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小型天体望遠鏡でみれる惑星と惑星の衛星
(大阪で)5万円ぐらいな天体望遠鏡で見ることができる(または、見ることができる可能性がある)惑星と惑星の衛星を教えてください。
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5万円くらいということで、口径6~8センチの屈折望遠鏡を想定して回答します。惑星やその衛星が「見える」といっても、以下の3つのレベルがあります。 レベル1:その存在がわかる。(点像) レベル2:その外形がわかる。(小円盤像または満ち欠けまで) レベル3:その表面の模様や付属する輪などが見える、 五大惑星(水・金・火・木・土)は肉眼でも見えますから、当然この望遠鏡でも見えます。水星・金星では満ち欠け(レベル2まで)、接近した時の火星では大シルチスなどの大きな模様、木星では数本の縞、土星では輪の存在がわかるでしょう(レベル3)。 なお木星や土星は、地球に最も近付いた時と遠ざかった時の距離の比が小さいので、いつみても見かけの大きさにさほど大きな違いはありませんが、火星や金星などはこの比が大きく、火星の視直径は最も小さいときと大きいときとでは6倍以上違いますので、接近しているとき以外は小口径の望遠鏡では模様を見るのは困難です。 天王星(6等)は位置さえわかれば見ることができます(レベル1と2の中間で、高倍率にするとやや大きく見えるので恒星のような点像との違いが分かる程度です)が、海王星(約8等)は微妙で、夜空の明るさなどの条件次第です。(大阪といっても、大阪市の中心部と大阪府の周辺部では夜空の暗さが異なるでしょう) 惑星の衛星では、木星のガリレオ衛星(5等星から6等星の4個)は楽勝で見えます(レベル1)が、土星のタイタン(8等)は海王星と同様です。(レベル1) 下の写真は、たまたま見かけ上天王星が木星に接近したとき(2011年1月8日)、旧型のデジタル1眼レフカメラ(EOS20D)に古い望遠レンズを付けて固定撮影したもので、木星のガリレオ衛星のうちの3個と天王星がほぼ同じ程度の明るさで写っています。(衛星や天王星に合わせて露出したので木星本体は露出過多です) このときガリレオ衛星と天王星は東京の郊外の住宅地で5センチ10倍の双眼鏡でも見えました。
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- FEX2053
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星を「見る」場合、天体望遠鏡の性能以上に、周囲の環境や 天候が大きく影響します。ですので、大阪市内だとやはり 金星・火星・木星・土星が限界、木星のガリレオ衛星は 「見えるはず」なんですが、経験上まず見えません。 ただこれが、冬場で快晴の六甲山頂、深夜2時とかになると かなり見えてきます。木星のガリレオ衛星も多分可能、 土星のリングもうまくすると見えます。さすがにその値段 だと、天王星は微妙なところですが、水星はうまくすると 見えるかもです。 更にこれが、小笠原諸島とかになると・・・。
お礼
結構見えるんですね。
- takuranke
- ベストアンサー率31% (3923/12455)
望遠鏡の性能の話なら、 水星・金星・火星・木星・土星は見えますが、 これらの衛星までは無理です(点で見えるものもありますが)。 接眼レンズが交換できるタイプだと、 倍率変更可能なので、 土星の輪や木星の縞模様等もはっきり見えます。
お礼
性能にもよるんですね。
- qwe2010
- ベストアンサー率19% (2193/11072)
周りの広い範囲での、地上からの光が強ければ、ほとんど見えません。 私の住んでいるところは、半田舎、昔に比べて、☆がほとんど見えなくなっています。 多分、数十分の一くらいです。 晴れた日の夜空を眺めてから、買いましょう。
お礼
家の近所の公園はそこそこは見えると思います。
お礼
木星はかなりはっきりと見えていますね。