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「からくれないに水くくるとは」
こんばんは。 (曰く) 「ちはやぶる神代もきかず龍田川」 【訊きたいポイント】・・・「からくれないに水くくる」とは? 宜しくお願い致します。
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>(曰く)「ちはやぶる神代もきかず龍田川」 >【訊きたいポイント】・・・「からくれないに水くくる」とは? ⇒落語ネタも出たことだし、「まずは元歌を知るべし」との声もあったことだし、いやそれより何より、言い出しっぺの責任としてチョー真面目に…。 「ちはやぶる 神代も聞かず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは」鑑賞の巻 ★語句 ちはやぶる:神にかかる枕詞(原義は「勢いが強く敏捷である」)。 神代も聞かず:奇異なことであふれているカミの時代でも聞いたことがない。 龍田川:奈良県平群郡にあった龍田山の脇を流れていた川。 からくれなゐに:「から」は唐または韓(=外国の、舶来の)。「くれなゐ」は美しい紅色。 水くくるとは:「くくり染め」(=しぼり染め)にするとは。 ★大意 不思議なことばかりあったというカミ、ミコトの時代でも聞いたことがない。龍田川が紅葉で水を美しい紅の色にくくり染めにしているとは。 ★作者 この歌の作者は、「六歌仙」の一人とされる在原業平朝臣(ありはらのなりひらあそん、726~881年)で、「多情多感の美男の代表」とされている。
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- Sakura2568
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ご自身でお調べになったほうが良いですよ~ 先のお二人の話を信じてしまっては大変だわww 間違いじゃないけど平安の百人一首とその後に作られた江戸の遊女が同じ舞台なわけないでしょ? まずは元ネタを知ってくださいな。
お礼
Sakura2568様、ご回答ありがとうございます。 >「まずは元ネタを知ってくださいな。」 ご教授、宜しくお願い致します。
龍田川は,江戸時代の相撲取りの「しこ名」です。村一番の力持ちで,村相撲では負け知らずでしたが,本物の相撲取りになりたくて江戸ででてきます。たいへんな精進をして,とうとう大関になり,金持ちのひいきもつくようになりました。 あるとき,ひいきは龍田川を初めて吉原に連れていき,当代一のおいらん「千早太夫」に会わせようとしました。ところが,千早のほうでは相撲取りが嫌いだったのか,振ってしまいます。そこで妹分の「神代大夫」に話をしたところ,「ねえさんのいやなものは,わちきもいやでありんす」と言うことをききませんでした。 龍田川は赤恥をかかされて,もう江戸にいるのは恥ずかしいといって田舎に帰ってしまいます。実家は豆腐屋でしたので,力自慢にものをいわせて豆をひき,せっせと商売にいそしみました。 あるとき,汚い女乞食が店の前に現れ,「おからをめぐんでください」と龍田川に頼みました。気のいい龍田川は「いくらでも持っていきなさい」と答え,おから差し出しながら女乞食の顔を見ると,たいそうやつれていますが,まごうことなき千早大夫のなれのはて。龍田川は,差し出したおからを引っ込め,「おまえのためにわしは相撲取りをやめたんだ。おまえにやるおからはないわい」と千早を突き飛ばしました。よれよれの女乞食が元相撲取りの怪力で突き飛ばされたものですから,たまりません。宙をぶーんと飛んでいき,井戸の中にどぼーんと落ちて,水を潜りました。 そこで,からくれないに水くぐるとは。 最後の「とは」は千早の本名です。
お礼
passersby2様、こんばんは。ご回答ありがとうございます。 「ちはやぶる神代も聞かず龍田川からくれゐに水くくるとは」 ・・・という、お話なんですね。
- eroero4649
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「おからを貰えなかったので井戸に身を投げて自殺した」って意味です。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E6%97%A9%E6%8C%AF%E3%82%8B
お礼
eroero4649様、こんばんは。ご回答ありがとうございます。 ・・・お伽噺よ
補足
・・・とは?
お礼
Nakey702様、こんばんは。ご回答ありがとうございます。 >「言い出しっぺの責任としてチョー真面目に…。」 はい。 >「「ちはやぶる 神代も聞かず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは」鑑賞の巻 ★語句 ちはやぶる:神にかかる枕詞(原義は「勢いが強く敏捷である」)。 神代も聞かず:奇異なことであふれているカミの時代でも聞いたことがない。 龍田川:奈良県平群郡にあった龍田山の脇を流れていた川。 からくれなゐに:「から」は唐または韓(=外国の、舶来の)。「くれなゐ」は美しい紅色。 水くくるとは:「くくり染め」(=しぼり染め)にするとは。 ★大意 不思議なことばかりあったというカミ、ミコトの時代でも聞いたことがない。龍田川が紅葉で水を美しい紅の色にくくり染めにしているとは。 ★作者 この歌の作者は、「六歌仙」の一人とされる在原業平朝臣(ありはらのなりひらあそん、726~881年)で、「多情多感の美男の代表」とされている。」 なるほど、「ご隠居」が「どういうことか」と問われて困る、というわけですね。
補足
>「★大意 不思議なことばかりあったというカミ、ミコトの時代でも聞いたことがない。龍田川が紅葉で水を美しい紅の色にくくり染めにしているとは。」 うーーーーーーーn しょうがないんでしょうね。