なストレス劣化を均一とするため) 電力会社エリア内では、さらに多数の発電機が並列運転していますので各所の個別ガバナによるフリー運転とはせず、各電力会社においてエリア内の規定周波数維持のための必要発電量を中央演算装置において実施し、ガバナフリー運転対象箇所のガバナ設定値に対し数値指令または上げ下げ指令により各発電機の出力を調整し、各電力会社エリア内の電力安定運転を実施しているようです。 (ガバナフリー運転以上の精度・応答速度で発電機運転を行っているようです)
お礼
ありがとうございました。 ということは、ガバナフリー運転は、 ガバナフリー専用機種や専用設備ではなく、通常の発電をする、通常の発電設備を、 負荷制限解除その他の設定をすることでガバナフリー運転をさせる、 ということのようですね。 但し、ガバナフリー運転機能を有した設備である必要はあると思いますが。 またガバナフリー運転は、緊急時にガバナフリー化するのではなく、 日頃からガバナフリー運転させているということみたいですね。 また、ガバナの目標値は随時変更しているということですか、これは初耳でした。