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千早ぶる
先日落語で千早ぶるをテレビで見ました。 知っていても面白いものです。 で本当はどういう意味なのでしょうか? 漢字が自信ないのでひらがなで書きますが 「千早ぶるかみよも聞かずたつたがわ からくれないに水くぐるとは」 です
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下記ページに意味が書かれています。在原業平朝臣の歌ですが、要するに竜田川に舞い落ちた紅葉の美しさをうたったものです。 http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/100i/017.html
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- sophia35
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こんばんは。 えっとですね、「ちはやぶる」とは、「神代」の「神」に掛かる枕言葉ですね。 意味的には#1さんが書かれておりますが、因みに「くくり染め」と言うのは「絞り染め」の事です。 因みにこの句が読まれる背景として、藤原の後ろ立てが欲しかっただけで、愛の無い東宮に嫁した高子が、愛の無い結婚生活に悲観しつつ、昔、愛し合っていた業平に逢いたさに、竜田川に流れる紅葉を描いた屏風に句をつけると言う名目で業平を召し出し、その時に業平が読んだ句が先の「ちはやぶる・・」であります。
お礼
背景がわかるととてもわかります。 大変ありがとうございました。 呼び出された業平はどんな気持ちだったのでしょうね
こんにちは♪ 私もその番組、見ました。(以前CDで聴いたことあり。CDでの「沈黙」・・本当はああいう振りだったのね~と納得^^) さて、お尋ねの歌は、小倉百人一首17番目のものですね。在原業平(ありわらのなりひら)の歌です。 「遠い神代の昔にも(このような不思議なことがあったとは)聞かない。龍田川で、川の水を(紅葉を散り流すことによって)美しい紅色に絞り染めにするとは!」という、感動を詠ったものだそうです。 龍田川に紅葉が散り流れている光景を見て、「水色の布を真紅の絞り染めにしている」と譬えたのですね。(ちょっと技巧に走り過ぎ?・・でも、綺麗な歌ですね!)
お礼
今まで相撲取りのたつたがわのイメージだったのですが 本当はとても美しい光景だったわけですね。 どうもありがとうございました。
- toko0503
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「千早ぶる」は「神」にかかる枕詞(まくらことば)なんですね。「水くくる」はくくり染め(絞り染め)のことらしいです。 「竜田川の水の表面は、紅葉が川を染めて、まるで絞り染めをしたようだ。川の絞り染めなど、神代にもあったとは聞いたことがない、何とみごとな眺めだろう!」 くだいて言うと、こんな感じでは……
お礼
たいへん ありがとうございました
お礼
早速の回答ありがとうございました。参考になるHPの紹介ありがとうございました。