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西欧中世社会における領主・農民関係解体の要因についてわかる方お願いします
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5世紀から15世紀までの「無国家時代」と呼ばれる「中世」の終焉そのものです。 農民が日本のような制度的立場でなく、神との契約によるものだった西欧では、農民は物納などを行っていましたが、「資本主義経済」が起こり始め、このままでは現金収入を期待できないと農民が都市へ労働者として流入することになりました。 その後、農民を失った領主は吸収・合併を行いましたが、限界があり、自らの土地の所有権を明確化し、「領地」として徴税権や関税という権利を持ちました。それがその後の近代領域主権国家の誕生のもととなっています。 長くなりましたが、解体の要因を強いて単語で挙げるなら、資本主義経済の発生でしょうか。